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【2/12追記】#グルミク( #D4DJ GroovyMix )という「Dではじま」り【繋がる】新世界を体現するアプリゲーム

2/12追記:大型アップデート内容の発表を反映して追記しました.「追記(DJTIMEモード,23日連続リリースの所見)」で述べております.

※今回もコンテンツ・企業を褒める記事となっていますが,運営関係者とはまったくもって無関係な,タダの1オタクが書いているだけですので予めご承知おきください.

あけましておめでとうございます,しもおさです.
本年もなにとぞよろしくお願いいたします.

はじめに

普段はタクシーのことばっかりエントリを書いていますが,実は響(※声優事務所名)声優のオタクもしています.
響はブシロードグループ「ブシロードムーブ」運営の声優事務所なので,ブシロードコンテンツへの出演も多く,ちょいちょい興味をもってこれまでも軽く触れてきたりしていました.

そんななかで,今年の春にこんなエントリを書きました.

このエントリは,ブシロードが2019年春から新始動したメディアミックスプロジェクト「D4DJ」に(1年遅れで)初めて触れたときの率直な感想を書いたものです.
(余裕があったらこっちも書き直したい... リリリのキャスト発表前の状態だし...)

この記事を書いて約9か月,本格的なメディアミックス展開を始めたD4DJの特にゲーム部分に触れてみて割と衝撃を受けたので,久々にD4DJ関連のエントリを書いてみることにしました.

D4DJとは

D4DJとは,その名の通り DJ をテーマにした音楽メディアミックスプロジェクト(コンテンツ)です.音楽をベースとし,ブシロードが得意とする ライブ, アニメ, ゲーム などへのメディアミックス展開を行っていっています.また,原作が存在しないオリジナルコンテンツとして現状展開が進んでいます.

バンドリ・レヴュスタなど,ブシロードが手掛けた過去のメディアミックスの成功ぶりといえば述べるまでもないところであり,
そのブシロードが手掛ける新メディアミックスということで非常に注目されている(はず)とともに,ブシロードとしても多数の広告展開をはじめとして「社運が掛かっ」たプロジェクト(ブシロード会長の木谷高明氏 談)となっています.

(余談ですが,弊noteでも上記エントリがダントツ最多アクセスの記事となっており,D4DJに興味を示している人の多さを示唆しているなと思っております)

DJを題材としたことについては,こうした経緯が述べられています.

それ(筆者注:木谷会長がシンガポール赴任中のF1グランプリのフェスで見たDJパフォーマンス)以前に音楽とエンタメに対して会長的には思うところがあったようで、たとえばハロウィンの日に渋谷で人々がお祭り騒ぎから暴走して事件が多発してしまう…みたいな現象がありますよね。皆楽しもうという気持ちから憂さ晴らしのようになり人々がアンコントローラブルになってしまうのはなぜなんだろうと。
そんな思いのなかでシンガポールのフェスを観たときに、チェインスモーカーズがDJプレイで観客を盛り上げつつ会場全体をプラスの感情へとコントロールしている状況を見て、「これからはDJが来る」と確信したそうです。

(アニメアニメ! :『「D4DJ」プロジェクト誕生秘話、アニメの見どころまで…水島精二監督×中山雅弘P×西尾夕香【インタビュー】』,https://animeanime.jp/article/2020/09/24/56478.html より引用)


D4DJのコンセプトと個人的解釈

そんなD4DJですが,公式サイトでこうした文言があります.

『D4DJ』の合言葉は、「繋ぐ」!
歴代の名曲の数々を今に繋ぎ、性別と年代を超えて人を繋ぎ、キャラクターをリアルへ繋ぐ…...
さあ、キミもDで始まる新世界に繋がろう!


(D4DJ公式サイト (https://d4dj-pj.com/) より引用)

音楽を時代を超えて「繋ぎ」,老若男女みんなを「繋ぎ」,キャラクターとリアルを「繋ぐ」というように,
「繋がり」を プロジェクトテーマ としていることが分かります.

以下は完全なる自己流解釈ですが,こうした【繋がり】をプロジェクトテーマとしたメディアミックス題材にDJを据えた理由を以下のように考えました.

自分(そしてオーディエンス)の好きな音楽を繋いで トラックメイクし,そのトラックを通じて自分とオーディエンス,そしてオーディエンス同士を繋ぐ役割をする DJ
こうした【繋がりを創り出す】 ことを得意とする DJ に,更に 次元・メディア同士をも繋ぐ という役割を持たせ,音楽・人・次元同士を繋ぐメディアミックス としてのコンテンツ展開の可能性を見出したのではないかなと思いました.

そして,D4DJでは DJユニット という新たな概念が導入されているのも特徴です(ユニットを中心としてストーリーが展開されている).
これは,楽曲制作,映像ベースの表現,バンド演奏,歌唱 などなど多数の音楽表現方法(手法)が存在しているものを,DJという 繋ぐ ことを得意としたメンバーを中心として DJユニット を組み,多様な音楽表現同士を繋ぐ ことで,新たな音楽表現の可能性をも 見出しているのだと思います.

まさに『D(=DJ ? )で始まる新世界』という ビックスケールな概念を創り出すようなコンテンツ表現 を求めて,こうしたコンテンツを立ち上げたんだろうと勝手に解釈しました(的外れだったらすんまそん).

グルミクとは

そんなメディアミックスD4DJのゲームが本題の D4DJ Groovy Mix(グルミク)となります.

ゲーム内容としては一般的な音ゲーと概ね同様な構成(リズムゲーム,ストーリー,ガチャなど)です.
ストーリー部分は,D4DJプロジェクトに登場する全てのDJユニットが結成済みの状態からスタートし,伝説の祭典「D4 Fes.」を目指すまでのロード部分が各ユニットごとに展開されています(現状).

一方,現在放映中のアニメD4DJ First Mix」では主にHappy Aroundの結成直後に主眼を置いています.
公式サイトの記述を見る限り他ユニットはPeaky P-key, Photon Maidenの陽葉学園チームのみが登場して展開が進んでいくようですので,時系列的にはアニメ1期(First Mix)終了直後くらいの世界線からスタートしているのかなと思います.

しかしながら,バンドリではアニメとゲームでは異なるストーリー展開がなされており,両者のストーリー間の関係性もほとんどありませんでした(相互のストーリーが合わさって彼女らのストーリー全体ということかもしれないが).従って,D4DJでもこうしたストーリー構成がなされる可能性は高いのかなと思います.

グルミクのここが凄い

※他の音ゲーの経験はそこまでない(スクフェス,デレステ,ガルパをそれぞれちょこっと程度)人間ですが,単純に「この機能すごい」とか思ったものを書いています.時代を通じた音ゲーの進化に追いつけていない人なので,このゲームにもあるぞ... というのはご勘弁を.また感性に関しても僕個人のものですので,異論は認めます.

グルミクをざっと数時間プレイしてみましたが,

⓪ 洗練されたUIデザイン(超個人的な感想)

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そして,【繋がり】に重きを置いた

① グルミクでの体験を仲間と共有するための機能群
 (=グルミクを通じて仲間と【繋がる】)

② プレイハードルを調整できる機能群
(=
対象ユーザを音ゲー好きなユーザに縛らず,幅広いユーザに裾野を広げた)

③ 楽曲の充実性

にかなり特徴を感じましたので,それぞれスクショなども交えながら詳しく解説したいと思います.


※以下,画像内のゲーム内著作物等の権利は全て(株)ブシロードに帰属し,下記ガイドラインに従って投稿しております.


■洗練されたUIデザイン

カッコいいデザイン,かつ分かりやすいUIというのは,ゲームをプレイしている中でかなり重要な部分になると思います.そうした点でいいなと思った部分をいくつか.

①コンパクトにまとまった(そして慣れ親しんだ)メイン画面UI

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基本的な画面構成は,ガルパ(バンドリのゲーム)に比較的似た構成で出来ています.(ガルパもそうですが) プレイ時に必要な機能がほぼ過不足なくホーム画面から直接遷移可能 で,洗練されているなぁとは思いますし,特にガルパユーザーのUI順応にかかるコストはかなり小さくなっているかなと思います.

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フォントもガルパから引き続きロダンNTLGを基調としており(のはず),全体としては見やすいゴシックながら,かな部分は少し可愛らしさが出るデザインで,(洗練かはさておき)個人的に結構好きです.
またLive 2Dを活かし,ベース絵を崩さない非常に自然な状態での キャラクター同士の会話パートも健在です.
(余談ですが,アニメのサンジゲン制作のキャラモデリングも好きです.かなり進化したなぁとも思いますし.)

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(この2枚はジャンクフードにハマった麗お嬢様が可愛いかっただけです,本文には関係ございません.)

②楽曲選択画面

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並んでいる多数のレコードの山からジャケットを見ながら選んでいく... そんな感覚を覚える楽曲選択画面で「なんかいいなぁ」とおもいました.
リスト形式・タイル形式でも表示できるので,「そんな機能いらん」って方も安心です.

③ライブ演出

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まずライブ開始前に選択されたメンバー4人のカットインが入ります.
純粋にカッコいいなと思うとともに,よくライブなどで開始直前に流れるメンバー紹介映像のように,ライブ直前の興奮をそそる演出になっているなと思いました.

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ライブでは,一般的なタップに加え,DJならではのディスク(上フリック)・スライダー(クロスフェーダー,左右スライド)の操作が加わっています.
操作に対応してスクラッチっぽい音が鳴ったり,フェードがかかったりと楽曲にエフェクトがかかります(音色自体は楽曲側で制御されてるので,リズムアイコン通りの対応になりますが)

また,必ずしも音ゲーとしての使用(?)のみを意図しているわけではない(後述)ので,背景のレーザー・ミラーボール・モニターなどの演出が結構しっかりしています.
その分割と重いので,実際に音ゲーとして極めたい方はローエフェクト必須という感じはしますが...
(というか結構このゲーム全体として結構動きがあるので,ロースペ機だとちょっと辛いかもという印象は無きにしも非ず)

その他

グルミクでは,全体的に 紫系統をベース とした暗色系 の配色 ,オブジェクトシェープもシャープなものが多いため,そういった基調デザイン自体 が 洗練された印象 に繋がっているかなと思いました.

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参考までにガルパ.
明色系を基調にオブジェクトシェープも丸みを帯びたものが多いため,ポップな印象が強い.

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■【繋がり】に重きをおいた多数の機能

前述の通りグルミクでは,プロジェクトテーマとして【繋がり】を置いています.そうした繋がりを促進するギミックが多数設けられているのが特徴だなと思いました.

1.SNSシェア機能

昨今のSNS上(特にTwitter)では,フレコ(フレンドコード)交換,また ガチャのリザルト画面・ ライブプレイ後のリザルト画面 などをスクショしたツイートが盛んに行われており,同じゲームコンテンツが好きな人々と繋がったり,様々な感想を交わしたりするなどがされています.

フレコ交換はいうまでもなくゲームを通じたコンテンツファン同士の繋がりを支えていますが,後者のようなツイートも,同じキャラ好きのフレンド網構築,高難度曲を好む人たちの繋がり構築(?) などに貢献しており,まさに【繋がり】を支える機能 として機能しているのではないかなと考えています.
グルミクではそうしたSNSシェアの容易性も考慮されており,ちゃんとオタクの生態をわかっているんだなぁと思いました.(ガルパでも出来るようになった気はするけど...)

①プロフィール画面

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上記画像のシェアボタンをタップすることで,自動的に上記ツイート(※最終行は加筆部分)と画像(基本的にはそのままスクショした状態と同じ)が用意 され,すぐにSNSシェアが可能となっています.また,フレンド申請用の直リンク が用意されてるのもポイントが高いです.

難があるところといえば,シェア用画像はスクショと同状態なので,非公開設定のものも映ってしまう点でしょうかね(ツイート本文はID非公開にするとID部分が削除されるけど)
技術的にどうにかなるのかはよくしりません.

②ライブリザルト画面

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同上.高難度楽曲のクリアなどをツイートするのも容易です.

…ガチャリザルト画面

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なぜなのか...???
なぜシェアボタンが無いのか...?

「☆4の○○当たったー!!」みたいなガチャスクショが一番ツイッターで見かける気がするんですが... 個人的には真っ先に実装してもいいと思いました.期待しましょう.


ガチャリザルトはさておき,こうしたSNSシェアが充実しているのは【繋がり】という観点で考えられているなと思いました.ガチャスクショの実装も期待したいところ.

2.クラブハウスのカスタマイズ・公開機能

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各社音ゲー類でも実装有無はまちまちで,ガルパには無かった「マイルーム」のような機能がグルミクでは追加されました.

ガルパでは,各エリアで各バンドのアイテムを購入し配置することで,ライブ時に当該バンドのメンバーパラメータを向上させることが出来るという機能があります.
グルミクではその機能をクラブハウスに集約しています.クラブハウス内のレイアウト(機材や室内のデザイン)をカスタマイズ(画像上)することで,メンバーパラメータを向上させるアイテム配置 が出来るとともに,ライブ画面演出の変更(画像下) も可能になっています.

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更に,自分のクラブハウスを外部公開することが出来るようになっており,他のユーザーが訪問して「いいね」をしたり,フレンド申請などが行えるようになっています.
勿論,他のプレイヤ―のクラブハウスも訪問が可能で,フレンドやランダムでクラブハウスを訪問し,他のプレイヤーのカスタマイズを覗くことが出来ます.
こうしたマイルーム機能の実装により,ガルパに比べて フレンド構築のハードルがかなり下がっているなと感じました.

現状は他ゲーム(僕はデレステを想像)のように,イベントや季節の限定アイテムなども導入して,カスタマイズの幅をどんどん広げていくんだろうなと思っています.

3. オリジナルセトリの作成・公開

自分のオリジナルセットリスト(MIX)を作ってブチ上がる.そしてみんなでブチ上がる.これこそDJプレイの醍醐味って感じですよね.
それを全て音ゲー上で可能にしたことは凄く画期的だなと思います.

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自分の手元で解放されている楽曲4曲を自由に組み合わせてセットリストを作れます.

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気に入ったセットリストはツイートで一般公開が可能です.


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勿論,他人がそのセトリでプレイすることも可能で,プレイ後の感想なども書き込めます.

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感想が自分の「ゲストブック」に書き込まれます.

ちなみにライブ画面にも「選曲」ボタンがありますが,そこから選曲してプレーしたセトリは後から保存も出来るようになっています.

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こうして,自分のセットリストを通じて,他のユーザーと繋がり交流できる.こうした機能はまさにDJの醍醐味を再現した機能で,非常によい機能だなぁと思いました.


何様発言にはなりますが,画期的な機能である分,課題点(改善の余地がある)がいくつか見られ,

MIXで使用される部分が自動決定(曲順に応じて決定)
→ どの曲のどのパートを使ってMIXするかがDJの大きな醍醐味ですが,それは現状だと出来ないため,少し不自然なMIXになったりします(オートMIXすると選んだ4曲で一番キレイなMIXになるように調整してはくれます)

ただ,ここをカスタマイズできるようにするのは非常にシステム的に複雑になりそうで,音ゲーでそこまで出来るようにする必要があるかといわれると何も言えませんが....

・画面遷移設計で少し統一感がない部分がある

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友人(またはランダム)のクラブ訪問時は,DJブース から公開セットリストの確認・プレイが可能です.これは自然な設計かなと思います.

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自分のDJブース側では,未公開プレイリストも含めて,作成済みセットリストをプレイしていくことが可能です.これも訪問時と共通仕様でいいと思います(「プレイ」と「メドレーライブ」というように,用語統一がなされていないところは少し気になりますが).

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ライブ画面からもメドレーライブがプレイ可能ですが,この際には,
「訪問」「選曲」の選択肢しか存在しません.したがって,自分の既存セットリストをこの画面からプレイしていくことが不可能です.これは少し仕様として不親切な気がするなぁと思いました.
また,「訪問」というワード選びも少し違和感を感じるところではあります(実際,遷移先は訪問先のDJブース -> 「メドレーライブ」選択後の画面で,訪問という感じではないかなぁと... ).

個人的には,セトリ編集の遷移はクラブのDJブースオンリーでいいんじゃないかなぁと思ったりはします(メドレー選択画面に遷移リンクは設けたうえで).


■プレイハードルを調整できる機能群

1.オートプレイ設定の充実

これはすごいなぁと思いました.
初心者ユーザの音ゲー離れの原因となりやすいのがライブ難易度だと思います.勿論音ゲーを極め,高難易度をプレイしたい人もいれば,初心者は簡単なものから徐々にステップアップしていくことで,音ゲーを継続してプレイしてくれるようになる可能性が高くなります.

勿論,easy, normal, hard, expartといった楽曲難易度という概念は昔からありますが,加えて オートプレイ の機能が充実しているのが大きな特徴です.

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ディスク(上下フリック),スライダー(横フリック),タップごとにAUTO設定が可能で,難易度調整が可能です.

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AUTO設定したアイコンは判定が回避されます.
勿論その分コンボ数が変化するので,スコアは低下しますが,クリア難易度も下がります.こうしてプレイ難易度を柔軟に調整できるようにしているのがすごいなぁと思います.

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また,メドレーでも楽曲ごとに難易度設定してプレイできるのもいいなと思います.

2.「DJ道」

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いわゆるミッション機能です.「DJ道」という名前がついていますが,チュートリアルのステップ,そして段級位認定など,ステップの細分化がされたことで,今の自分がどこからトライしていけばいいのかが分かりやすくなったのではないかなと思います(対 ガルパ)

3.「ゲームオーバー無し」期間

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「ゲームオーバー無し!」という機能.すげぇ大胆だなぁと思いました.
実際グルミクのディスク・スライダー操作は独自なもので,初心者にはややハードルが高いのは事実だなと思っていました.
それをゲームオーバーという概念自体が無くなる期間を設けて,まずはプレイに慣れてもらう.大胆な発想ながら確かにいいなと思いました.

4.こうした設定群に思うこと

僕なんかはまさにそうですが,「音ゲー自体には正直興味がなくて(or苦手で),音ゲー内のオリジナルストーリーを読んだり,ガチャ引いて推しのイラスト見たいだけ」という層が多少なりとも存在すると思います.
そうした人もフルオート設定(オーディエンスモード)を利用することで,そうした望みを無理なく叶えていくことが可能です(勿論普通にプレイするより経験値が貯まりにくいので時間はかかりますが...)

つまりグルミクにおいては,

音楽ベースのコンテンツのアプリゲームにありがちな『音ゲー』という概念に囚われることなく,
キャラクターストーリーなどを介しながら,音楽(DJプレイ)を楽しんでいける「キャラクターゲーム」として 
多様なプレイスタイル を許容することで,DJ・音楽の裾野(繋がり)を広げていく

という狙いがあるんだろうなぁと改めて感じることが出来ました(恐らく).


■楽曲の充実性

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Exterminate:水樹奈々,『戦記絶唱シンフォギアGX』OPテーマ
(ちなみにその後ろにある,ももクロ の 行くぜっ!怪盗少女も原盤です)

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Edel Lilie:一柳隊,『アサルトリリィ BOUQUET』EDテーマ

ガルパがブレイクした理由の一つに,当時としては画期的な カバー楽曲のプレイが可能 という点が挙げられます.

グルミクでは更にその点が強化され,なんと原盤収録が果たされた楽曲が複数存在しています.現状では,自社IP楽曲及びキングレコード楽曲となっていますが,自社IP/キング ともに楽曲数は非常に多く,まだまだ原盤収録される楽曲はかなりある可能性が高いです.
(※ ブシロードはアリアエンターテインメント(Elements Garden)を挟み,何かとキングレコードと関係性がある)

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呼び込み君のテーマ

また,必ずしもボーカル付きの楽曲に縛られる必要がないため,インストにも手を出せるようになり,TVサントラやゲームインストなど,一気にカバー枠が広がっているのも特徴といえます.
音ゲーにおいて対応楽曲数は重要パラメータですので,そうした点で非常に優位に立つことが出来るのではないのかなと思いました.

※余談&軽くネタバレ
楽曲に関連した余談ですが,公式でこうした隠しコマンド(なお隠れてない)を用意しているのもいいですね.

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ということでやってみた

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入力成功!

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LHGのフルVerが登場しました.ちなみに6分越えの強者.


実はもっと隠しコマンドありそうw
こうした隠しコマンドというのはワクワク感をそそられる機能で非常にいいなと思います.今後もこうしたコマンドを追加していくのか,気になるところです.

追記(DJTIMEモード,23日連続リリースの所見)

2/23実施の大型アプデで「DJTIMEモード」が実装されることが,2/12の特番で発表されました.

これを見たとき,正直ものすごく驚きました.というのも,先に述べたとおり本当に

音楽ベースのコンテンツのアプリゲームにありがちな『音ゲー』という概念に囚われることなく,
キャラクターストーリーなどを介しながら,音楽(DJプレイ)を楽しんでいける「キャラクターゲーム」として 
多様なプレイスタイル を許容することで,DJ・音楽の裾野(繋がり)を広げていく

を実現しにかかっているのではないか!と感じさせられたからです.
「DJをベースにした音ゲー」という概念を飛び越え,ついに完全にDJプレイそのもので遊べる機能を実装するというのは,まさにDJそのものの裾野を広げ「繋がり」を生み出そうと試みていると考えられ,プロジェクトテーマを本当に突き詰めていっているなと感じさせられました.

実際にリリースされた際にはぜひ試してみたい機能だなとおもってますので,アップデート後に再び更新しようかなと思います.


また,怒涛の原盤追加ラッシュも発表され,本当にどこまで行くんだグルミクは... という感じがしました.


まとめ

今回はグルミクに関して数時間遊んでみた上での素人感想を書いてみましたが,実際褒める箇所ばかりだったというのが率直な感想です.

【繋がり】をプロジェクトテーマとして据え,そしてプロジェクトの対象ユーザーを老若男女としているだけあり,色々なところでユーザーの裾野を広げていくための工夫 が見られ,ここまで音ゲーは進化したのかと非常に驚きました.

β版の先行リリースなどはあれど,まだ本リリースから数か月しか経っていないため,今後どんどん発展していくことが予想されます.
本文中で課題点として挙げたところは個人的な意見ですので,別に改善されなくてもいいと思います.ただ,実際にコアにプレイしている人,そして新規ユーザーからの改善提案などを遍く吸収しながらアップデートを進めていくと,本当に非の打ち所がないキャラクターゲームアプリへと進化していきそうな予感を感じさせられる1作ではないかなと個人的には思います.

今後グルミク,そしてD4DJがどのように進化していくのか期待して推移を見守っていきたいと思います.

異常な長文でここまで読み切った方がどれほどいるか存じ上げませんが,お読みくださいましてありがとうございます.他の記事もよろしければご覧ください.


超余談

トップのグルミク風画像は,ロダンNYLGのジェネリックのニタラゴルイカを使って作ってみたけど,体験版には清音のみしか収録されていないので濁点は線オブジェクトで追加したという裏話.
今までジェネリックフリーフォントを結構使って遊んできたけど,そろそろ製品版にも手を出して本格的にコラ遊びしようかなと考えている次第.




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