福津市/盛土で学校 #福津市やばい

福岡県福津市では、二つの川の間に、盛土して小学校をつくる計画が進んでいます。けれどここ…

福津市/盛土で学校 #福津市やばい

福岡県福津市では、二つの川の間に、盛土して小学校をつくる計画が進んでいます。けれどここ一帯は、洪水・高潮・ため池決壊という3つの浸水想定区域。ここを盛土すれば、周辺地域の浸水深が深くなることが判明しました(48cm→1.15m)。それでも計画を止めない福津市。どうか助けて。

最近の記事

地点9の方々に謝りたいこと

R6年2月29日、全員協議会で議員全員に配布されたのが、この資料だった。 ここで最も注目してほしいのが、代表地点として地点1〜9が挙がっている、最後のページだ。地点7、8は学校の敷地内であり、盛土をするので造成後の浸水深はそれぞれ1.3→0.4m、1.8→0.6mと、80〜90cmほど低くなることがわかる。けれども注目したいのは、地点5、地点6、地点9の3箇所で浸水深が上がっていることだ。 地点5は住宅街であり、ここが全体に10cmアップ。ひどいのは地点6と地点9で、50

    • 議事録、録音、申出書まで「ない」の衝撃

      R6年1月〜2月は、できるだけ多くの住民にこの現状を知ってもらおうと、佐伯議員が中心になって、たくさんのイベントを開いた時期だった。 どのイベントも盛況で、地域住民の方々の関心の高さをうかがわせた。誓って言うけど、佐伯議員はこの先生方が、今回の建設に反対してくれそうな人だから呼んだのではない。近くにいる河川の専門家ということで来てもらった。それでも、どの先生方に聞いても、福津市の学校建設は「あり得ない」と口をそろえた。この先生方は、実際に自治体が公共施設をつくるときの指南役

      • 請願は可決したものの・・・

        地域住民の気運も高まるなか、3つの市民団体から議長宛に請願が出る。これは「①専門家による小学校建設予定地及び周辺地域の安全性の評価を実施すること」と、「②評価に沿って、科学的な根拠を示す住民説明会の早期開催と地域住民との合意形成を図り進めること」を求めるもので、議会で可決されるかどうかに焦点が集まった。 そして開かれた12月議会で、この請願はなんと「全会一致で」可決される。それが以下の動画になる。4分以降、横槍が入ってくるがそれも含めて見てほしい。誰が一部の利益団体を代表し

        • 怒号の住民集会

          一日千秋とはこのことをいう、だろう。 市が約束してくれた住民説明会を、私たちは待ちわびた。「もう開かれるかな」「もうそろそろだろ」、会うたびそんな話題になった。それでもどんどん日が経っていったとき、盛土業者との入札がR5年11月17日だという情報が入ってきて、戦慄が走るのである。 ・・・えっ、まさか。再度の住民説明会をする前に、盛土業者との入札をしてしまうつもり? これはさすがにやばくない?  さらに問題なのが、このとき流域住民のほとんどが、この現状を知ってもいなかった

        地点9の方々に謝りたいこと

          ことの始まり

          皆さんも知っての通り、今回の福津市の盛土問題は、「行政が、周辺地域の浸水を悪化させることがわかっているにもかかわらず、住民の反対を押し切って、盛土して小学校を建てようとしている」という異常な事態である。そんなこと昨今、民間企業にも許されない話であり、公共の益を追求する地方自治体がやるなんて、まずもってあり得ない話なのである。 私がこの問題を知ったのは、私の親友とも言える佐伯美保議員を通してだった。佐伯さんは、ここ福津市で35年にわたり、子どもの育ちや環境教育に関連する20近

          まず、心からの「ありがとう」を

          これを読んでくれる人たちは、ほとんどがYoutubeやTikitokでこの問題を知って、もっと詳細が知りたいと探してくれた人たちと思います。だからまず、心からお礼を言いたい。本当にありがとうございます。心から、腹の底から。この感謝の色や形を、表に出して見せることができたら、どんなにかいいのにと思う。本当に、心から、ありがとうございます。 こんなに理不尽なことが起きているのに、行政も議会も機能していない、こんなまちで。マスコミも反応してくれない、こんな日本で。もうあきらめるし

          まず、心からの「ありがとう」を