きっと今が最後の語り場
個展の開催日まであと2日(4月13日から開催)以外にもやりたいことに手間暇がかかる場合、追いつかなくなるのは作家あるあるですね。
イメージと現実の差を埋めるために、作品の細かな展示方法などを模索しております。
silsil個展「NEW WORLD」
日程:2023年 4月13日(木)〜5月1日(月)
開廊時間:13:00〜18:00(火-水曜日定休)
入場料金:無料
会場📍:LAUGH & PEACE ART GALLERY
/大阪・なんば/
作家在廊:あり
4/13,15,16,21,22,23,28,29,30,5/1
グッズ販売:あり
公式サイト:
https://laugh-peace-art.com
⚡️4/15(土)14:00〜/15:00〜
/スペシャルイベント/
ゲストミュージシャン:亀田ゆか
コラボライブアート🎨入場無料
コロナ禍のことを今更ではなく、今だから振り返れるような気がしていて、ちょうどその頃にたくさん発表させていただいた作品を中心に、新作を交えて展示展開させていただきます。
2023年5月からあの疫病が5類になることもあり、いいタイミングにお声掛けいただいた感じがします。
作って・発表するという行為は時間との戦いであり、変化の激しいあの時期においては作った作品が「問いかけ」以上の意味を持ってしまい、誰かを傷つけてやしないか…なんてドキドキしながら発表したり。タイムリーすぎて発表の頃にはムードが少し変わってきたり。
気持ちがジェットコースターのように乱高下する時間で、いかに制作をしていくのか。いろんなことが重荷のようにのしかかり、きっとみなさんもだとは思いますが、複雑な日々でした。
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コロナ禍にスタートしたChangeシリーズの作品群や、当時制作した作品、また新作を含めて展示いたします。
2020年アートや音楽、さまざまな表現は、表現としての苦しみを伴っていました。
我々は、生きていく中で大切なことは何か?を問う時間を過ごしたのではないでしょうか。
とても傷つきやすい日々、アーティストは「作る」ことはできても「発表」は痛みを伴っていたように思います。
果たして、混乱する世界の中でアートは必要とされたのか。私たちは同じ時を過ごし、何をみていたか、また一歩変わってゆく世界の中で今一度振り返ってみたい。
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そんな考えで展示計画をしています。
イベントでは、ちょうどコロナ禍にアルバム制作を行っていた
シンガーソングライターの「亀田ゆか」さんをゲストにおむかえしております。
彼女とは台湾での共演を行ったりしていて、コロナ禍にもお会いしており、その時もお互いに「この状況について」お話したりしていました。
特に私は活動をし続けるタイプだったので、謎のハイテンションで頑張らなきゃ!みたいな話をしていた気がします。
彼女の歌声や歌詞、当時リリースされた「Eternally」というアルバムは、今の活気が戻った時間だからこそ考えさせられるものがあり、また今も通じるものを感じます。
特に「思考回路」や「ALIVE」は何度聴いても号泣してしまう….ライブを含め、エモーションナルな作品を楽しんでいただけそう。
イベントも久しぶりなので、単純にそれも楽しみです!
お先にYouTubeなどからも聴けますので、予習も歓迎です!
あの時に現実を直視するのは辛くもありましたが、今だからこそ「あの時」何してた?と話せる時間があることに私はとても幸せと展示の意義を感じています。
当時売約になり手元にない作品もありつつ、事情があって売約取り消しになった作品や、さまざまなエピソードも合わせて展示できるように、現在めちゃくちゃ準備中です。
お会いできますことを!
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