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癒しいやされ お互いさま No.11


これは
花びらが儚く散りはじめた
桜の木の下で
あの子とわたしが交わした
祝福の物語です



ある日
運転中にふっとあの子がよぎる
その意味は
今日とゆう日にわかる



あの子と会えた日は
もう桜の見頃は終わりかけ
一枚一枚の花びら達が
木々からさよならするものと
最後まで
美しく咲き誇るものと
それぞれが次の物語へと
向かいはじめる頃だったね



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あの子とわたしは
なんとなく海でサンドイッチを食べた後
しっぽりめな静かな
お花見をすることになった



「お花見できてよかった」
「ね、わたしも」。
風に舞いつづける桜の花びらは
どこか儚く
だけどその儚さが
人の心に美しさとして
より一層のこる



桜のトンネルくぐりぬけ
「ここにしよ」って
隣同士で腰かけた



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桜パワーなのかな
ゆっくりと
静かに
彼女は言葉を放ってくれた
閉じていたものを
彼女のタイミングで
わたしに開いてくれた




その開いていく
この瞬間そのものは
とても美しく
人のもつ絶大なる愛が
眩しいぐらい光るようにわたしにはみえる




話してくれることも
話そうとしてくれていたことも
なによりも嬉しかったこと
ありがとう




暗闇続く洞穴のようなものから
光の方へと顔をだしはじめることが
どれだけ勇気がいることなのかも
自分の中の向きあいたくないものと
向きあう怖さや強さを
わたしは知っている




だから
だからこそ
彼女と過ごしたあの日の
あの奇跡のような時間は
それだけで
わたしが受けとらせてもらったものは
おおきい





あの子の頬に流れるものは
光の玉のようだった




あの子のなびく髪の毛に
時折り
寄り添うように
うすぴんくの花びらが落ちてくる




人は自分が思い描く
理想像のようなものがあると
それになれない
できない自分を
自分で責めたくなる日もある
わたしも何度も何度もあった
自分のことを自分でジャッチしてしまうことは
生きづらさを
生み出してしまうものなのかもな




本当は
もっと私たちの魂は
自由で軽やかなものなのにね





わたしの目にうつる部分だけでは
あの子の影に
そんな想いや葛藤が
いつも側にあったことを
本当のところでは
気づきにくくて
理解しがたいもの




だから
彼女の胸のうちを
はじめて知れたとき
聴かせてもらえたとき
なによりも
〝話してくれてありがとう〟
と心の底から想った




〝つらかったね〟
〝がんばったね〟
腰かけたわたしとあの子との
にある距離が
急になんだか遠い気がして
わたしはすり寄り
抱きしめて あの子の手を握っていた




かける言葉は少なくても
その言葉や行動にのせる想いは深いもの




桜の木の下で
今年もだいすきな友達と
涙を流しあいました



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去年の春も
今年の彼女とは違うけれど
だいすきな友達と
わたしは涙を流しあった
あの日は
満開の桜の木の下だったなぁ
あの時は
わたしが聴いてもらう側で
気づくと一緒に泣きあって
抱きしめあっていた




桜の時期が
なんだか好きになれなかったわたしが
人生ではじめて好きだなと思えた春
この日のこの瞬間のこと
一生忘れたくないなって思えた春




1年後の今年
花吹雪のなかで
美しい浄化の涙を
だいすきなあの子と流しあいました
今度はわたしが聴く側の立場で




癒し癒されたものが
こうして気づかぬうちに
また誰かと癒しいやされていく
その生きとし生けるもの達の美しさと
見えないけれど秘めている
エネルギーの強さをわたしは感じとった





この桜が散り終わり
新緑深く
緑が青々と芽吹く頃
きっとあの子もわたしも
今より
自分らしくまんまで
生きることができている
そう確信したよ




彼女が放ってくれるなかで
より力強さと輝くものを
垣間見れた言葉
それは




「エネルギーのむくままに」
「そんな自分を認めてあげれるようになった」




それでいい
それで大丈夫




まずは
どんな自分でも
どんな感情抱いても
認めてあげることが
自分でできたらいいなと願う





誰かに抱きしめてほしいのならば
まずは わたしがわたしを
抱きしめてあげれる自分になろう

誰かに愛してほしいのならば
わたしがわたしを
愛してあげれる自分になろう

誰かに認めてほしいのならば
わたしがわたしを
認めてあげれる自分であろう

誰かに褒めてほしいのならば
わたしがわたしを
褒めてあげられる自分でいよう





あなたが癒されたことで
わたしも癒される
あなたの心が軽くなれば
わたしの心も軽くなる





お互いさまなのです



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あなたが癒され
わたしが癒された
今日とゆう日は
きっと
この地球の波動もまたひとつあがっただろうなぁ





それぞれが
わたしらしく
わたしのまんま
生きることができたなら
そこには

みとめ愛
わかち愛
ほめ愛
たすけ愛
わらい愛
だきしめ愛
あいしあいされる世界が
ここに今うまれる






ありがとう
また
忘れたくないなって憶える
春のワンシーンが
心に刻みこまれました






うれしいな
うれしいよ





今日もわたしはここにいます






Healingcolumnist
陽だまり 🌻 こっちゃん


ありがとうございます🥰