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スウェーデンの夏の風物詩!!ザリガニパーティー!
2008年に移住して以来、毎年8月に同じ家族と「ザリガニパーティー」をします。
ザリガニパーティーは、ディルと一緒にゆでたザリガニを食べながら、アルコール度数40度のウオッカを飲みつつ、歌をうたう会です。
ザリガニのしっぽはエビのような食感と味で、頭はカニみそのようです。
初めてこのザリガニパーティーをした時には、ザリガニにもビックリしましたが、友人が4カ月の子どもを連れてきており、パーティーの前にミルクを飲ませ、防寒をさせてベビーカーに寝かせると、みんながいたコテージの外にベビーカーを出して、子どもを寝かせて、窓から子どもを覗きつつ、パーティーを楽しんでいたのでした。ちなみに、コテージの外は私有地ですが森の中です。
子どもを外で寝かせることにも衝撃を受けましたが、乳児がいても人生を楽しんでいることがとても印象的でした。
その時赤ちゃんだった子どもは今年もう15歳。私のスウェーデンでの衝撃についてその子に話すと「スウェーデンは雪が降っても子どもをベビーカーに入れて外で寝かせるから、全然問題ないよ。」と言っていました。
さすが、バイキングの国の人です。
友人の夫婦にはうちの娘より5歳年上と、2歳年上の娘さん達がいるので、毎年子ども達の成長ぶりを聞いてはスウェーデン流の子育てを密かに学んできました。
うちの娘は今年ティーンエージャーになったので、親との距離感や学校の様子を聞き、どんな風が「普通」なのと尋ねると、家庭によって、そこ子どもによっても全然違って、「当たりまえ」とか「普通」なんてないわよ、と言われました。
友人の娘さん達は、毎年のザリガニパーティーも我々親の友人と一緒に楽しんでいるし、我が家の4歳児とも踊って、歌って、遊んでくれて、とても自然体で素敵な女子達です。
大人も子どもも一緒に楽しめるパーティーは、みんなにとってよい時間となりました。
8月になり涼しい日ばかりで、短い夏がもう終わりになってしまうことを感じる夏の風物詩ザリガニです。
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