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ボイトレ編④【音域を伸ばす】

ちゃっす!Shiki です!

皆さん、遂にこの時がやって参りました。
題して・・・

『シキさん…Twitterにあんなボイトレ動画載せてるんじゃ、シキ鯖入ってる意味ないっすよ…』

と、思われている方の為の、某動画の更に詳細解説!!

はい、実はこれがやりたくて計画してました。

「何か…もっとnoteを有効に使えないだろうか…」
「ボイトレ系は文字だけじゃ不十分だし…」
「俺の知識も実際、100%合ってる確証がない…」

そこで、検証としてTwitterに動画を上げました。
まず①に、間違いだと指摘する人はいるか。
②に、本当に需要があるのか…?

はい、検証結果。
否定どころか、MIX師さんや個人でボイトレを習ってる方から引用で「これは間違いない!」みたいな声を頂きました。
皆さんのお陰でもありますが、全ボイトレ動画100RT超え!

これらを踏まえ、僕は堂々と解説していこうと思います!!
やったねタエちゃん!
↑元ネタ胸糞系なので調べないでね。

①継続の意味を教えます

まず最初の動画で大々的にお話したのが…

「横隔膜が発展途上だったから」

この発言、何を伝えたいかと言うと…
『横隔膜、つまり歌に必要な筋肉が発展途上』だと言うことになります。

「横隔膜って、耳にはよく聞くけど、ぶっちゃけ場所とか分からん…」

はい、大天才のShikiさんは友達の医大生に教わりました!

胸部と腹部、胃より少し上にある『筋肉』です。
膜と付いているので、皮膚のような薄いものをイメージしている方も多いかと思いますが、横隔膜は『息に重要な筋肉』です。

もう何を伝えたいか分かりますよね…?

一朝一夕に筋肉って鍛えられないよね!!

だから、「継続」が必要になるんです。

でも、正直「横隔膜の鍛え方は簡単」です。
何故なら、「歌の練習や発声練習、僕の説明してるボイストレーニングをしていれば、一緒に鍛えられるから」です。

ボイトレ継続の意味って、「歌を上手くする」だけではなく、「必要な筋肉を鍛える」と言っても過言ではありません。

②ハミング練習は確実

上記の動画で、凄い早口に言っていると思うんですが、
「まず、ン~ってハミング練習とか…」って。

こんな簡単に言ってるコイツが、音域を上げる練習で一番必修科目です。

ソースは、MrsGreenAppleボーカルです。
ロックバンドやメジャーのJPOPであそこまで高音歌唱する男性ボーカルって全くいないですよね。
その、大森さんがレッスン生時代にずっとやっていたのが『鼻腔ハミング練習』だったと、当時同じレッスン生だった方に聞きました。

鼻腔ハミング練習って何?

すっっっっっごい、簡単です。

①口を閉じて

②喉を少し開いて

③「ン~~~!」と鼻から音を出す。

はい、これだけです。
これを永遠とやりましょう。(もちろん無理なく)
この鼻腔ハミングで出せない音は、地声で出せないと考えて大丈夫です。

③低音鍛える本当の意味

「低音を鍛えて、その成分で安定感を出す」
もちろん、この説明で相違はありません。

ただ

もっと詳細に説明すると、意識が変わり、もっと有用的に練習や、実際の歌唱に取り入れることが出来ます。

  1. 上記の通り、低音域を鍛える

  2. 低音を鍛える、と言うことは、喉を開いて胸式声(チェストボイス)を鍛えると言うこと

  3. 喉を開くと言うことは、喉も鍛えられるし…

  4. 胸の響きを強くする、と言うことは、胸部の下にある筋肉である横隔膜の安定感を増させると言うこと

どうですか?驚きました?
こういうカラクリになってるんですよ。

あとは動画の図式の通りです。

  1. 鼻腔ハミングで、上の響きを鍛える

  2. 低音練習で横隔膜等の筋肉を鍛える

これが、一番喉に負担なく、一番早い音域の伸ばし方です。
僕も学生時代に知っておきたかったです。

④次の動画の説明

実際に「取り合えず太く広がった音域」を「上手く扱う為」に必要なものが多くある、と説明してますね。

  • ブレスコントロール(呼気)

  • 鼻腔共鳴

  • 声帯閉鎖

  • 腹式の安定化

です!(キリッ
ハチワレ「なんかやること多いね…」

はい、それではここまでしっかり読んだ方。
この四項目、もう既に出来ています。

鼻腔共鳴と声帯閉鎖は『鼻声ハミング』で鍛えられます。
腹式の安定化は言うまでもなく横隔膜強化です。

ブレスコントロールは、置いときましょう(笑)

この2本目の動画で説明している内容と言うのは、最初の動画で習得したものを細かく段階説明している動画だと思ってください。

⑤まとめ

音域を広げるのは、簡単に言えば筋トレです。
喉・横隔膜の筋トレになります。

ミックスボイスとかって色々言葉を聞いて、裏声と地声を融合させる練習なんてものは、正直時間の無駄とさえ豪語できます。

ソースは僕です。
僕は、地声と裏声スルッと行き来を、16歳でマスターしました。
が、

動画でもある通り、23歳まで、Official髭男dismどころか、ドライフラワーすらまともに歌えませんでした。

どうしても歌に使えない。
どうしてもがなりや喉締めで誤魔化す。

これが、筋トレをサボった末路です。

僕が「基礎!」「継続!」とうるさいのは、「どれだけ練習しても思い通りに歌えない苦痛に悩んで欲しくないから」です。

少なくてもいいです。
声が出ないボイトレでも構いません。

出来るだけ毎日、5分でも、スマホ弄ってる休憩時間に少し喉を開いて呼吸を意識してみるだけでも構いません。

継続してみてください。
早くて半月、遅くても3か月で変わります。

いつもシキ鯖をありがとうございます。
僕も元気を湧けてもらってます。

2023.02.26 記述

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