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9月24日日記 母も絵が好きだった

こんばんは。お疲れ様です。

今日は実家へ行ってきました。父が外出して、母が一人で留守番しているので様子を見に。軽度の認知症と診断されていますが、行政の介護認定はおりませんでした。認定の為の面談時に、どうやら両親とも「しっかりと」受け答えをしたのがよくなかったようです。

午後に行ったので、お茶とおはぎを出してくれました。その時に、「お昼は何を食べたの?」と聞いたら、「う~ん、何だっけね?何か食べたと思うんだけど・・・最近忘れっぽいからねえ・・」とちょっと途方にくれています。でも、覚えていないことに対して、あんまり困ってないというか、狼狽するとか、自分を責めたりしないで、穏やかな態度なのがほっとします。

「今日は、何月何日か分かる?」(ついつい聞いてします)

「え~っと、え~っと」自分では思い出せないようですが、壁にかけてある、デジタルカレンダーを見ると、分かるようです。

まだ、それを見れば分かる、という事実に安堵する自分がいます。

朝からTVがつけっぱなしで、ずっとTVの前に座っている母なので(ビデオやDVDの操作はもうできません)、できるだけ話しかけるようにしています。といっても他愛のない話ばかりです。

今日は、美術本を持ってきました。レビュー用に借りたものなので、ちょっと見てもらうために。

「別冊太陽 長谷川町子 特集 平凡社」

長谷川町子といえば、サザエさん。これが、母にはツボだったようで、パラパラと見ては、「これ、手元に置いてゆっくり読みたいわ・・・買ってきてくれる?お金は先に渡すから」と言いだすではありませんか。

2週間位まえに、私の家に来た時に、借りて置いてあった

「別冊太陽 山下清 特集 平凡社」

をめくっていた、母が「これ、うちでゆっくり読みたいわ・・」と言っていたことを思い出しました。

そういえば、母は昔から、展覧会に行くと必ず図録とか画集とか買ってきていました。そういうのを見て育った私も美術本は大好きですので、母の影響だったのだなあ、と改めて感じました。

帰宅してネットで探してみたら、在庫がない店もありました。一冊が2千円以上するので私にとっては結構いいお値段なので、もうちょっと調べたいと思ってしまうんですよね・・・でも母の喜ぶ顔も見たいし。注文するかー

今日はこのへんで。おやすみなさい。



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