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障害を抱えながら「企業で働く」という選択肢(2/4)

こんにちは、かもみぃるの下です!
今回は「障害者雇用枠」についての考え方について書きます。
自分なりに考えたり、支援者と話す際の参考にしてもらえたらと思います。
前回の記事はこちら▼

3.「障害を伝えて(開示して)」働く選択肢…障害者雇用枠

企業には、従業員数に応じて決まった人数の障害者を雇用する義務があります!(障害者雇用促進法)
そのため、障害者雇用枠という求人で「障害者手帳を持っている障害者」を募集しています。
障害を伝えて、状態に合った勤務形態や業務内容で働くことができます。

週20時間以上働けるのであれば、
・「障害によってどうしてもできないこと」は任せない
(できる範囲の仕事を任せてくれる)
・勤務日数、短時間勤務などが可能
ということです!

給与で求人を探す前に、自分の希望条件から計算していくと具体的になりますね。

では、待遇はどうでしょうか?
★賃金や待遇は一般雇用と変わらない(同一賃金、同一労働)
★雇用形態は、パートなど非正規雇用の求人が多め

これには、ちゃんとした理由があります!

そして、求められる基本的なマナーや態度、心構えは、障害者雇用枠も一般枠も変わりません。

「給与が発生する」ということは、それなりの責任が生じるということですね。
好きなことだけやる、というのは「働く」とはいえません。

しかし、障害者雇用という選択肢はまだ「賭け」の要素も大きいです。
入社したら業務内容は他の社員と同じで、受け入れ体制も整っていなかった、なんてことも…
なので、一人で就活せず「就労支援機関」に相談することをおススメします。
支援の質はピンキリですが、会社との仲介や就労後の定着支援をしてくれます。
ちなみに、民間の人材派遣会社でも対応してくれますが、就職後のサポートをしてもらえないこともあるので要注意です。

ここまで障害者雇用枠について書きましたが、あくまで1つの選択肢です!

障害者雇用枠にしか応募できなくなる…
と勘違いしている人が多いですが、そんなことはありません!

障害者手帳は選択肢を増やすためのパスポート!
自分には支援が必要かも?と思ったら、是非検討してみてください!

【3/4へ続く】

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