見出し画像

僕と拒食と過食

僕は今までずっといわゆる「デブ」である。
自覚もあったし、家族や周りの人間からも言われていた。(弄りだったかもしれないが)
それでもやっぱり自分で思うのと周りから言われるのとでは違ったのだ。

拒食になって

僕は拒食症と診断されたわけではないが、中学2年生から3年生にかけて拒食と言っていいほど食べ物が食べられなくなった。
元々53kgほどあった1ヶ月も経たないうちに体重は38kg程になり、食べ物の匂いが気持ち悪くてどうしようもなかった。
それでも僕は自分のことを痩せてると思えなかった。

過食への変転

ある日僕は今まで痩せることに執着していた糸が突然切れたかのように過食するようになった。
いくら体重が減っても痩せてると思えないことや、家族からデブだと言われ続けたことによるストレスからだと思う。
体重が増えるのはあっという間の事で中学を卒業する頃には60kg近くなっていたし、高校3年の今では65kgにもなった。
正直もうどうでも良かった。痩せても変わらない周りの評価にうんざりしていた。ただ、痩せている子が居れば引け目を感じるし、物事もネガティブにしか捉えられない。これは僕の元の性格によるものだと思うが、見た目に自信がないことは全てにおいての自信の喪失に繋がっていた。


僕は女の子はみんな可愛いと思っているし、男の人もみんなかっこいいと思ってる。どんな容姿でも。綺麗事言うなって思うかもしれないけど、努力する姿はすごく素敵だし、無理をして突然糸が切れるよりも自分を受け入れる努力をした方が幸せになれると思う。
僕はまだ僕を受け入れることは出来ないけど、少しでも僕の言葉が誰かに届いて心を軽くすることが出来ればいいなと思う。
今日もお疲れ様です。頑張りすぎないでくださいね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?