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【読書の時間】”しっかり聞く”って出来ている?

題名 心をひらく35のヒント 聞く力
著者 阿川 佐和子

著者は、テレビの報道番組のキャスターをされていたり、バラエティー番組に出演されていました。
雑誌での対談企画などでの長年インタビューをしてきた経験が書かれている。

▶︎感想

すごく読みやすかった。
話し言葉で表現されていて、
ノウハウはこうですよ、というのではなく、ほんとにそばで経験談を聞いているような感覚になった。

キーワードは、

しっかり聞く

何を当たり前のことをと思うかもしれないけど、
これができそうでできないもの。

聞くには、2つのステップがある。

1.実際に話が耳に入ってきて、
2.それに対して反応、質問をするということ。
このステップがあって会話が成り立つ。

夫婦や親子の間でよくある
”ちゃんと聞いてる?”のやりとりは、
どちらかのステップが踏まれていない可能性がある。

インタビューに限らず、会話をしている中で、

-次の質問はどうしよう
-時間大丈夫かな
-この話を盛り上げるには、どうすればいいか

など考えているうちに話が進んで、気がついたら聞いてなかったということもある。

特にまだ相手をよく知らない間柄の場合に、起こりがちかも。

そうならないためには、

”しっかり聞く”

-相手がどういう思いで話しているのか、
-興味関心は何なのかを観察し、
-自分ならどう思うのかを考えてみる。

よい質問をしなければ!と構えるのではなく、素朴に、疑問に思ったことを聞いてみる。

しっかり聞いていることが相手に伝わると、心を開いてくれて思わぬ面白い話を聞くことができるかもしれない。
それが、聞く力を身につけるステップなのかなと捉えた。

家庭や職場での会話でも基本的には同じ。
私の場合は、まず子どもから今聞いてた?と言われたらこの言葉が浮かんできそう。

▶︎印象に残った一節

やはり私が最終的に目指すところはどこかと問われれば、とりあえずゲストに「アンタの顔を見ていたらいつの間にか、喋っちゃったよ。あー、楽しかった」と嬉しそうに帰っていただくことです。

私もそう思ってもらえるととても嬉しい。それが聞くことの醍醐味かもしれない。

最後まで読んで頂きありがとうございました!
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