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【ハイパーブック台本】店舗がない店『ダークストア』とは?

こちらの記事はハイパーブック「店舗がない店『ダークストア』とは?」の台本になります。

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以下、記事内容

ダークストアとは、店舗を持たずに都市部に倉庫のみ保有し、そこから配送を行う形態のこと。注文はオンラインのみ。

他の特徴としてはローカルに特化し、独自の配達員を採用している。

スペインのデリバリー企業「Glove(グロボ)」は30分以内に届ける。ユニリーバやネスレ、ロレアルなど小売ブランドと提携するほか、スイスの不動産投資会社とパートナーシップを結び、より効率的に倉庫を確保している。

最近では送料無料で15分で届ける「Fridge No More」がある。

ロンドン拠点の「Dija(ディジャ)」は10分以内に配達可能。商品も2000種類扱っている。ただし、配達料金が1.99ポンド。日本円で約300円かかる。

ロンドンを拠点とする「Jiffy(ジフィー)」は、生鮮食料品と生活必需品をほぼ15分以内に配達することを目指している。さらに2021年後半には20カ所の拠点を設けることを画策。

またAmazon傘下のホールフーズもすでにダークストアを設け、拠点を増やしている。

背景にあるのは新型コロナ拡大の影響により多くの人がインターネットから注文することが増えたため。そしてダークストアが取り扱っている多くが生鮮食料品と生活必需品だ。こういった物は「明日」まで待てず、今日、それもできるだけ「すぐ」届けてほしい場合が多い。

またダークストアの倉庫内は人ではなくロボットが商品をピッキングしている。素早く商品を届けるために、徹底的に効率化がされている。

日本でもUber eatsがコンビニの商品を届けたり、他には献立提案アプリで有名だった「レキピオ」がデジタルコンビニ事業「QuickGet」を誕生させている。これもダークストア同じく、注文があれば商品を30分以内に届ける。ただし、現在は六本木と渋谷が中心で、今後エリアの拡大を目指すらしい。

もしかしたら、次の時代は「明日にでも商品が届けばよかった時代」から「1時間以内に商品が届かないと満足しない時代」になっているのかもしれない。


参考
https://jp.techcrunch.com/2021/03/17/2021-03-16-jiffy-grocery/

https://forbesjapan.com/articles/detail/37316/1/1/1?s=ns

https://forbesjapan.com/articles/detail/19929/1/1/1?s=ns

https://forbesjapan.com/articles/detail/39372/1/1/1?s=ns

https://www.businessinsider.jp/post-212834

https://jp.techcrunch.com/2021/03/08/2021-03-04-dija-launch/

https://thebridge.jp/2020/09/recipio-pre-series-a-round-funding

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