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声帯結節から復活した時の話①

シイザカサユリです。

楽曲の話ではありませんが、ここでは過去に私が「声帯結節」を患った時のお話を振り返ろうかなと思います。

同じ症状に悩んでいる人など、参考にいただけたら幸いです。

まずは私の普段の生活ですが、
たばこ→全く吸わない。吸ったこともない。
酒→ほぼ飲まない。
コーヒー→毎日飲む。

といった感じです。

2019年秋、事件は突然に

私が声の異変に気付いたのは、同人音楽サークル、Readiness RecordにてNEW CITY YOKOHAMAを制作した頃、2019年の秋になります。

で、異変を感じ始めたのが、この頃↓

このラジオ内でも話をしているのですが、この一週前にけっこうひどい喉風邪をやりました。今聞いても、めっちゃ声がカスカスになっています(;O;)
この頃は、すぐに治ると信じていました。この頃はね…

そして一ヶ月後の11月…

全然治らないorzむしろ悪化している

①生活に支障があるほど地声が出なくなる
②高音が地声でないと全く出ない
③裏声が全く出なくなる
以後、手術を受ける翌年3月までこの状態が続くことになります。

最初は最近ボイトレをさぼっていたからだと思い、当時なんとカラオケに2日に一回行って声を出してしまいました。今思えば、それもとどめをさした原因だったかもしれません。

2020年春M3には新譜の発表も考えており、デモもすべて提出いただいていた時期でした。

このままじゃまずい。
このままじゃ、新譜発表どころか、一生声が出なくなるかもしれない。
生活の一部が無くなる恐怖を感じました。

そして異変を感じた10月から一ヶ月後、病院を受診しました。

声帯を専門にした病院は少なかった

声帯なので、耳鼻科受診となることは分かっていたので、最寄りから近い、病院のホームページにも声帯ポリープのことをうたっていた病院を受診しました。耳鼻科は夜でも激込みで、そこでも2時間待ちでした。
まあしょうがないと思い、外で食事を済ませ、そして自分の番になりました。
一番目の病院の受診結果は、「声帯ポリープ」。
薬を飲んで自然治癒以外に手はないと言われました。
そんな時間待っていられない!(;O;)(;O;)(;O;)ので、すぐに次の病院を探しました。

そして、少し遠い場所ですが、神奈川県の声帯を専門にした耳鼻科を発見し、以後半年間そちらにお世話になることになります。

声帯結節だった

粘膜組織である声帯が振動し、こすれ合うことで物理的なストレスが大きくかかり、両側の声帯膜様部の中央あたりに結節というペンダコのように硬い組織ができます。症状や治療法はポリープとほぼ同じですが、ポリープは血腫により筋肉組織が硬く盛り上がっているものであるのに対し、結節は表皮細胞が肥厚したものという違いがあります。また、ポリープは左右の声帯の片方にできるケースが多いのですが、声帯結節は両方の声帯にできるケースが多くなっています。
引用元:https://www.iwano-jibika.or.jp/polyp/ 

私も、左右の声帯に硬い組織が出来ており、声帯結節と診断を受けました。大半の原因は「声の使い過ぎ」「間違った発声方法」のようです。
私は明確に声が出なくなった時期がはっきり分かっていたのですが、仕事でも慢性的にクソデカボイスを出す職業だったので、それも原因にあったと思われます。
あまりに治らない場合は手術を検討するけれど、まずは漢方薬と薬で保存療法をすることになりました。

保存療法中にやっていたこと

①極力声は出さない
②歌うときはできるだけ喉を開くように
③ほぼ毎日温泉に通う

温泉だけ「あれ?」とおもうかもしれませんが、先生から「できるだけ毎日お風呂に入って喉をあっためて」と言われていました。
私が当時シェアハウスに住んでおりゆっくりお風呂が使えなかったので、最寄り駅の温泉に毎日通いました。
とにかく早く治して歌いたい、その一心でした。

新年明けても声は出ない

結果、保存療法では全く治らなかったのですね。
この時点で、2020年春M3での新譜発表は諦め、過去の作品の無償配布CDを出すことにしました。
そちらがこれです↓

ありがたいことにたくさんの方に手に取っていただけました。

1~2月は特に進展がないので省きます。
長くなってしまうので、3月の手術の話は別のページで書いていきます。

それでは、良いミュージックライフを。

↓続きはこちら↓完結編です。



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