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セールス・グロース・マガジン

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売上アップや事業成長のヒントが得られるコンテンツをアーカイブ。読んで学べる、実践できる記事を厳選してご紹介します。
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#データ分析

チーフデータオフィサーの仕事

自分がCDOとしてデータ戦略という名目で約3年半考えてきたこと、日々行っていることを目次的に書き出しておきます。 これからデータ活用したい、会社のデータ活用レベルを高めたい、と思っている方のヒントになれば幸いです。 各項目の詳細はご要望があればいつか書くかもしれません。 データ戦略の目的を決める・データ戦略そのものは手段であり、企業の目的、目標達成に貢献するものでなければならない。 ・企業が今目指しているものは何か、それを実現するための戦略は何かを確認する。 ・究極

【心理学を科学する】同調行動をnoteのデータで分析

心理学の効果をnoteのデータを使って分析しようという試みの第14弾❗️❗️ 心理学の〇〇効果を使ってスキ数がアップするみたいなテクニックを、noteの10万件の記事を分析して、本当に効果があるのか調べました。 今回は同調行動について調査しました🔍 同調行動とは同調行動とは、みんなの意見や行動に合わせて、自分も同じように行動をしてしまう心理効果のこと 調査方法noteの人気記事10万件を分析して、タイトルに「同調行動」が使われている記事とそうでない記事の「スキ」数を比較

「意思決定を分析で支援する」という役割について整理する

いろいろな「支援」がごちゃまぜになっている「意思決定を分析で支援する」という表現はここ最近増えた気がしている。ちゃんと計測しているわけではないが、数年前に比べると見聞きする機会が増えたのは強く感じている。 ところが同じ「意思決定を分析で支援する」でもやり方がいくつかあり、責任範囲も全く違うのだがどうやらこれらがごちゃ混ぜになっているようだ。 それだけが原因ではないだろうが、データ分析に関わっている人の間でも同じ職名だがやっていることが全然違うし、求人情報の混乱は悪化してい

【非専門家のためのBIツール入門】無料で使えるBIツール3選!

この記事のポイント・BIツールの業界マップを紹介 ・無料で使えるBIツールがわかる ・用途によってどのBIツールを使えばいいかわかる 前回、【非専門家のためのBIツール入門】そもそもBIツールとは?Excelとの違いは?というテーマで、BIツールとはどういうものなのかを書きました。 今回は、無料で使えるおすすめのBIツールを3つ紹介します。 BIツールの業界マップ BIツールには様々なものがありますが、その立ち位置を知るうえで分かりやすいのが、ガードナー社のマジック・

マーケターなら誰でも簡単に使える、SNSデータを用いたアトリビューション自動解析でコンテンツ/ファンマーケティングの可視化に迫る

自己紹介簡単に大学からこれまでの自己紹介をさせていただきます。 京都大学の医学部人間健康科学科(専攻は医用工学)を卒業し、新卒で医学系の出版社に入社しました。その後は国家試験の分析や書籍編集、新規領域の立ち上げなど幅広く担当させていただきました。データ分析との出会いはここで、どんな軸で分析したらユーザーや学校教員の方にとって嬉しいのか、日々ワクワクしながら仕事に取り組んでいた記憶があります。 その後、分析を軸にスピード感の早い業界を求めて大手ITメガベンチャーへと転職いた

データ分析基盤の作り方

こんにちは、DATAFLUCTのPlatformチームです。 「データを商いに」(datascience for everybusiness.)をvisionとして掲げるDATAFLUCTでは、膨大かつ多種多様なデータを日々取り扱っています。 Platformチームでは、データレイクを活用したプラットフォームの構築・運用を担当し、主にデータの収集、蓄積、分析基盤の構築、データの提供までを行っております。 データを扱うプラットフォームは、主に下図の階層から構築されており、

データ分析の先駆者はあの企業?社内の便利屋が伝説のデータ分析チームになるまで

1990年代、いち早くデータ分析に着手するデータ分析やデータマーケティングは、今では多くの企業に取り入れられ、「ビッグデータ」や「データサイエンティスト」といった言葉も世の中に浸透しつつあります。 しかし、まだそのような派手な言葉もなく、データ分析に注目している人も少ない90年代に、いち早くデータ分析と向き合い、並々ならぬ努力を続けてきた企業が日本にあります。 その名も、大阪ガス株式会社です。 意外な名前に驚いた方もいるかもしれません。大阪ガスはいうまでもなくGoogl

BtoBマーケ|データを突き詰めることは、お客様を知ること| マーケデータベース構築vol.1

BtoBのマーケティングにデータベースは必要なのだろうか?正直1年前まで「BtoBのビジネスにはデータベースは必要ない」と思っていました。この1年間で、BtoBビジネスのマーケティングデータベース構築と運用に関わり、180度認識が変わったのでまとめたいと思います。 求められる顧客理解と体験価値の向上顧客理解の必要性 社会的な要因、テクノロジーの進化など様々な理由から、近年世の中やビジネスが急激な変化にさらされています。モノや情報があふれる中で、物を作って知ってもらえれば売れ