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喜び、悲しみ、決意の2023。新年迎えて思うこと。

新年迎えた発信として、
”前年の振り返りと今年の目標を語る”をテーマに
会社のnoteで書いてもらった。

自分の考えを語っているけど、
ここでは個人noteらしく、
もう少しだけ個人的な気持ち綴りたい。


↓ ボーダレスハウス㈱公式 のnote。ぜひ~!


素直に喜び称えていく


先日1年の事業総括、2023年を"○に近い△"と表現した私。

2023年の事業は総じて良い1年だった。
既存事業は過去最高益の達成もあった。次につながる新しい取組みもたくさんあった。採用頑張って良いチームになってきた。

去年の僕らはほんとよくやったと思う。
というより、それは去年だけじゃなく数年前からの我慢と取組みが報われたという感じだ。


なのに”○に近い△” と評し伝えた私。

よかったけど、惜しいところたくさんあったね、まだいけるね。と。


我ながら
なんとも歯切れの悪いつまらん代表や。。。
夜の懇親会で酒飲みながら
みんなをながめながら
素直になれよ、と反省したわけで。。。



ん~ こんなさえない自分を、
時代と育ちのせいにしてみよう。笑

ビジネスの基礎を学んだ20代は
就職氷河期にリーマンショックも。

24時間働けますか、ととにかく量をこなした。「強烈な反省なくして改革なし」が前職ミスミのイズムで、まずは反省、課題出し。満足したら成長止るぜと。

だから
褒められた経験も少なく、
自分の成果も他人の成果も素直に認め、称えることが、なんだか苦手。

なかなかいいけど、まだまだやらなあかんやろう~と、常に自己暗示。

時代背景、文化的に40代でこういう人結構多いのでは?どうですか?関係ない?笑

この性格?スタイル?を変えたくて、
ここ数年結構意識しているポイントなんです。。。



はてさて、
そんな自己変革も続けていって
来年の年明けには
みんなで頑張って結果出して
気持ちよく○をつけて喜び合いたい。


父を亡くした年末


そんな総じて良い1年で終わるはずが、、、

12月に父を亡くした。

元気に長生きするぞと意気込んでいた72歳。
旅行先での急逝だった。

その日私は韓国出張中で
すぐに帰国したけど間に合わなかった。

これまでにない悲しみで
一生分の涙を流した
そんな12月。



波瀾万丈でヤンチャな人生を送った父だったが
私にはいつも優しかった。
子供の頃から
私のやることを父から否定された記憶が一度もない。

帰省しても多くを語ってはこなかった父と私だが
常に私を信じ
静かに、強く、応援してくれていた
そんな存在だった。

そんな父に対して
後悔や伝えたかったこと、いろんな想いはありすぎるが、、、もう遅い。



今思うこと、自分にできることは、

父が天国にいても
うちの息子は頑張ってるぞと
自慢できるような誇れるような
息子でありたい。

だから
父の分まで精一杯生きていく。
笑顔で幸せに生きていく。

そして、
生きてる間に
少しでも後世に良い社会を残せるように
魂を燃やして生きていきたい。

父を失った私だが、
こんな生きる理由、意志を 得た。



ありがとう。アッパ。



未来のために何ができるか2024


企業noteでも語ったけど
最後に次のチャレンジの話。

多様な価値観に出会う異文化交流体験を
日常生活の中で提供する。
僕らの事業、国際交流シェアハウスBORDERLESS HOUSEの本質である。

この体験と価値をもっと若い世代、子供たちに届けたい。
それを次のチャレンジにセットしたい。

異文化な環境が幼い頃から当たり前。
その方が絶対良い。
みなが共感するところだろう。
だからやるべきだ。


でも私は少しだけ違って
実体験がついてきた。


2023年小学生になった息子は、朝鮮学校に通っている。
通わせている、が正しいかな。
本人も同意してのことだけど、
毎日楽しく通っているのが今は何より嬉しい。

朝鮮学校はいわゆる各種学校という扱いで
制度的にもハンディキャップが多い。
学費も高いし給食もない。
生徒も少ないし
中学高校、大学への進学もやっぱり心配だ。

でも私は
彼に自己のルーツを知り学び育んでほしくて
日本の学校ではない、選択をした。



この選択、
めちゃくちゃ悩んだ。

本名を名乗り自己ルーツの強い自分でさえ
めちゃくちゃ悩んだ。



私は、人と違うことを活かしてきたし
これからはそんな時代さ、と語り啓発しているが
本当にそうなるのか。

自分の子供のことになると
急に不安になった。

ルーツだなんだ言いながら
実際には彼の人生に大きなハードルを持たせてしまう、そんな選択をしようとしている?みんなと違う厳しいレールを歩くことになる?


悩み抜いた末の決断を経て、
改めて、ふと、思うわけです。


マイノリティな僕らは
いつまでこんな悩みと葛藤せないかんねん と。

常に日本社会へのフィット感を意識しては、
自分たちの生きたい未来に
不安を抱え葛藤し続ける。

こんな葛藤は、
僕らの世代で終わらせたい。

息子が親になっても同じ葛藤をしようもんなら、
僕らの世代は何をやってたんだと
それこそ死んでも死にきれない。

本当の意味での
誰もが自分の在り方を自由に選択できる、
そんな社会へ。。。

願ってるだけではいかんぜよ、と
スイッチが入った。



貢献の仕方はいろいろ、
戦い方もいろいろ。

私には幸運にも
志を共にできる会社の仲間たちがいる。
共感し応援してくれるボーダレスの仲間がいる。

実現のために活かせる事業がある。



2024年は
こんなことを思いながら

私なりに
私にできることを
精一杯チャレンジしていこうと

心新たに。





↓合せて読んでみてくださーい。










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