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「パルコと離島・喜界島の仕事は、変わらないですよ。」と彼は言った。

実際に会ったのは、何年ぶりだろうか。パルコ時代の同僚(後輩)と会ってきた。

離島百貨店でのPOPUP。谷川くんは昔からハッピが似合う。

2006年3月から、僕は大分県大分市の大分パルコへ異動した。リーシング・催事運営・宣伝販促など、商業施設の営業的な側面を初めて担当することとなった。(2004年〜調布での新卒時は、「管理課」という防災・防犯・衛生管理、経理の仕事がメインだったため。)

その時、先行して大分に赴任していたのが、谷川くんだった。

Google Photoが発掘してくれた2006年3月1日、僕の赴任日の谷川くん。(いまと変わらん。)

彼が、大分に新入社員として着任したときの、当時の店長が企画人として社内外で有名人だったのですが、彼のDNAを余すことなく引き継いでいました。僕は、宣伝販促担当が初だったので、後輩でありながら、谷川くんからいろいろ教わりました。

Google Photoで2006年3月〜の期間で写真を検索すると、超レア写真がザクザクとでてきた。

この駅前風景、懐かしい。
(スタッフジャンパーを着た谷川くん。…これは何の仕事だろうか。)

ドコモさんのイベント風景ですね。

FOMAのイベントだった。

話の導入部が長くなりましたが、本論へ。

脱サラ

彼は、2021年にパルコを退職し、脱サラして、喜界島へ。すげー。

もともと、「島」が好き、というのは、在職時から知っていたのですが(よく長期休暇には沖縄とかに行ってた)、まさか「職」にするとは思ってもいなかった。そんな彼のInstagramを見ていたら「来京している!?」と知り、ふらりと日本橋の「離島百貨店」というところに行ってきた。

(職場の近くにこんな施設があるなんて知らなかった。)

この数日の悪天候の影響もあってか、今日の会場は賑わっていた。物販も大人気だったらしい。僕が買ったのはこちら

クラフトコーラの素(?)も欲しかったんだけど、手持ちがなく、断念。(都内で買えるとこあるらしい。)

アルムナイ・パルコ

この数年パルコを退職され、活躍する方々を多く目にする。(自身がそうだから、そう見えるだけかもしれないが。)「商業施設の運営」って、職務の特異性があり、他の異業種企業で機能しにくい、ような都市伝説があったが、そうでもないようだ。ちなみに、パルコの総合職は、文字取りの総合職なので、本当に多種多様な職務がある。人事異動による転勤は、転職に近い感覚だ。(それは辞めてから気がついた。)なので、転職しても、平常運転なんだろう。
谷川くんと会話していて、ユニークなコメントがあった。それが、本noteのタイトルである。

「パルコと離島・喜界島の仕事は、変わらないですよ。」

これは、意外だった。でも、彼のミッションをちょっと考えると、すぐに腑に落ちた。

訪れる人々を楽しませ、テナントを成功に導く、先見的、独創的、 かつホスピタリティあふれる商業空間の創造

パルコ 経営理念

「テナント」を「喜界島の観光・物産」、「商業空間」というのを「喜界島」にするだけである。仕事の本質は、変わらない。この感覚は、僕も似ていて、飲料メーカーでも、SaaS企業でもそうだった。
最近「新卒配属ガチャ」みたいな話題がSNSのタイムラインで話題だが、配属部署もさることながら、そもそも所属しようとする企業の理念や経営者のビジョンに共感できるか?も今の時代だからこそ、意識したい点ですね。

彼が赴任しなければ、「喜界島」なんて、知りもしなかったし、名産品を買うこともなかった。

ネットも普通に通じるし、いつでもどこでも働けますよ。」と谷川くん。
帰宅して、このnoteを書いている僕は「喜界島 ワーケーション」とググっていた。

また、会いましょうー。次は..島で…?!


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