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<#フォロワーからきた架空のタイトルの新書の感想を書く>を思いついた順から書いてみた(3)

Twitterで振られたネタに解答しようとしたら、思いのほか広がったのでnoteに一部をまとめたものの第3弾。稚拙ですが、ご容赦ください。

※第1弾はこちら。第2弾はこちら


『レッドサンホワイトクロス』

 タイトルを目にした瞬間、最近話題の架空戦記の新刊かと思い手に取った。内容は想像と全く違い、あの大戦下において捕虜や休戦協定などに奔走する法律家や軍関係者、外交官による文官の知られざる戦いを綴った記録であった。歴史に詳しいと自負していた自らを反省するとともに、「戦場」というフィールドの広さとその奥深さを知ることができる名著である。


『我らジョッフル航空隊、カリブに舞う』

 第3次世界大戦の激戦地のひとつ、カリブ海。編成間もないドイツ機動部隊は、強大な日英空母機動部隊へ対抗すべく、保有する正規空母・軽空母をすべて前線に展開せざるを得なかった。後方の旧大陸での訓練にあたり、使用できる空母はヴィジー・フランス海軍が保有する<ジョッフル>のみあった。皮肉なことにドイツ軍の海の荒鷲たちはフランスの空母で訓練を受け、遠いカリブ海へ旅立って行ったのだった。このことが近年のデタントと情報公開により明らかとなり、関係者からの貴重な証言をもとに構成された本著は、きわめて重要な史料として、必読の書である。


『第四次ソロモン海戦』

<比叡><霧島>の弔い合戦だからと言って、角田・神・黛指揮下の<大和><武蔵><長門><陸奥>によるガダルカナル近海での合衆国艦隊への白昼襲撃は、どう考えても狂っているとしか思えないし、そのあとのヌメーア追撃戦を誰が許したんだwww
あの補給の迅速さはGF司令部も噛んでるでしょwww



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