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【麻雀】多井隆晴は守備型か

私は勝負事で勝つことが好きだ。
必然、よく勝つ人間が好きになりやすい。
今回もまた、最強雀士多井について書きたい。

多井は常々守備型と言われているが、今季のMリーグではよく振り込み、よく上がるスタッツとなっている。

これをもって、今季は打ち筋を変えたのではという声があるが、そうは思っていない。

そもそも守備型という言葉の定義について、アガリを犠牲に放銃を減らす打ち方、とさせていただく。
その視点に立つと、多井は全然守備型ではないのだ。
放銃率は低いが、アガリ率やリーチ率はMの平均やそれ以上を記録することもある。
つまり、よくアガってめっちゃ振り込まない人、なのだ。

そのメカニズムはもちろんわからないが、多井は開けた瞬間〜3順くらいで、アガれるか否かの判断を限りなく正確にできるのではないか。
そうでなくてはあの参加率とアガリ率の説明がつかない。先制攻撃一辺倒ではムリだ。
そして、今季はアガれる、と思ったときにたまたまより速い他者が出ているだけだと思っている。

よく本人の言っている「半端に良い手の人間が一番危ない」というやつだ。

というわけで、多井隆晴は守備型ではない
そして、今季も終わる頃には放銃8%、アガリ21%あたりに落ち着くという予想をもって締めさせていただく。


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