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茶の湯の本たち#30 茶杓探訪 

歴史学者 西山松之助さん(1912年生まれ)の茶杓に関する研究をまとめた本
茶杓の写真ではなく手書きで、特徴を記載していて驚きます
珠光(15世紀)から川上不白(18世紀)までピックアップされています


このシリーズについて

茶道初心者が茶道の本を紹介する記事です。ほぼ自分のメモがわりです。
本記事では、茶道の初心者向けのおすすめ本を紹介します。
本の中身と関係ないことがほとんどです。

今回の本はこちら


おすすめポイント

  • 情報量がすごい。茶の湯の歴史における重要人物が登場して、ゆかりの茶杓を説明している。

  • 紹介されている人(私の勉強メモ用です。漢字読めない人多い。漢字あっているかな?)

I 茶の湯の誕生 ー 珠光、足利義政、北向道陳
II 茶の湯大成 ー 武野紹鴎、津田宗及、丿貫、藪内剣仲、千利休、豊臣秀吉、山上宗二、千道安、千少庵、佐久間不干斎
III 七哲と武将 ー 瀬田掃部、牧村兵部、織田有楽、織田道八、古田織部、細川幽斎、細川三斎、上田宗箇
IV 寛永のきれい数寄 ー 小堀遠州、佐久間将監、小堀権十郎、松花堂昭乗、木下長嘯子、本阿弥光悦、本阿弥空中、安楽庵策伝、早見頓斎、清水道閑、甫竹
V 宗旦とその門弟ー千宗旦、藤村庸軒、山田宗徧、杉木普斎、三宅亡羊、久須美疎安、土斎
VI 宮廷の雅ー烏丸光広、常修院宮、一条恵観、後西天皇、近衛予楽院、金森宗和、鷹司輔信、土肥二三、風早実種
VII禅僧の茶杓ー沢庵宗彭、江月宗玩、清巌宗渭、僖首座、一絲文守、玉舟宗璠、江雪宗立
VIII 大名茶の湯 ー 桑山宗仙、片桐石州、伊佐幸琢、船越伊予守、柳沢淇園、徳川光圀、伊達綱村、酒井宗雅、松平不昧、稲葉正通

IX千家流の茶 ー 閑翁宗拙かんおうそうせつ、表千家関連では 逢源斎江岑宗左ほうげんさいこうしんそうさ久田宗全ひさだそうぜん随流斎良休宗左ずいりゅうさい りょうきゅうそうさなど、 裏千家関連では仙叟宗室せんそうそうしつ不休斎常叟ふきゅうさいじょうそう六閑斎 泰叟宗室りっかんさい たいそうそうしつ又玄斎一燈ゆうげんさいいっとう

X 自立する流派 ー 楽只軒松尾宗二らくしけんまつおそうじ川上不白かわかみふはくほか

最後2つだけ ふりがなチャレンジしました。ルビだと読みづらいですね
武者小路千家サイト他を参考にしました。色々な流派がある模様です

松尾流の情報は調べてもあまり出てこなかったので、名古屋大茶道部を参考までに


読んで思ったこと

  • 名前が読めないことが多いので調べてみると、色々な流派の歴史が見えてきて面白かった

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