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電車内でタブレットをフル活用

 先日、都内で地下鉄に乗車していたとき、隣の席の高校生(?)がタブレットにタッチペンで必死に書き込みをしていました。
 何をやっているのかなとチラ見してみると、英語の和訳を書き込んでいるようで、ただ、英語の隣には見慣れない、ああ、これはドイツ語だな、と思う単語が併記されている。英語とドイツ語を見ながら和訳を書き込むことで、同時学習を進めているのかなと思いました。
 どういう学習ツールを用いているのかわかりませんが、ドイツ語を直接、和訳するより英語をかませることで和訳のアプローチはしやすいわけで、なかなか面白い学習法だと感じました。

 それにしても、電車の中で、タブレット学習に集中できる、この集中力はすごいですね。僕は電車の中では自分に許しを与えてしまって、居眠りを最上として、読書がその次、学びの音源は聞いていることが多いけど、聞き流しの時も多い、電車の中で学びをするというのは、受験勉強をしていた時期も含め、あまりなかったように思います。
 僕は朝早く起きても、「朝早く起きたのだから少しぐらい」とついアマゾンで買いたいものを検索したり、どうでもいい欲求を満たすことに時間を費やしてしまう。この時間を学びに充てれば、今でも多くのものは得られるはずですが、そこについては強力な目標の磁力が見いだせていないので、そうした「捨ててこそ、浮かぶ瀬もあれ」という気持ちには至っていないのが現状です。
 もちろん、欲求を満たすことは人生の生活の質を保つうえで大事なんですが、過ぎればやるべきことに使う時間も浸食されてしまいます。欲の波は高く、欲を満たすための言い訳はいくらでも考えられます。

 結局、こうした自身の欲の徒食を防ぐには、衆人環視のもとに自分の身を置いて、できれば目標を公言し、それに向かって取り組まざるを得ない状況を作り出すしかありません。
 まあ、稼いでいくことに、直接結びつく学びではないにせよ、暗闇の中を照らすたいまつを大きくして、見える範囲を増やすことはできるはずで、そこに自分の変化変容を促すアイテムが落ちているかもしれませんので、無為の許しを自分に与えることを減らし、今日が一番若い日、少しでも学びの時間を増やしていきたいと思います。


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