就活で多数の社を見ながらも、スタートアップに新卒入社した決め手
※本インタビューは、2022年3月14日公開時点の内容です。
とにかく何でも体験しようと動いた学生時代
― 最初にご経歴を教えてください
早稲田大学政治経済学部を卒業後に、新卒でシンプルフォームに入社しました。
大学時代は、HRを専攻するゼミに所属していました。具体的な専攻内容としては、”国際人的資源管理”という分野で、グローバルな視点での採用や人材配置について学んでいました。その分野に興味を持ったのは、自営業をしている父の影響になります。個人としての実力は持ちつつも、経営方針に悩んでいる姿を見てきた事もあり、幼少期から経営に興味を持ち、特に会社を支える”ヒト”という観点から、採用・人材について学びたいと思いました。
学業以外にも経営への興味から、大学1〜2年生の頃は営業・人事などの長期インターンを複数経験しました。さらに自分の力も試したく、3年生では世界一周の実現を志して、Youtubeチャンネル開設による資金集めや飛び込みでのスポンサー集めなどを行っていました。
― インターンに留まらず、すごい行動力ですね!
考えていても学べないので、とにかく何でも体験してみようと思っていましたね。その最たるは、親の反対を押し切り休学を決意して実行しようした世界一周ですね(笑)
ただ、半年かけて準備を進めていたのにコロナで行けないことが決まった時は結構キツかったですね。ただ結果として、日本を離れなかったことでゼミの先輩にあたる弊社社員に出会い、それがシンプルフォームでインターンをするきっかけになったので、大きな転換点になりました!
インターンから新卒入社に至った経緯
― 入社の決め手はなんですか?
2つあります。1つはCTO小間との出会いです。 上手く言語化出来ないですが、1人で何でも作れてしまうスキルの高さに憧れ、自分もこの人のようなハードスキルを持ちたいと感じたのが大きなきっかけになりました。当時小間に弟子入りすべく、未経験の身でエンジニアの入社試験を受けさせてくださいと、思い切って門を叩いたことが実はインターンを始める第一歩だったりします(笑) もうひとつは学生インターンとして半年働き続けた中で、1秒たりとも楽しくない時間がなかったことです。
自分の仕事への評価や感謝の言葉をお客様から直接いただけるので、モチベーションを常に高く保って仕事ができ、この上なく楽しい時間でした。自身の成長を感じながら誰かのために働き続けられる環境にどんどん魅力を感じていきましたね。本気でビジネスに向き合っている人たちと一緒に仕事をするうちに、自分がお客様により良い情報を提供するために出来ることを考え始めるようになり、気が付けば30人の学生を自分で採用して、そしてマネジメントするようになりました。
インターンが終わってもここで働き続けたい、挑戦し続けたいという想いが強くなったのが決め手です。
― そうすると一般的な就職活動はされていないんですか?
それがですね、就活をまさかのCEO田代に勧められて行いました(笑)
シンプルフォームに入社したい気持ちは100%でしたが、田代に多くの会社を見ることができる良い機会だからと助言されまして。言われた時はシンプルフォームへの入社をやんわりと断られているのかと不安になりましたが、純粋に私の人生経験になると想ってのことでした。胸にきましたね。いくつか内定をいただけましたが他の会社でなく、シンプルフォームで働きたいとより思えた就活になりました。
お客様に届けられる価値を最大化するために
― 現在はどのような業務をしていますか?
調査・開発・採用の3つの仕事をしています。調査業務では、当社のプロダクト”Simplecheck” の根幹となる様々なデータ収集を行うインターン生の育成・統括、そして新たな調査プロジェクトの立案等を行っています。
開発ではデータベースの構築及びデータ入力のパイプラインの構築、採用では学生インターンの採用関連業務全般を行っています。会社の状況によって各業務の重要度や緊急度が変わるので、時期によって中心業務がガラッと変わることも多いです。
― 今のポジションでやりがいを感じた瞬間はどんな時ですか?
業務が複数あるので、新規調査プロジェクトの立案に絞ってお話をしますね。このプロジェクトは正解がなく、実際に結果を出さないと成果が認められない難しさもあります。ただ、お客様に提供できるプロダクトの価値の幅を広げるプロジェクトでもあるので、自身の頑張りによって目から鱗が出るような新しい価値を提供できます。
プレッシャーが大きい分、会社やプロダクトに大きな影響を与えられることが今の自分のやりがいになっています。また、自身が立案をしないとプロダクトが進化していかないという使命感や、そういったプロジェクトを任せていただけている期待値の高さもやりがいとなっています。
― シンプルフォームならではのエピソードはありますか?
データ収集において、調べたい情報がネットで簡単に入手できることが分かった時、普通は嬉しいですよね?シンプルフォームは違います。僕たちは、実際に手や足を動かし、泥臭い作業をしないと入手できないことが分かった時の喜びの方が格段に大きいです。「面倒を愛する」という、弊社の文化そのものの表れですかね。
あとは少なくとも半年に1回は家族会を開催しており、家族ぐるみでの接点も大切にしています。社員が家族一丸となって頑張っていこうという姿勢を持っていることはシンプルフォームならではだと思います。僕自身まだ家庭を持っているわけではないですが、お子さんがいる社員が多いこともあり、この点は強く感じます。
そしてなによりも健康であることを大切にしていて、月曜の定例ミーティングでは体調チェックというセッションがあります。社員はもちろん、業務委託の方やインターンの方も含め、「体調はどうですか?元気ですか?」というコミュニケーションを取ることを大切にしています。
― 休日はどのように過ごしていますか?
土曜日は基本的に思いっきり休息して仕事の事は意識的に考えないようにしています。ここだけの話、長い時は午後まで寝ていることも(笑) 日曜日は次の日からの1週間に備えて各業務の全体像の振り返り等、俯瞰をする時間として使うことが多いです。田代が読み終わった本が僕のデスクに置いてあることがあるので、その本を読むこともあります。内容が今の自分に必要なものである事がなぜか多いので、何か色々と見透かされている気分になりますね(笑)
― 最後に、今後挑戦したいことについて教えてください
個人としては、会社から予算をもらい、自分発信でプロジェクトを0から打ち出すことをしてみたいです。会社全体としては、Simplecheckによって”常にお客様を満足させ続けている状態”を実現したいです。
数年後、なかった頃の世界を想像することが困難になるぐらいSimplecheckを使っている事が当たり前になっていて、かつお客様全員が心から満足している状態を目指したいです。
― インタビューは以上です。宮本さん、ありがとうございました!
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