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久しぶりのワイン縛り

 昨日は少人数で外部役員を囲んでの食事会でした。

 今は家でのデフォルトはノンアル生活。
 飲み会も、去年あたりから復活してきたとはいえ、平成時代に比べれば、3分の1以下に激減。
 自由なスタイルであれば、軽くアルコールを注文して、以降はノンアルに移行、日本酒を飲む場合も、基本1合までで、その場合、他のアルコールは乾杯のビール以外には飲まないといった、翌日に残さない飲み方を徹底しています。
 そうした中で、昨日は久しぶりにワイン縛り。ペースこそゆっくりであったものの、さすがにちょっと飲み過ぎたかなと、感じました。
ただ、朝まで引きずることはなく、いつもどおり起床し、朝食を済ませ、こうしてパソコンに向かっています。

 うちの会社では、3月は総仕上げ、出会いと別れの時期であり、4月には相応に人が入れ替わり、新しいメンバーでスタートします。
 ただ、僕の部門については、業務を取り巻く外部的要因が地殻変動を起こしており、あちこちでひずみが生じ、その補修や仕組みの再構築に追われている状況にあります。とりあえず補修することで凌いでいますが、屋台骨が揺らいでいることから、いずれは抜本的な改修が必要になります。

 総仕上げというより、積み残しを多く抱えたまま、次年度の体制に引き継ぐことになりそうです。

 当然ながら、そうした変化の多い、注目される部門のため、外部役員との話題の中心にもなり、僕の方からも話題の提供に事欠かない、昨日の食事会では、主役のような立ち位置にありました。
 話をしていて、我ながら、大変な一年を過ごしてきたよなあと実感。ここでバトンを渡せると、気持ちは楽になるけれど、組織とはいえ、現状は多分に属人的な仕事をせざるを得なくなっており、渡せる人もいないような状況。おそらく、4月以降も指揮を執ることになるのでしょう。
 
 4月以降の新年度の一年間が、今の部門にいるのは、おそらく最後になると思いますので、属人的な関係も含め、誰かに引き継がないと、組織としての仕事も回らなくなります。
 イチから信頼関係を築くのは、容易なことではないため、まずは僕の行くところに、後継者を同行させて、少しずつ、バイパスをつくり、太くしていき、いずれバイパスに完全に移管しても、組織同士の意思疎通ができるようにしておく。
 後継は、組織の序列第二位というより、今の序列は低くても、将来を見据え、自分の後釜になるような人間を指名し、育成する必要があります。

 やはり、自分が部門のトップになってみると、ナンバー2であったときとは、責任のかかり方、視点の立ち位置が全然違う。
ナンバー2はできても、トップは難しい、その間に深い溝があり、乗り越えられる人は案外少ない、これはトップになって2年間、僕の周りにいる補佐役の動きを見ていて、痛感しています。
 
 4月に来る若手幹部を後継者に擬し、知見の共有と人的ネットワークの移管を強く意識して、仕事をしていきたいと思います。
 それにしても、新たな年度の幕開けも、あと少しですね。歳月の経つのは、早いものです。

 


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