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本日ワンシーン! 「手のひらは真実を語る」 7場-4

こんばんわ!どうも!シマです(*゚▽゚)ノ
いやぁ、久々のワンシーンの投稿です……すみませんm(._.)m
しかし、7場の終わりでございます!いやぁ、筆が進みましたよ!
2カ月でここまで話が書けるとは驚きです。(同時に毎月1~2本、コンテスト用作品も完成させてますので……おれ、倒れないか……( っ゚、。)っ)
しかし、息抜きも行っておりますのでご心配なく!

そういえば、本日、池袋のサンシャインシティにある「水族館」と「ニャンジャタウン」に行ってまいりました!
水族館は言わずもながら、様々な魚や動物が……(カワウソ、かわいかった)
ニャンジャタウンもメインは……中に移設しました猫カフェが目的で行ってまいりました!いやぁ、もうメロメロでございます(*♡_♡)
私、シマは動物がとても好きでございまして、大学時代もよく、近くにある猫カフェに行っておりました!

……猫アレルギーですが

いやぁ、好きなのになぁ……猫カフェを出たらすぐに手を洗ったり、猫をなでた手で目をこすらないようになど、細心の注意を払って行っておりますのでご安心を(・∀・)

しかし、好きなものなのに身体が受け付けないなんて悲しいですよね……
知った時もショックでした。
きっかけは、小学校4年の塾の帰り道……
家に向かう途中、野良猫が可愛く私のそばに向かってきたのですよ。
いや、そんな誘惑をされたら、もう男として!!!(なにを言ってるんだ)……しばらく戯れておりました(´∇`)
さて、問題はその後……
家に帰り、鏡を見て……綺麗に二度見をし、家族を呼びました……(☞ਊ ☜)目がァアアアアァアアアアッッ!
えらく目が腫れていまして……それはもう、漫画やアニメなどの表現のような腫れ方でした。
その時、初めて親から猫アレルギーということを知らされましたね。
覚えてますよ。あの時、親から笑われながら……

「え?知らなかったの?触るまで気がつかなかったの?馬鹿だねぇ」

……気付くかぁ!!!?
この話を就職活動の最終面接で重役に喋ったらとても盛り上がりました……内定ももらえました……複雑です……|ω・`)

しかし、注意をすれば猫カフェにも行けるので、また行きたいなぁ!

本日の小話は猫アレルギーでしたが……本当に雑談だなぁ(´・ ・`)
少し、作品や執筆の始め方、作り方なども書かないと雑談アカウントになってしまう……
次回の小話のネタは決まりましたね!
それでは、本日のワンシーン!「手のひら」をお楽しみください!
シマでした!

PS:本日の写真は今日行った猫カフェの一匹です……暗いけど凜々しい!

本日のワンシーン!

「手のひらは真実を語る」 26

松子「そんなに視野を狭くしちゃいけないんじゃないかい?絵描きとしてさ」
亜里砂「……はい?」
松子「あれ、違うのかい?でも、あんた、絵をよく書く趣味でも持ってるんじゃないかい?それも、大きなデッサンとか」
亜里砂「それは……」
明里「亜里砂、まだ書いてたんだ!昔から好きだったもんね」
愛菜「そうそう!よく教室に残って絵を描いててさ、私達、それをよく待ちながら喋ったよね」
吹雪「当たってるみたいだね」
亜里砂「……そうですよ。昔は書いていましたが、今は勉強で忙しいので」
松子「それは今は書いてないってことかい?」
亜里砂「あくまで趣味なので。気分次第ですよ」
松子「それは嘘だね」
亜里砂「……何でそんなことが?」
松子「それはあんたの手に夢を諦めきれない線があるからだね。誰になにを言われようとも、それを諦める気になれない、粘着質な線だよ」
亜里砂「粘着質って」
松子「そうじゃないかい?口ではなんと言おうとそれを目指してみたいって気持ちを押さえられない。それに嫌気がさしても、馬鹿みたいにやり続ける。しつこい人生が見えるね」
吹雪「松子!言い方」
松子「おや、それはすまないね」
千佳「でも、そんな線があるんですね。どこにあるんですか?」

手をのぞき込む千佳。

松子「そんなのはないよ」
千佳「……はい?」
吹雪「あ?」
松子「なんであんたまで驚くんだい」
吹雪「いや、私は手相は全然分からないし。それにあんなに自信満々に言うからさ」
松子「こんなのね、手相を見るまでもないんだよ」
亜里砂「どういうことですか?」
松子「利き手にの人差し指の付け根、それに手首のとこ、デッサン特有の人がなるとしか思えないまめがある。それにこんなにまめができるまで握るってことはそれだけ思い入れが強いってわかるんだよ」
吹雪「……いや、どや顔で言われてもさ」
松子「すごいでしょ?」
千佳「すごいですけど……」
松子「しゃくぜんとしないね。言いたいことがあるんだったら言いな」
吹雪「えぇ……千佳」
千佳「いや…なんというか……愛菜ちゃん」
愛菜「私ですか!?」
千佳「尊敬する人に思いを告げるのも大切でしょ」
愛菜「えーと……明里」
明里「ここで私にふる!?」
愛菜「さっき、大切なことを教えてくれた恩人だよ?」
明里「そんなことを言われても……」
愛菜「大丈夫!みんな気持ちは同じだから!」
吹雪「そうだ!きっと同じだ!」
千佳「そうだよ!」
明里「えぇ……その、松子さん?その洞察力はすごくすごいんですけど……こう、今までの前振りといいますか、複線といいますか、その……」
亜理紗「占い関係ないじゃん」
吹雪「そっちが言っちゃった!」
愛菜「気持ちはわかるけど!」
松子「それの何がいけないんだい?」
明里「こっちは開き直った!」
千佳「さすが、松子さん、ドンと構えてる」
松子「外野!」
4人「はい!黙ってます!」
松子「…で、どうなんだい?」
亜里沙「……そうですよ。書いてますが、それの何が悪いんですか?別に言わなくてもいいことでしたし、何も関係ないでしょ」
松子「じゃあ、絵描きを目指してるわけだ」
亜里沙「そこまでは……ただ将来はそういうこともしたいっていう憧れがあるだけだよ」
松子「憧れね」
亜里砂「……何ですか?」
松子「別に……さて、ちゃんと手相を見るかね」

亜里砂の手を再び見始める松子。

松子「おや、いい手相を持ってるね。夢に向かって諦めずに進むこと。それを強調する線があるね」
愛菜「へー!すごいじゃん亜里砂!」
亜里砂「……失敗したらどうするんですか?そんな無責任な言葉でたった一回の人生をふいにしたら」
松子「失敗なんて怖がる必要なんてないね。まぁ、手相には成功するまで続ける精神を持っているみたいだけどね」
亜里砂「どの占い師も同じこと言うんですね」
明里「どの占い師?」
亜里砂「昔、言われたんだよ。あなたは夢を
目指すべきだ。失敗もあなたはしない。成功するまで続ける精神を持っているからってね」
愛菜「え?亜里砂、他の占いとか受けてたの?」
亜里砂「一回だけね」
愛菜「一回って……」
松子「……さっき話してた、修学旅行の時かい?」
亜理紗「そうですよ……2人は忘れてたみたいだけど、呼び止められたのは……」

亜理紗「私」

暗転

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