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【読書の時間】好きなことを「好き」と言えますか?


題名:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド

著者:八木 仁平

■選んだ理由
長年自分のやりたいことがわからずモヤモヤしていました。
やりたいことが見つからないというよりもやりたいこと、好きなことに自信がないという方が正しいかもしれません。
そんな私のモヤモヤを解消する手助けをしてくれそうな気がして手にした一冊です。

こんな人におすすめです!
・やりたいことがわからない
・好きなことを好きと言えない
・日常に不満があるわけではない、でもなんかモヤモヤする


■感じたこと
この本のタイトルにも入っていますが、「モヤモヤ」って言葉はいつからこんなに使われるようになったんでしょう。
言葉としては、昔からあると思いますが、ここ数年でよく聞くようになったな〜と感じています。

これは、モヤモヤしてる人が増えたから?というよりもモヤモヤしていることを発する人が増えたということでしょうか。

このモヤモヤを解消するには、自己理解が必要で、自己理解を進めるには方法があるとのこと。

自己理解メソッド
好きなこと
得意なこと
大事なこと

この3つが重なった部分がやりたいことになるという。

さらに、闇雲にこの3つを見つけようとするのではなく、見つけるには順番がある。
まずは大事なこと、つぎに得意なこと
最後に好きなこと。

誰にでも好きなことはあると思う。
私にも好きなことややっていて夢中になれることは少なからずある。
ただ、あとの2つが欠けていたと気づかされた。
ただなんとなくやっていて楽しいなと思っていても何のために、どういう価値観でやっているのか、それを言語化し自分の中に落とし込めているのか。

そこまで深く考えたことはなかった。

だから、自分が好きだと思っていてもどこか自信がなく、周りと共有することもなく自己完結していた。
自分で自分を信じてなかったゆえに「好き」と発することが怖かったのかもしれない。

そうすると本当はもっと夢中になれる、もっと好きになれることが他にあるんじゃないかといろんなものに手をだしてしまう。

その行動に明確な目的があるなら全く問題はないと思うが、何かあるかもしれないというような曖昧な心持ちだといつまで経ってもやりたいことは見つからない。

とてもわかりやすく、実践型で書いてあるので読みやすい反面、今までの自分の行動を振り返ってみるとドキッとさせられる部分が幾つもでてくる。
もっと早くこの本に出会いたかったと素直に感じた。

ただ今この本を手にしたというのは、私にとって今がタイミングなんだなと思う。

いつまでも「モヤモヤ」という便利な言葉に振り回されて動くことはやめよう。
やりたいこと探しの旅を終わらせるタイミング。きっとそれが今なんだろう。
そして、やりたいことがわかったら、「やりたい」と発すること。そうすることで行動につながり本当にやりたいことへと近づいくことができる。

ここで印象に残った箇所を3つ紹介します。

・「やりたいこと」探しをおわらせると最高の人生がスタートする。

・「やりたいこと」を決めるのを先延ばししてはいけない。行動して修正し、どんどん本当の「やりたいこと」に近づけていく

・自分らしく生きれたら成功。その上で結果もできれば大成功。


今日も「やりたいこと」をやってワクワクしていきましょう♪

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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