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【5.6日目】時代の変化

令和2年年4月24日。

当時、日本全土で緊急事態宣言なるものが発令され、街中のお店、会社はほぼ閉鎖。人も街から消えていた。

「おでこにレーザー当てますね。」

その日、わたしは歯科医で治療を受けるために来院していた。

うん?なに? 何がなんだかわからず顔を膠着させた。そう。ただ検温をされていたのだ。

コロナ感染者の予防のため、患者にはすべめ体温チェックをしていたのだ。

今でこそ、体温を測る際はおでこにレーザーを当てるが、当時の日本は体温を測るというとまだまだ、脇の間に体温計を挟んで2分ほど音が鳴るまで待つというのが一般的だった。

当時の私は、その体温計の最先端の技術を目の当たりにして、技術の進歩や時代というものが変わることを確信したのである。

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