【レポート】12/7 コアメンバーによるシナリオ検討会①
公共建築、DX、産業振興、生活支援、教育、子育て支援、市民協働、多文化共生……自治体財政に大きく関わりそうなテーマについて、専門の方と聴講参加者を呼んで勉強会を実施してきました。
その振り返りをしながら、いよいよ「SIMULATION2035おおさか」のゲームシナリオを作るステップに入ります。コアメンバーが集まり、事前にがあさんが書いてくれたシナリオにGoogleドキュメントでコメントを入れた上で、まずは勉強会のふりかえり。
場所は飲み会の場所に近いどころか、お店のご厚意で最初の1時間はお店の片隅でミーティングさせていただきました。ありがたい……。
振り返りの中で出てきたのは、以下の内容。
この日のメンバーの話からピックアップしましたが、だんだんと話は「SIMULATION2035おおさか」を誰のために、何のために作るかをもう一度揺さぶられる方向に。
今回、勉強会を通じて「大阪市の事業ってこんなにあるんやな」と知った人は多く、ベテランでも異動した先の事業はわかっていても他の部署の仕事は知らないこともあります。若手ならなおさら。このゲームをすることで、大阪市の施策を一通り知る機会にもなります。
そして、対話しながら事業を取捨選択していく中で「対話をしながら結論を出していく」プロセスを体験します。
これは、もとの「SIMULATION2030ふくおか」でも同じ。キレイにまとまらず、ぐちゃぐちゃに終わってもいい。
ちゃんと自分の主張を伝えることができたか、こんな視点と伝え方があるのか、自分の思考の癖は?と、ふりかえり「仕事のやり方」に反映できれば成長につながります。他の人の視点や伝え方を知ることも、学びになります。
最後に、持続可能な自治体にするシミュレーションや、今までの取り組みで政令都市としての使命を果たしてきたことなどを踏まえて「大阪市だからできる仕事」にやりがいや自信を持てる機会になればいいなぁ……と、議論が熱くなっていきました。
そこで、ゲームについては財政を軸にするだけでなく「人」という要素を入れてみないかという提案が出てきました。
「それは絶対に面白いけど、大変じゃない?」
「『予算があっても人がいない』要素は今作るからこそ、必要だと思う」
「人を表すマグネットを割り当てて、差し出しあうとか」
よし、試しにパイロット版を作ってやりながら考えてみよう!と、があさんが一度アイデアをまとめてみることになりました。コアメンバーの中でも、防災のゲームなどを仕事でも作っているので心強いです。
その後は、たわいもない話と自治体財政・人材の話を行き来する飲み会に突入し、最後にはこんなほっこりした感じに(笑)。
いつも(個人的にも)お世話になってる「中も津屋」さん、ありがとうございました。
次回は休日に時間をがっつり取って、パイロット版のゲームを実際に動かしながら考えていきます。
《ライター:てるみん》