見出し画像

スー女に足を踏み入れて。今こそ見るべき大相撲の世界。

一瞬で勝負が決まる潔さ。

身ひとつでぶつかり合うたくましさ。

人間味あふれる人柄の温かさ。


単に強い、弱いだけではない
相撲のおもしろさを教えてくれたのは、
昔も今も母でした。


幼い頃、大相撲シーズンになると欠かさず
母と一緒にテレビにかじりついて見ていました。


ルールが分かりやすく、子どもも楽しめる相撲。

天高く大量の塩をまく“水戸泉“や
小さな体で大きな力士に技をかける“舞の海“が
好きで応援していたことを覚えています。


あれから30年近くの年月がすぎ、
相撲と再会を果たしたのは2022年の夏。

息子を出産して育児に追われていた時期、
母が家事の手伝いに来てくれました。


母は変わらず相撲好きで、夕飯の支度をしながら、
または孫をあやしながら、
相撲中継を毎日欠かさず見ていました。



好きな力士の魅力を語ったり、
嫌いな力士の愚痴をこぼしたり。
それはそれは超個人的な超偏った視点で
好き勝手にしゃべりまくってました。

でも、それがまたおもしろくて。



最初はどの力士も同じ顔に見えていましたが、
毎日見ているうちに、それぞれの力士の個性が見えてきました。

「若隆景かっこいい!筋肉すごっ!」

「若隆景と若元春は兄弟なんだ。」

「琴ノ若は三世代みんな三役の関取かぁ。
 プレッシャー半端ないだろうな。」

「玉鷲は38歳?!この歳でよく動けるなぁ。」



そしてどんどん相撲の沼にハマっていきました。


まだまだ相撲初心者ですが、
相撲をあまり見たことのない人に伝えたい
《ここに注目!》ポイントを語らせてください。



・力士のプロフィールをチェック

出身地や年齢、好きな食べ物、趣味、
好きなアーティスト、好きな漫画などが
相撲協会のホームページにのっています。

好きなものが一緒だとなんだか嬉しいし、
力士のちょっと意外な一面が垣間見れて
親近感がわいてきますよ。


・先場所と今場所の番付を比べてみる

先場所好成績で番付が上がった力士がいる一方、
怪我などで調子が悪く、番付が下がってしまった力士もいます。


勝負の世界ですから、勝つ人がいれば負ける人がいる。

当たり前のことですが、
そこにこそ相撲のドラマがあるのです。

勝ち負けの世界に生まれる嘘偽りのないドラマを
ぜひ楽しんでみてください。



・取り組み以外にも目を向けてみる

例えば行司さんの服装(装束)に注目してみたり
客席にいる芸能人を見つけたり
どんな企業が懸賞を出しているのか見たり
土俵入りにつける化粧廻しのデザインを見たり。

毎日見ていると、いろいろなことが気になって、
相撲の奥深さを知り、どんどん沼にハマっていきますよ。



・大相撲の歴史的な異常事態?!

2023年三月場所は、大関 貴景勝がケガで
7日目から休場することになりました。
横綱 照ノ富士も休場中のため、
なんと昭和以降初の横綱・大関不在の場所となりました。


番付上位の横綱・大関が不在となると、
どの力士にも優勝の可能性がでてくるわけです。

つまり平幕の力士が初優勝することもあるので
どんな優勝争いになるか目が離せません。



語りだしたら止まらないほど、
すっかりスー女になってしまいました。

でも、相撲の沼にハマったおかげで、
共通の話題がなかった母と
相撲話しで盛り上がることができるようになりました。

母もまさか私がここまでハマると思っていなかったようで、
驚きつつもよろこんでいます。


めでたし、めでたし。


*  *  *


最後に。

「#ハマった沼を語らせて」のお題企画を
してくださったnote運営事務局のみなさま、
後援くださるスカパー!さま、ありがとうございます。

このお題がなければ、相撲について語ることはなかったと思います。

相撲について語れて楽しかったです。
きっかけをいただきありがとうございました!


#ハマった沼を語らせて


この記事が参加している募集

スポーツ観戦記