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おいしいお話

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読むとほっこりする、おいしいものにまつわるお話や思い出をまとめました。
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#エッセイ

腹15分目の炊き込みごはん

歴史ある小さな温泉街に佇む、 料理が人気の温泉旅館に行ったときのこと。 夕食の机の上には…

hiro
2年前
28

母の優しさは、一年に一度梨に姿を変えてやって来る。

今年も届きました。 大きな、大きな新高梨! 私の顔ほどある、とても片手じゃもてない その立…

hiro
3年前
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わが家の食卓、優等生をやめました。

母は専業主婦で料理上手だったので、 実家の食卓には、いつも一汁三菜。 色鮮やかな季節の食…

hiro
3年前
117

一日の疲れをリセットするアイスの魅力。

食事のあと、くちが甘いものを求めてくる。 チョコ、カステラ、クッキー… なんでもいいんだ…

hiro
3年前
45

楽しくて可愛らしい、フルーツのかくれんぼ。

噛んだとたん、“じゅわ“とあふれる果汁。 フレッシュな甘酸っぱさを包みこむ あんこの優し…

hiro
3年前
86

懐かしのバタークリームを包み込んで。地元で愛される老舗の味。

手にとると崩れそうなほどふわふわの生地に 巻けないほどたっぷりの生クリームが入った ぽっ…

hiro
3年前
45

笑顔をはこぶ、幸せの黄色いカステラ。

寛永元年の創業以来、伝統を受け継ぐ ふわふわで、しっとりお肌の優しいお味。 子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、 ひとくち食べれば笑顔になる そんな魔法のようなカステラがあります。 * * * 15年ほど前のこと。 祖父母へ手土産に「福砂屋」のカステラを買っていきました。 おやつが大好きな祖父は、いそいそと包みを 開けるなり、目を輝かせて瞬時にパクリ。 「こりゃ、昔食べたカステラの味じゃなぁ。」 「懐かしいのおー。」 そう言って、喜んで食べてくれました

あんこ好きを虜にする“冷やし饅頭”はじめました。

ふと、無性に食べたくなる”あんこ”。 夏は”水ようかん”、”水まんじゅう”もいいですね。…

hiro
3年前
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幸せにかぶりつく。“ハンバーガーの日によせて“

ふわふわですべてを包み込む、心の広いバンズ。 香ばしく焼かれた、肉肉しいパテ。 小さいの…

hiro
3年前
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399円のとりめしに詰まった、ささやかな思い出。

たかが、とりめし。 されど、とりめし。 “とりめし“に詰まった夕焼け色の思い出を 私は突…

hiro
3年前
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雨の日ブルーには〇〇が一番の薬。

急に大雨が降ったり、雷が鳴ったり、 不安定な天気につられて不安定なのが、心。 気圧に左右…

hiro
3年前
50

《忘れられない味》台所で生まれた”味見”という名の“つまみ食い“。

台所は、おいしくて楽しい場所。 台所は、母とすごす特別な場所。 忘れられない味は、そこで…

hiro
3年前
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今日も、半熟たまごに片思い。

殻にこもったキミは、とっても魅力的。 鮮やかな黄色のドレスをまとって、 華やかに登場する…

hiro
3年前
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「日本をほくほくに!」春に焼き芋を手にした理由。

寒い時期の風物詩、焼き芋。 冬に食べすぎて太っちゃったので、心を鬼にして買わないように、見ないようにしていました。 でも、スーパーで見ちゃったんです。 このパッケージを。 ”ほくほく山” ”紅天使” ”ねっとりなめらか” これはズルいよ。 裏には「ほくほく山 KAITUKA」さんのメッセージが書いてありました。 日本をほくほくに! 焼きいもは、日本が世界に誇れるスイーツです。 どんな時も、ほおばると、心がリッチになる。 私たちはそれを、ほくほくすると呼びます