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アンチエイジングの精神

 土曜日に日高屋に行ったことは一昨日の記事で書きましたが、その際にあらためて実感したのは、高齢者の多さですね。

 平日は、僕は職場にいますし、職場の平均年齢はむしろ若返っているので、社会全体の高齢化の実感は湧かないのですし、オフィスの近くで昼を食べるときも、やはり同じような年齢層で構成されているので、そこでも高齢化の波を感じません。

 休日の昼間に日高屋に行くと、高齢者の一人暮らしと思しき男性が多いですね。だいたい、昼からアルコールが入っている。勤め人と違って休日だけ昼からアルコール解禁とか、自主的に規制をかけない限り、縛りはないのでしょうから、毎日、昼はアルコールをお供に、ご飯を食べているのかなと思います。

 日高屋も、少し行かない間に、人レス化が進み、注文は座席にあるタッチパネルから行い、食事が済んだらタッチパネルで会計を選んでから、レジに向かうようになっています。お冷もセルフになっていました。

 それでも、お客の中にはタッチパネルなんて使えないという人はおり、男性の高齢者が口頭で注文したうえで、「ラーメンと餃子は同時に持ってきて」と店員に指示していました。今の時代、こういう面倒くさいをこという人は、招かれざる客だろうなと思いますね。

 よく利用するスーパーのレジの方も、今はセルフレジ主流で、有人レジは1つだけになっています。有人レジはいつも長蛇の列のため、高齢者も仕方なくセルフレジに行き、まごついている姿を見かけます。

 駅のみどりの窓口も、今や利用客の多い主要駅でも閉鎖される駅が増えており、代わりに導入された高性能の券売機がその役割を果たしていますが、台数の絶対数が少ないうえに、操作に慣れていないために時間がかかっており、時間帯によっては長い列ができています。

 今の僕は、こうした変化についていくことができますが、20年、30年後に次の大きな変化が起きたときに、社会の変化に対応できるのか、おそらく、年齢で勝手に線を引いて、自分の理解できる現状の中に安住していては、確実に時代に置いて行かれると思います。

 やはり、アンチエイジングの精神は大事であり、例えば、着ている服もあまり若者向けを着ているのも、傍から見ていて見苦しい面もありますが、体型を維持しつつ、ある程度バリエーションのある着こなしをできるようにする、ヘッドスパで髪質を維持する、肌の手入れも怠らない、読書のジャンルを開拓するというように、若さを維持し、新しいことに挑戦し、流行に興味を持ち自分と波長の合うものは採り入れ、いつの時代にも自分の処を得るよう、努力していきたいと思います。
 

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