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コーヒーショップ開業にあたり一番に考えるべきこと

noteを始めてからコーヒーショップ開業のことも書きたいなと思い、少しずつ書いてきました。以下の記事をぜひ一度ご覧ください。

そして思ったこと。「コーヒーショップ開業について知りたい人がたくさんいるんだな」ということ。経営者のための開業に関する記事もひとつ書きましたがこれが人気で驚いています。これほどコーヒーショップという仕事に興味がある人が、現在の業種関係なく多いことをとても嬉しく思います。

本当にコーヒーショップっていいですよね。カフェ形態でも焙煎所でもテイクアウトのみのお店でも。広くても狭くても。人々は心の休まる居場所を求めていますし、カフェは文化を醸成する場所とも思っているので、たくさんできてもいいんじゃないかと思っています。

ここでひとつ。コーヒーショップ開業にあたり一番に考えるべきことをお伝えしたいと思います。これは個人的な感覚だったりするので、みなさんそうしてくださいということではありません。ですが、これは現在サラリーマンであっても経営者であってもコーヒー業界では大切で考えておかなければいけないと思っています。

一番に考えるべきこと

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「そのお店をあなたの一番好きな場所にする」ということ。マイペースに生活するための仕事として開業するにせよ、やり方を工夫してがっつり儲けようと開業するにせよ、この考え方はコーヒーショップにとって大切なことなんです。少なくとも私はこの考え方を大切にしているお店がたくさん生まれればよいなと思っています。

なぜそれが一番なのか

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このnoteではたびたび出てくる文章ですが「コーヒーは嗜好品です」。なので、何が正解かなんてわかりません。正解を求める業界ではないと思っています。であるならばコーヒーショップを営むであろう私たちがご提供するのは「心地の良い空気」です。そして最低限必要なのことは、そのコーヒーショップを営む私たちが楽しく頑張っていることです。宗教的なお話がしたいわけではなく、現在コーヒーショップを営む私が数年かけて至った考えです。

おそらくコーヒーショップを開業したい方はわかっているはずなんです。カフェ、お好きですよね。その場所がお好きですよね。それはその場所のオーナーさんがその場所が好きで、よりよくし続けているからだと思います。そういったお店に無意識に足を運んでいるし、好きになる要因の一つなんだと思います。

またコーヒーショップは文字通り水仕事です。それでいて自家焙煎などは、繰り返しの仕事となりとても地味です。お客様に来てもらおうとおしゃれにしても、仕事内容が地味です。とにかく地味です。私が現在やっているので断言します。仕事が地味です。そんな地味な仕事を毎日繰り返ししていくとしたら、そこを経営するものはその場所が好きでなくては続きません。桁違いに稼げるとそうならないかもしれませんが、大きく仕掛けるだけ儲かる仕事ですが、基本的には地道な努力を求められるものです。(どの仕事もそうだと言えますが)。ですから、その場所を好きになるのは最低条件です。

そして実はこれがお店をデザインしていく基礎にもなります。無意識にもそれが隅々にあらわれます。考えておくと開業にあたり壁に当たった時、スムーズに進むことが多くなります。お約束します。

実現は難しく無い

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これは一見難しそうに見えて難しく無いのです。どのような見た目で表現するかは予算など色々な都合があるでしょうがこれは「コンセプト」のお話です。これは決めるべきだし、自由に描くことができます。ぜひコーヒーショップ開業にあたっては常に「ワクワク」し続けてほしいです。それがお店に現れ、お客様に伝わり、ファンを作ります。「そのお店をあなたの一番好きな場所にする」ぜひ考えてみてください。現在コーヒーショップを営む私からの大きなアドバイスです。

終わりに

ある人にとっては当たり前の話かもしれません。ですが昨今、お金稼ぎのために(否定していません、お金は大事です)フランチャイズや同じようなコーヒーショップがたくさん生まれ、私はもっと自由なコーヒーショップが生まれるといいなあと思っています。私自身はお店でそれを心掛け、そしてきちんと収益を生み出しています。やりたく無い仕事を嫌々やるなんて、せっかく夢のお店を開くなら絶対に避けたいこと。あなたがやりたいお店をやってほしいです。

コーヒーショップ開業支援の記事は鋭意製作中です。有料記事にする予定なので、文章量もたくさん、しっかりと内容があると判断いただけるものを書いています。お楽しみに。先延ばしになっていてすみません。よろしければこの記事をご覧いただきお待ちいただければ幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

個人経営の自家焙煎コーヒーショップのお客様満足度を上げるために利用させていただきたいと思います。サポートいただくことが何より嬉しいです。引き続きよろしくお願いいたします。