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今の時代がいちばんいいよと言えない時代だけれど

ちょっと導入は暗い書き出しになるんすけど職業柄、手荒れがまあ酷くて酷くてここ数年はゾンビみたいな手が全く良くならず慢性的に痛み痒みを伴っていた。手に力をあまり入れることが出来ずに(力を入れると皮膚がバックリ割れるほど弱っているのだ)関節を曲げることでも激痛が走るので細やかな作業がままならず、手を使う作業が何をするにも億劫になる。ダメだと分かっていても気付いたら痒みで手をボリボリかいちゃって血や謎の液体が滲むこともしばしば。皮膚科にはずっと通ってて出されたステロイド錠剤とかを飲んだけば調子のよい時もあるけど身体が慣れてしまったのか割と一時的だったり、仕事が忙しかったりすると元どおり。こんなことが数年も続くとこんな性格の自分ですらなんとなく精神的にもしんどくなってくるもので、痒みと、疲労とストレスが重なるとマジで無の精神でボーッとしながら手をひたすらボリボリかいてるヤバい状態になってる時もあったりした。

そんでついに先週「これは何かを変えなくては一向に良くならんぞ」と思い立ち、仕事を変える気にはなれんしなあと思ったので思い切って治療方法を変えてみることにした。前の皮膚科も決して悪くは無かったんだけど、最新の治療をしている皮膚科を訪ねてみた。そこではUV(特殊な光線なんだろうけど良く分からん)をあえて手荒れをしている箇所に当てて、痒みの元になる細胞?を死滅させて皮膚を良くしていくみたいな内容だった気がする。

先生「ただ強い光線をいきなり当てると慣れていない皮膚がやけどを起こしてしまうから、回数を重ねて治療していきます。大体初めは週1.2回のペースで大体5〜10回目くらいから効果を実感出来るケースが多いね。1回目とかはほぼほぼ効果実感出来ないと思ってください。」

上等ですとも…効果が実感出来るのならば、地獄の果てまでお付き合いしましょう。神でも仏でもなんでもいいから俺の手を治してくれ!と泣きながら先生にお願いして早速その日に1回目の光線治療を受けたのだった。看護師さんにも手にビーム当てられながら、すぐには実感しづらい治療ですけど頑張って通いましょうね〜と励ましてくれた。長い戦いになるけどめげずに通おう…と心に誓った。


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そんで1週間が経過したんですが治療結果を率直に言うと、その後2日程度で手の痛み痒みが明らかに減って、目に見えて効果を実感した。なんじゃこりゃ!ゾンビのようになっていた見た目も明らかに良くなっている。自分の手で違和感なく拳を握れたのはいつぶりだろうか…勿論処方された塗り薬なんかもきちんと塗っているけど、それは今までやっていたことと何ら変わりはない。なんなんすかねこの即効性、プラシーボ効果…?だとしたら俺は催眠術とかされたらすぐかかりそうな勢いだ。まあかなりよくなったので結果オーライです。でも気は抜かず様子は見て行こうと思う。勿論これからも治療をは続けようと思うので、また効果が出たら書きますね。


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ちょっと話は変わるけど、先週誰もが知っている有名な人のしんどくなるニュースがあったでしょう。本当に驚いたし、哀しい気持ちになったんだ。俺はその人のこと、テレビでしか見たことないし素顔なんてなんにも知らないけれど、そんなことする人にはまず見えなかったし、そういう選択をしてしまったってことは何か悩んでたのかなあ思う。心の負荷ってのはとても厄介で、何が原因でどのくらい負荷がかかっているかは当の本人にしか分からないし、時に本人ですら気付かなかったりする。俺は自粛明けに友人と楽しく盛大に酒飲んでた時に自分でも信じられない程に荒れたんだけど、今思うと気付かずに日常で負荷がかかってたのかなあと思う。一番は溜めないこと、趣味好きなことをして適度にストレスを解放すること、あと環境を思い切って変えてみること。時には全てを投げ出して背を向けて逃げちゃってもいいんじゃないかな。難しいことを無責任に言ってるのは承知しているけれど、今回の手荒れの件で環境を変えてみるってのは大事だなあとしみじみ思った。俺にとっては手のコンディションが良いか悪いかでだいぶ気の持ちようが変わる気がする。簡単なことじゃないけれど、こんな時代だからこそ気持ちのコントロールはとても大事だ。しんどいことばかりで嫌になる時もあるけれど、寿司とか食って頑張ろうね。


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