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シンプルフォームのエンジニアチームで働く魅力とは

こんにちは。シンプルフォーム採用チームです。一日一日、年の瀬のあわただしい空気感が増していく中、先日故障から復活したオフィスのコーヒーメーカーが、貴重な癒しを与えてくれています。

さて、現在シンプルフォームでは、エンジニアの採用を強化しています。CTO小間さんに、シンプルフォームにおけるエンジニアの役割や業務内容、働き方ややりがいをうかがいました。

組織体制・役割

2023年12月時点において、開発部の組織体制と、各チームの役割は以下のようになっています。

開発部全体の組織図

・アプリケーションチーム【お客様の体験を最大化するための設計や機能を考え、作り出す】
- Aチーム
- Bチーム
- QAチーム(2024年2月以降発足予定)
・データチーム【ミッション実現に向けて必要なデータを考え、収集し整備する】
- 調査チーム
- 調査DXチーム
インフラチーム【システムの品質を維持向上させ、開発の持続性を守る】
- クラウドインフラチーム
- セキュリティチーム
R&Dチーム【ミッション実現に向けて必要な技術を研究し、活用する】

現在、エンジニアの正社員は10名、そのほか業務委託で関わっていただいているメンバーが多数いらっしゃいます。組織の成長とエンジニア個人のスキル・指向性に応じて所属チームを決定しており、複数チームを兼務することもあります。

エンジニアチームの1週間

1年前は2週間を1スプリントとして動いていましたが、現在は1週間に変更し、上手くワークしています。スプリントの短縮には、検証機能の自動化や、不要な機能の削減が貢献しています。
1週間のおおまかなスケジュールは以下の通りです。

(月曜日)

  • 全社会議

  • エンジニアミーティング

  • (各チームに分かれて)プランニング

  • 社員ランチ会

「全社会議」は毎週月曜日の朝、会社全体で行われるミーティングです。セールス、データ、プロダクト、コーポレートなど、各チームのOKRの達成状況や、全社員が知っておくべき情報共有が行われています。また、別途エンジニアチームのみのミーティングを行っています。

その後、各チームにおいて、この1週間で達成したいことを洗い出す「プランニング」を行います。エンジニアだけではなく、PdM(プロダクトマネジャー)も加わり、今週着手すべきことを議論し、決定します。

そのほか、出社する方が多い月曜日はランチ会が行われます。「週末どう過ごしました?」など、仕事以外の話が飛び交う憩いのひとときです。

ランチ会の模様

(火曜日~)

  • 実装作業

  • デイリースクラム

(金曜日)

  • スプリントレビュー

  • リリース作業

  • 社内イベント(エンジニア技術書輪読会、社内勉強会など)

  • オープンオフィス(カジュアル飲み会)

金曜はスプリントの締めくくりとして、スプリントレビューを実施します。今スプリントの成果や残タスクの共有、今後の見通しを話し合う場です。
その後、リリース作業を実施します。現在は、アプリケーションチームのAチーム・Bチームが1週間ごとに交替で担当しています。このA・Bチームには正社員メンバーが3名ずつ所属しており、業務委託メンバーにも入っていただいています。

金曜の午後はエンジニアによる技術書輪読会や、社内勉強会などの社内イベントが多くあります。社内勉強会では、外部の方を講師にお招きすることもありますし、社員が講師を務め、他部門の社員に基礎知識や情報共有を行うこともあります。

ある日の社内勉強会の様子

また、オフィスを開放してのカジュアル交流会も毎週行われています(いずれも任意参加です)。

▽参考記事

多様なワークスタイル

勤務場所については、出社・リモートのどちらでも選択可能です。地方在住の方もいらっしゃいます。業務ではSlackやGoogle Meet、Zoomなどのツールを用いており、誰がどこにいても、常にコミュニケーションを取れる勤務環境となっています。

勤務時間についてはフレックスタイム制を導入しており、ご自身のスタイルに合う形で調整いただくことが可能です。当社メンバーは家事/育児当事者が多数を占めるため、プライベートと上手くバランスを取りながら、コミットいただいています。また、おめでたいことに当社では最近お子さんの誕生が続いており、パパ育休を取得、復帰したエンジニアも数名いらっしゃいます。

なお、正社員として入社いただく方は、入社前に副業や業務委託で参画いただくことが大半です。副業や業務委託、あるいは新規に入社いただいた方は、シンプルフォームでの開発歴が比較的長いメンバーとバディを組んでいただき、1週間に1回など情報共有の場を設けています。

また、タイミングが合う場合は、スクラム内のイベントに参加いただくなどして、情報の同期を行っています。業務上疑問が生じた場合などは、チャットやハドルなどで、日常的に適宜コミュニケーションを取りながら進めています。

他部門とは何でも言い合えるフラットな関係性

エンジニアチーム内もそうですが、セールスチームなどの他部門とも、何でも言い合えるフラットな関係であるように努めています。当社はオフィスでは珍しい一軒家が採用されていますが、これには部門の垣根無くコミュニケーションが図れるように、というCEO田代さんの想いがあります。

実際にこのオフィスという空間が、風通しのいい関係性作りに一役買っていると思っています。気づいたことがあればすぐに共有できる仕組みがあり、実際に言い合える心理的安全性が担保され、活発なコミュニケーションが習慣化しています。

当社オフィスの様子

私どもに出資いただいているVC(ベンチャーキャピタル)さんからお聞きしたのですが、VCにはアーリーステージのスタートアップから、組織をどう作っていけばいいかといった相談がたまに寄せられるそうです。その際に「シンプルフォームを参考にしては」とお答えすることもあるそうで、組織内コミュニケーションの好例であると、外部の方からも感じていただいているようです。

また、開発においてはエンジニアサイドとセールスサイドの間に立つ、PdM(プロダクトマネジャー)の存在が大きいと感じます。PdMはお客様からの要望を、作り手の立場に立って翻訳して伝えてくれるんですね。エンジニアからすると、もたらされる情報が豊富で的確であると、安心して開発を進めることができます。現在はPdMが1名体制ですが、プロダクトのさらなる強化や、新たな開発も視野にあるため、こちらのポジションも積極募集中です。

エンジニアがモチベーション高くコミットできるように

エンジニアに限りませんが、「目の前の仕事を、何のためにやっているかよく分からない」という状態は、働く人のモチベーションを著しく削ぐと考えています。

自分の携わる業務が、なぜ会社にとって必要なのか。この機能があることで、なぜお客様が喜ぶのか。そういった疑問が解消されないまま、目の前の業務が「作業」になり、それのみに集中してしまうと、自分と会社とのつながりが見えなくなってしまう危険性が高い。

こうした事態を防ぐため、会社全体の方向性に自身の意見を反映できる機会や、自分と会社とのつながりを深めていただく機会を意識的に設けるようにしています。

例えば会社のロードマップ作成に積極的に参加いただく、会社のミッションを踏まえてやりたいことを考えていただくワークショップの実施、などです。

エンジニア全員がミッション実現に参画している感覚を共有するため、ワークショップを開催

また、エンジニアが作っている機能が、お客様にどう受け入れられているかを知る機会も増やしていきたいです。

具体的には、お客様との面談にエンジニアが同席する機会を設けたり、お客様からのポジティブなフィードバック内容を共有するSlackチャンネルを作ったり、といった取り組みを行っています。ネガティブなフィードバックは常に迅速に共有されますが、ポジティブなフィードバックがストックされる仕組みがこれまでなかったんです。

お客様と直接接する機会が少ないエンジニアにとって、「自分の作ったものがどれくらいお客様の役に立っているのか」が可視化されることは、大きな喜びとなります。チャンネルには積極的に他部門のメンバーが投稿してくれており、プロダクトのもたらす価値への新たな気づきや、メンバーが相互に感謝を伝え合う場となっています。

さらに、エンジニアの自己研鑽に資する機会や、ナレッジのシェアの文化も盛んです。以下はその取り組みの一例です。

ハッカソンイベントは好評につき、2024年2月に第二弾の開催も予定しています。

エンジニアのシェア文化は誇るべきものですし、私自身もその文化によって育てられてきました。今後も積極的にこうした活動を行っていきたいです。

シェアファーストが根付くチーム

働く方にとって、当社にとってお互いにハッピーであることが一番ですので、当社のカルチャーにフィットするかどうか、という点は慎重に確認しています。面談や、副業でのトライアル期間における実際の行動から、当社の価値観である「面倒を愛する」や、行動規範に共感いただけそうか、判断しています。

当社の行動規範の一つに「底なしに謙虚」というものがありますが、よく「遠慮と謙虚は違う」と話題に上ります。一例を挙げると、自分がシェアしたいと思ったことがあれば、積極的にシェアしてほしいんです。「どうせみんな知っているよね」とか「みんな忙しいから黙っておこう」とか、遠慮する必要はありません。相互に与えあい、自律的に成長し続けることのできる組織が理想です。

今のメンバーは、それぞれに異なったバックグラウンドを持っていますが、全員が積極的に考えや想いを発言してくれることによって強いチームができています。こうした結果、コードレビューの導入や、インフラの管理方法の刷新など、具体的な業務・環境の改善にもつながっています。シェアファーストを考える方にとっては非常に心地よく、成長できるチームです。

シンプルフォームで感じられるエンジニアのやりがいとは

私たちの基幹プロダクト「SimpleCheck」がリリースされて1年以上が経ちました。ご利用の広がりにより、膨大なデータが蓄積されています。これらのデータの新たな活用法――データ分析、機械学習、あるいは他のアイデアかもしれませんが、独自のアセットを活用したものづくりに取り組むことができるというのは、シンプルフォームならではのやりがいです。

幸運なことに、現メンバーは機械学習や統計処理のバックグラウンドを持つ方が揃っています。連日ニュースになっているとおり、進展目覚ましい生成系AIは、今後の世界を左右する技術であることは間違いないと思います。こうした技術に対し、より本質に迫った活用方法を生み出せるであろう、強力なメンバーがいる環境であることもポイントです。

加えて、当社メンバーの多くが「自分の目の前の業務が社会に良いインパクトを与えている実感が持ちやすい」と口にしています。これもやりがいの一つと言えるでしょう。

私たちのプロダクトによって、金融機関の皆様の業務が円滑になり、金融本来の業務へ集中できる。その結果、詐欺被害にあう方が減ったり、やる気のある中小・新興法人が金融サービスをスムーズに享受できることにつながります。こうした社会の実現のために、力をふるいたい方はうってつけです。ご興味のある方、ぜひ一度お話しましょう。(了)

当社エンジニアの皆さん

シンプルフォームでは「全ての法人がフェアに繋がれる世界」を目指す仲間を募集しています

開発・エンジニアポジションをはじめ、多数の職種で募集しています。募集中の職種の確認、エントリーは以下ページよりお願いいたします。ぜひ、「開発部について」ページもご覧ください。

誰でも参加可能な、シンプルフォームを知っていただくためのイベントも随時開催しております。イベントへのご参加のご希望や、採用全般に関するご質問については、ぜひお問い合わせフォームよりお気軽にお寄せください。

話だけでも聞いてみたい、という場合、カジュアル面談を設定いたします。お気軽にカジュアル面談お申込みフォームよりお申込みください。
あわせてぜひ、当社ホームページ会社紹介資料 もご覧ください。

Podcastがスタートしました

今のシンプルフォームのリアルな声をお届けするPodcast「SimpleForm Radio」をスタートしました。小間さんをはじめ経営陣3名のインタビューを掲載するほか、今後もさまざまなテーマでの配信を予定しています。ぜひご一聴ください。