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「量と質どっちが大事?」に終止符を打つ

こんにちは、シンです。

今回はタイトル通りの話をしてみます。


「量と質いったいどっちが大事なの?」という、

「私と仕事どっちが大事なの?」

くらい永遠に答えの出ない、

闇の深い問題に切り込んでいきます。


実は今回、私の記事を読んでくれた方から、
公式ラインで、

「目標を達成する上で量と質どっちが大事ですか?」

って質問がありました。

(実際の質問はわざわざ目標までわざわざ書いて頂きました。質問頂けるのはめちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます。)


で、早速結論に入ろうと思いますが、

この質問を頂いた時、
正直、全然答えが出ませんでした。

というのも、
自分が何かに挑戦する時に、

「量と質どっちが大事かな?」

って考えた事がなかったからです。

(単細胞ですみませんw)


じゃあなんで考えた事がなかったかを考えた時に(←ややこしいw)

思ったのは、

量と質ってトレードオフの関係じゃないよな。

トレードオフじゃないどころか、

量って質を包含する概念なんじゃないの?

と思いました。

現状、これが僕の答えです。
違ってたら指摘してやって下さいw


一応、僕なりの考えをちゃんと説明します。


具体的な方が分かりやすいので、
まずは勉強を例にしてみます。

勉強の量と質で考えた時、

量→勉強時間
質→アウトプットの質(脳への負荷度合い)

量は分かりやすいですが、
質はちょっと曖昧なので、ラーニングピラミッドで考えました。

効果的な勉強法を示した図ですね。

キャリア教育ラボより引用

簡単に言えば、
脳に負荷がかかる勉強法を採用した方が効果あるよねって話。

ここでは分かりやすく、

質の高い学習→想起学習(アウトプット学習)
質の低い学習→耳勉(講義聞いてインプット)

で考えていきます。

じゃあ目標を達成しようとした時、
どっちをやればいいかって、

当然、前者だと思うんです。

質の高い方法が分かっていながら、
質の低い方法を採用する理由はありませんからね。

ただ、

1日10時間勉強するとして、
ずーーっと脳に負荷のかかる想起学習を続けるのは無理があります。

僕には無理ですw

だから、

僕達は、


そのタイミングで取り得る最大の”質”を求めて、
行動する必要があります。

それを満たしていないものは量(時間)として、
認められません。


朝一の脳が元気な状態で、
想起学習(アウトプット)できるのに、
耳勉(インプット)するのはおかしいですよね。


つまり、

勉強時間=勉強の質が確保された時間

になります。

前半の、

「量は質を包含する」っていうのは、
そういう意味です。


ここまで読んで頂いた方の脳内を想像すると、

「なんか納得できそうで出来ない」

って感じではないでしょうか?

なぜなら僕も完全に腑に落ちてないからw


じゃあ次はジムでの筋トレを例にしてみます。

筋トレは自分がギリギリ10回上がる重さで、
10回を3セットする事が効果的とされてます。

(専門家ではないので細かいツッコミはご遠慮下さいw)

では、仮に、

あなたの適正が、
10Kgのダンベルを10回上げる事である場合、

それを3セットする事が最大の効果を得られるわけです。

仮に1セット目で筋肉が疲れてしまったら、
2セット目は9kg、3セット目は8kgと重さ(質)を落とすかもしれませんが、

そのタイミングで取り得る最大の重さ(質)を
求めているので全く問題ありません。


問題なのは、

1kgのダンベルを100回上げてるような場合です。

これはもう、
”量”をこなした事にはなりませんね。

意味ない筋トレというやつですw

ここまでは勉強の例と同じですが、
重さ以外の”質”を考えてみます。


筋トレの質としてダンベルの重さだけを考えてきましたが、

それ以外にも、

正しいフォームとか、筋肉に対する意識とか、
呼吸法とかあると思います。

これらも”質”の問題ですが、
ダンベルの重さのように”最適解”をすぐに特定する事ができません。

つまり、

質には2種類あるということです。

◯最初から分かりきっているもの
→勉強方法、ダンベルの重さなど

◯量をこなす中で分かるもの
→正しいフォーム、意識の使い方、呼吸など

後者の質はまさに、

『量質転化』

ってやつですね。

「とにかく量だ!量が大事なんだ!!」

って意見はコレを狙っています。

これを言葉のまま受け取って、

1kgのダンベルで100回やっても意味ないのは、
もうお分かり頂けたと思います。

恥ずかしいながら、
過去の僕はこれと似たような事やってました..


長くなったのでまとめると、

①量は質が担保されている(質が担保されていない行動は量に含まれない)

②質の中には量をこなさないと習得できないものがある

こんな感じです。

「じゃあ結論どっちが大事なんだよ?」

その答えは


『マインドが大事』

です。


「は?あなた日本語できますか?」

って感じかと思いますが、

これが僕の結論です。

なぜなら、 

①の質は調べれば分かる事ですが、
それを実行するためにはマインドが必要です。

ノウハウだけ知っても現実が上手くいかないのは、そのノウハウを使いこなすマインドができていないから。

脱サラするにはノウハウよりマインドの方が圧倒的に重要なんです。

(↑これについてはまた詳しく記事にします。
めちゃくちゃ重要なので)

②の質はその人の才能や特性による部分もありますが、行動する中で「質を上げる」という意思(マインド)で差がつくものかと思います。

脳死で量をこなす人より、
質を意識して量をこなす人の方が成長速いですよね。

さらに、

肝心の行動”量”についても、
マインドが重要である事は感覚的に皆な分かってるはずです。


というわけで、

「量と質どっちが大事なの問題」に終止符を打つと、

「マインドが大事だよ」

って結論になりましたw

異論は受け付けます。

最後まで読んで頂きありがとうございました!


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◯プロフィール

脱会社に向けて挑戦を続ける34歳会社員。

28歳で仕事を辞めて「公認会計士試験」への挑戦を決意。

受験中、父親が癌になり、母親が倒れ、自身には60万円の手術が必要になるなどアクシデントが続き2年連続の不合格。

貯金がなくなり、30歳からウーバーイーツを始め、チャリを漕いで生活費を稼ぎながら勉強を継続。

31歳で念願の合格を手にし、
世界最大手の監査法人に就職。

必死に努力して会計士になるも、会計士の仕事が全く自分に合わず苦しい毎日が続く。

32歳で子供が産まれるも、残業の毎日で子供との時間を作れない環境、仕事でメンタルを落とす自分に嫌気がさし、会計士を捨て好きな事で生きていく事を決意。

2024年 脱サラ目指してストイックに挑戦

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