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秋のお彼岸

お彼岸の最終日、
電車やバス、徒歩で、
ゆっくりお墓参りに行ってきました。

(8月は本当に酷暑で、お墓参りには行けなかったので、気になっていました)

慣れない場所の降りたバス停が、
だいぶ手前だったらしく、
のろのろ歩いていると、3台ぐらいバスが通り過ぎて行きました。笑
(あれに乗りたかった!🚌)

でも少し涼しくなってきているので、
ウォーキングも兼ねて、川沿いを歩きました。

きれいな川辺の花を見ていると、
「きれいね、私もカメラがあるから撮ってもらえるかしら?」とご夫人から撮影依頼があったりして、道中和みました。

用意していった花束も、顔に近づけるといい香りがして、癒されました。

お墓をふいて、きれいにして、
花を左右きれいに飾って、
お線香を焚いて、
手を合わせてきました。 

一緒に暮らしていた祖父母‥

祖父は晩年、自殺をするようにアルコール依存症になり、

祖母は心身の不調を訴え、自分はかわいそうだと近所や親戚の注目を集めることに必死になっていて‥
母はよく怒っているか泣いているか、
そんな子供時代がありました。

毎日のように学校から帰ると、プリンとかお花とか、祖母の好きなものを持って、祖母の話を聞きに行っていました。
10代の1人傾聴キャンペーンみたいですね。
そうしないと、精神的な攻撃が母に、近所に行ってしまうし、
祖母の話を聞くのは嫌ではなかった。

母よりは距離感があるためか、
いい孫だ、いい孫だ、と言ってもらいました。

手を合わせて、
お線香のいい香りがまわってくると、

毎日事件のような日々だったけど、
にぎやかだったな、

今手芸に興味があるのですが、
それは祖母は洋裁をしていたから、後ろでそっとガイドというか、教えてくれているのかもしれないな、

祖父の口ぐせだった、
いい塩梅だ〜いい塩梅だ〜って、
温泉につかるみたいに言ってくれているかな、と
祖父母のいいところ、よかったところも思い出したりもしました。

無宗教ですが、
お互い何度も生まれ変わり、死に変わり、何かもっと進んだ、いい魂になってもう一度出会ってみたいです。
あの時、あの時代は特に大変だったね。ごめんね。ありがとう。
そう言いあえたらいいなと思いました。


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