見出し画像

【読書の時間】もっとシンプルに楽しく生きていくには?

題名:エフォートレス思考
著者:グレッグ・マキューン


「無駄な努力を0%にして、成果を100%にする方法」私には程遠い、でも憧れる。そんな思考が気になって手にした一冊です。

・努力してるのに成果を得られない
・好きなこと、大事なことをやっているのにどこか楽しめない
・いつも頑張って疲れ切っている

という方にオススメです!

私がずっと座右の銘ならぬ、自分に課してきた言葉がある。

人の3倍努力して人並みになれる

自分は不器用で要領もよくないから努力でカバーするしか社会で生きていけないとずっと思っていました。
もちろん限界はあるけども、できる努力はやれるだけやって人並みには生きてきた。けど、いつまで経っても満足感は得られない。

あぁ、やっぱり自分は努力をしても何も得られない人間なんだと落ち込む。

他の人が成果を出しているのをみると更に落ち込む。

やっぱりもっと努力しなければ!と努力する…

それの繰り返し。そんな思考でぐるぐると回っていました。

よく言われる言葉は
「頑張り屋さんだね。」
「ほんと頑張ってるよね。」

「ありがとうございます」と笑顔で言いながら頭に浮かぶのは、「頑張っても成果がでないと意味がないし。」
「もしかして、そういう意味で言っているのかな…」

全然素直じゃない!!

今思えば(今でもありますが、)無いものねだりばかりで自分が本当に得たいものが何かが全く見えてなかったんですね。

自分は人並みを目指しているの?
人並みって何?
努力でそれを得られるの?
そもそも何を得たいの?

今ならこんな問いかけを自分にできるようにはなりました。

やり方を変えればがむしゃらに頑張らなくても成果も満足感も得られる。
きっとそういう道はあるのだろうと思うけど、不器用な私はそのやり方がわからない。
だから小さな実験と失敗を繰り返してやり方を見つけるしかない。
試行錯誤することで少しずつ無駄が削ぎ落されていくのだろう。

なぜ頑張ろうとしてしまうのか。

本書にもありますが、
頑張らないことを選ぶのは、居心地が悪い。手抜きしているようで、気まずく感じる。全力で頑張ることに慣れすぎているからだ。

まさにこれだ!

でも誰に対して気まずいのか?自分?他人?自分は頑張らずに成果を出したいと思っているんだから他人かな?
それとも過去の自分かもしれない。

でも過去と他人は変えられないんだからそこを気にしても仕方がない。
これからの未来の自分に目を向けてもう一度問いかけてみよう。

頑張らない=サボっている ではなく、
頑張らない=やり方を変えている


これからの自分の為にこの方式を意識していきたい。

ここで印象に残った箇所を3つ紹介します。

・頑張らないからこそ結果が出せる。

・ゴミから始める。最初から偉大なものはない。

・頑張って上手くいかないなら、別の道を探した方がいい


そして、最後にこんなメッセージがとても心に刺さりました。

人生は私たちが思うほど困難ではないし、複雑でもない。

もっとシンプルに、そして気楽に楽しく生きていこう♪

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,831件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?