シンプルフォームのBizチームで働く魅力とは
こんにちは、シンプルフォーム広報チームです。
2024年を迎えたシンプルフォームでは、Bizチームの採用を強化しています。チームマネージャーの吉田さんに、シンプルフォームにおけるBizチームの役割や業務内容、働き方ややりがいをうかがいました。
吉田さんについては、以前のインタビュー記事もぜひご参照ください。
-まずBizチームの体制、役割を教えていただけますか。
現在、Bizチームには担当役員を含め10名超のメンバーがいます。組織としては、大きく以下の機能に分かれています（2024年1月時点）。
セールス
カスタマーサクセス
新規事業開発
新規事業開発をCEO田代さんが、その他の領域を私がマネジメントしています。各メンバーが担当する領域は、例えば「新規開拓だけやってください」「契約済みのお客様のサポートだけやってください」という厳格な割り振りにはなっていません。会社としての方向性、案件の内容やメンバーの得意分野・指向性などをすり合わせながら決定しています。
なお、プロダクトのカスタマイズや、業務フローや審査基準の策定支援など、かなり踏み込んだお客様のサポートまで行う大型のコンサルティング案件も増えてきており、「セールス」「カスタマーサクセス」の各メンバーが強みを生かし案件ごとにチームアップされることもあります。専門性を要求されることも多く、将来的に「コンサルティング」チームが組成される可能性も感じています。
-メンバー個人に応じて職務領域を決定しているのですね。業務体制はどうなっていますか。
各案件に対しては、責任を持ってディレクションするアカウントマネジャーを1名決定します。ただ、商談が進んでいくと一人で抱えることが難しくなってくるので、サポート役との2名チームで取り組んでいただくことが多いです。組み合わせも固定ではなく、案件の性質や緊急度、メンバーの繁忙度なども加味し、私が決定しています。
-Bizチームの皆さんの働き方についても教えていただけますでしょうか。
普段の1週間のスケジュールに沿ってご紹介します。
（月曜日）
全社会議
Bizチーム週次ミーティング
社員ランチ会
「全社会議」は毎週月曜日の朝、会社全体で行われるミーティングです。セールス、データ、プロダクト、コーポレートなど、各チームのOKRの達成状況や、全社員が知っておくべき情報共有が行われています。
その後、Bizチームのみの「週次ミーティング」を行っています。メンバー間での成功事例や反省事例、ナレッジといった情報共有のほか、あるタスクのオーナーを誰に依頼するかを決定する場です。
全社会議や社員ランチ会が行われる月曜日は、比較的オフィス出社率が高いため、1on1や社内ミーティングを集中して実施します。加えて、その週の準備などに時間を充てることが多いです。
（火～木曜日）
お客様との面談や対応をメインとして、各自動いています。オンラインミーティングももちろんありますが、当社は対面のコミュニケーションを重視していることもあって、お客様先へ訪問しての商談が比較的多いのが特徴です。
（金曜日）
火～木曜と同様にお客様とのコミュニケーションがメインですが、夕方から開催する社内イベントに合わせて、午後から出社率が高くなってきます。また、その週の振り返りも実施しています。
上記以外に、各メンバーと私との間での1on1も週次で実施しており、これも出社率の高い月曜日か金曜日に行うことが多いです。1on1では四半期ごとに設定する目標とその進捗状況を擦り合わせたり、キャリアプランニング、プライベートな会話まで、できるだけ日常業務以外のことを話すようにしています。
-お客様とのコミュニケーションの中で、プロダクトに関する要望などが日々寄せられていると思います。こうしたニーズをプロダクトに反映していくにあたって、開発など他部門とは、どう連携を図っていますか。
お客様から寄せられた声に応えていくためには、個別の要望と、全体のプロダクト戦略とのバランスを調整する必要があります。現在、あるメンバーがBizチームの取りまとめ役を担っています。複数のお客様から寄せられている要望などは、取りまとめ役とPdMとがコミュニケーションを重ね、反映に向けて仕様を決めていくといったやり方をしていますね。また、開発サイドからBizチームに要望が寄せられる際は、取りまとめ役が窓口となって情報の交通整理をしてくれています。
創業当初とは異なり、エンジニアとBizメンバーが直接会話をして進める、というコミュニケーションはだいぶ減ってきたように思います。効率面を考えると、コミュニケーションルートの整理がなされたことはよい変化ですが、反面、お客様の声がエンジニアに直接伝わりづらくなったという変化も生じています。
改善策として、商談やユーザーインタビューにエンジニアが同席する機会を増やし、好評を得ています。また、案件の共有会を社内で実施した所、エンジニアサイドから「こうした機能を作れば対応できるんじゃないか」といった意見が出て、話が進んだといった事例もあります。さらに、先日お客様からのよいフィードバックを共有するSlackチャンネルができ、Bizチームとエンジニアとの積極的な意見交換の場となっています。
開発サイドのメンバーもできるだけお客様に近しい距離でありたいという思いの元、Bizチームと積極的に議論し合えるという環境があるのは、シンプルフォームのよいカルチャーだと感じています。
-カルチャーの話が出たところで、採用方針についてうかがいます。吉田さんはBizチームの採用において、どういった点を大事に考えておられますか。
当社のカルチャーやバリューに共感いただけるかどうかといった点は、とても大事にしています。当社のバリューの一つに「底抜けに謙虚」というものがありますが、「謙虚」というのは、単に腰が低かったり、気を遣えたり、ということを指すのではなく、真に相手の立場になって物事を考えられることだと理解しています。
面談においては、例えば過去発生した問題に対し、その方自身がどう考え、どう行動したのかといったことをよくおたずねしています。ものごとに対して、深く突き詰めて考えたことがあるか、そうした習慣があるかといった点を重視しています。
-その方の考え方、思考と行動のプロセスをおたずねしているんですね。加えて、スキル面についてはどんなことを重視されていますか。
当社のお客様は金融機関をはじめとする大企業が中心であり、プロダクトをご導入いただくためには、長いリードタイムを要することが大半です。それは、お客様の真の課題解決が実現できるかどうかを含め、深く業務フローを理解した上での検討・ご提案が必要であるからです。
大企業のお客様には、大きな組織であるがゆえに、一つのプロダクトの導入が多数の部署に影響を及ぼすことをご考慮いただく必要があります。非常に社内の調整コストが大きいプロセスを、私たち以上に苦労して、お客様が進めてくださるのです。候補者の方とお話をする際は、こうしたお客様側のご事情を理解いただけるかどうかといった点も、十分に確認しています。エンタープライズ営業経験や、コンサルティングファームにおける企業のご支援経験を必須として挙げているのは、こうした理由にあります。
ところで、現在Bizチーム内には金融機関出身者が多く、IT出身者が多くありません。技術に対する知見があり、ITベンダーなどで営業経験を有する方などがもっと加わってくださったら、より強いチームになると思います。
-難しいことも多いシンプルフォームの営業ですが、楽しさ、やりがいについても教えていただけますか。
確実に価値を感じていただける独自プロダクトがあるというのは、営業としては非常にやりやすく楽しいですね。価格や条件面のみで折衝するのではなく、お客様の課題に寄り添い、解決のためどうご支援できるか、という本質の話に営業が注力できるのは幸せなことだと感じます。
シンプルフォームのソリューションは、ものすごく派手で目立つ、といったものではありませんが、実は裏側で大きなインパクトを与えています。深くお客様の業務に入り込み支援を行うことで、社会に対してよい作用をもたらしていると感じられる方、面白いと思っていただける方にはフィットするのではないでしょうか。
また、時にはお客様の経営課題全体を踏まえながらご提案を差し上げる、といった案件も広がっています。金融のプロであるお客様と真剣に議論を交わし、あるべき姿を実現していくということに挑戦したい方もうってつけです。
付け加えると、データが好きな人にとってもハッピーな環境ですね。当社は独自に収集した、膨大なデータを有しています。データの価値を熱く語りたい、そんなちょっとマニアックな志向の方にもおすすめです（笑）。
-膨大なデータをどう活用していくか、これも非常に可能性が広がる領域ですね。最後に一言、お願いします。
ありがたいことに、多くのお客様から引き合いをいただいています。しかしながら人員の問題で、すべてを受けられていないような状況です。
大きな成長機会を求めている方にとっては、存分に力をふるっていただける環境であると自負しています。少しでも関心を持たれた方は、ぜひ一度お話できればと思います。
-吉田さん、ありがとうございました！
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