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【高卒新社会人】奮闘記#3

地獄のランチ

👩🏻「そういえば新人ちゃんの歓迎会してなかったヨネ〜‼️この日○○部の皆でランチ行きましょう‼️」

余計なこと言うなマジで。

その提案されたお店は、日替わりランチしかなく、しかも私が大嫌いな生野菜サラダがデフォルトでついている。

しかも私は会食恐怖持ちなので、そもそもみんなと食べるということが苦手なのだ。
(変に見られたくなくて言い出せない)

でかいテーブルを囲んで座る。

何故かみんな気まづそうだ。
お前が言い出しっぺなんだろうが。

特に会話も弾まず、私はサラダを残し、冷ややかな目を感じながら会食は幕を閉じた…

ジンクス

月曜日は怒られやすい。

なんかそんな雰囲気があるのだ。
休み明けで、みんなのテンションが低い。
表情に笑みはなく、無表情で生気がない。

水曜日から週末にかけては、だんだん余裕が出てくるのか結構怒られることは少ない。

垣間見えた闇

とある会話が耳に入ってきた。

「あの人たちって、考えが普通じゃないの思考がおかしいのよ。」

「そうよね、こんな会社に居続けるなんてイカれてるしか理解が出来ない。」

うちの会社にはGoogleの口コミが何件か投稿されているのである。

「うつ病や胃潰瘍で辞める人があとを立たない。どうかしている」
(※1部文章を変えています)

私は何故この会社に入ろうと決めたのか。
自分でも分からない。ただ、とにかく就職したかったのだ…

アイスの差し入れ

「明日は皆さんにアイスの差し入れがありマース!!楽しみにしててくださいね〜(^^)」

いきなり上司が朝礼で叫んだ。

こんなんでも、一応思いやりというかなんと言うか…そういうのあるんだ…と思った。
社会経験がないので、社会の普通は分からないが。

周りの社員たちはざわつき、喜んでいた。

ただ、その光景にゾワッとしたのは未だに覚えている。

「疲れたね〜、でも明日アイスがあるからね〜」
「明日のアイスだけが楽しみなのよ」
「アイス🎶アイス🎶」

なんか怖かった。
自分より数倍歳を重ねた人達が、明日のアイスで高揚している。

でも私も楽しみだった。

どういうアイスなの?
ガリガリ君とかそういう系?あずきバーだったらやだな…

当日。

「アイス配りマース!!!!(^^)」

……

_人人人人人人人人_
>   酒粕のアイス    <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

渋!!!!!!!!!!!!!!!!

まとめ

分からない世界でいっぱいだね。

一概に大人で括っちゃダメなんだよな。
大人も子供もアイスが好きだから、大人がアイスで喜んじゃダメなんて意味わかんないから。

小学校でアイスの差し入れ!ってなったら一大イベントなのにね。

大人は可哀想で切なくて恐ろしい。
秋も乗り越えようね。

前回の奮闘記はこちら↓↓↓

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