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呪いと障害者と健常者

呪い

三年前ぐらいに仕事をやめました。
人事異動があり、総務課に。
そこには嫌な奴がいて何かと命令してきました。
そう、私は年を取った非常勤職員。

相手は四十代の正規職員。
私はその時足の調子が悪く、朝から疲れていました。
電話が鳴ると、早くとってと催促。
自分がとればいいのに。
その後で、いかにも私が怠けているように言うのです。
自分の子供は最近、率先してなんでもやってくれると、話をし始めました。なんでそんなこと、私が言われにんにゃないのか。
普通なら我慢できるのだが、その時の私の精神状態が悪かった。
二週間前、妻が足を骨折し、家の中のこともすべてこなし、毎日が本当につらかった日々だったのです。
それに加えて私の右足が痛くなっていました。(私はポリオで右足があまり動かない状態)
もう、我慢ができなくなり、ついにその人に対し大声で非難しました。
ああ、やっちまった。
もうどうでもよくなり、辞表を提出し、一か月後辞めました。
それ以来人間不信になり未だに職に就くことが出来ません。
そいつがいらんことを言わなければ、こういうことにならなかったと思います。
そいつを呪ってやると妻に話すと、心がすさんでくるよと、諭されました。自分が悪いこともあったかもしれません。
だが、障害者の私は未だに足の不調がいつ襲ってくるのかわかりません。
その苦しみが健常者にはわからないのでしょう。
呪いは罪にはならないので呪って行こうと思います。
心の狭い私です。
書くことによって、心が浄化されるかもです。
ちなみに、その方は一年後辞められたそうです。

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