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本紹介(2) 図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

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本紹介(2)


『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』
著:山崎元 大橋弘祐



一冊目に続き二冊目もお金の本です。
お金はとても大切なので。
では早速どうぞ

今回も株式投資の話が出てきているので
「株式投資とはなんぞや?」という方は
一つ前の記事を読んでください。


この本は
仕事を退職したり会社が倒産したりで
退職金500万円を何とか老後のために
増やさなきゃ!と思った筆者が
お金のプロフェッショナル 山崎元 さんに
話を聞きに行ったという対話式の本となっています。

皆さん銀行の口座に
預金や定期預金をしてると思いますが、
利息ってついてきますよね。
本当に微々たるものなので
あれが増えるのも待つなんて方はいないと思います。

じゃあどうすればお金を増やせるのかと
思った筆者はお金のプロに聞きにいきます。

そこでお金のプロである山崎元さんは
ポイントだけ押さえて素人でも分かりやすく
伝えています。

ここではポイントを更に噛み砕いてお伝えします。

①投資

手数料が安く、分散投資ができるインデックスファンドに投資する。

【インデックスファンド】ってなんだ??
という方がほとんどだと思いますので説明します。
まず【インデックス=指標】、
【ファンド=投資信託】です。

【指標】とはニュースなどで「日経平均株価」や「NYダウ」というワードを見たことないですか?
あれです。
日経平均株価は簡単に言うと日本代表企業225社が選ばれて算出した数値で日本の経済と考えると分かりやすいです。
NYダウはそれのアメリカ版みたいに思っておいてください。
なのでこれらの数値が上がっていればこれから先の景気は良くなっていくでしょう!って感じです。

【投資信託】とは株って結構高いんですね。
皆さんご存知Appleは1株15,000円くらいですし、
コカコーラも1株5,000円、Amazonも1株35,000円くらいします。
こんな高いの何個も買えないよ!!
しかも一つの銘柄に絞った時には企業の業績下がった時には…なんて事もあります。
なので
投資信託とは「みんなからお金を集めますよ!!
集まったお金で高い株を買って儲けは皆んなで分配しましょう!」と言うものです。
なので投資信託を買えば高い株もいくつも買えるしリスクも分散出来ると言う事なんです。

ここでようやく【インデックスファンド】という
言葉に戻りましょう。
インデックスファンドは指標に基づいた投資信託なのです。
メリットとしては
・人を介す事が少ないので手数料が安い
→手数料が高いとせっかく儲けたのに儲けが減ってしまう。
・人が選ぶより勝率が高い
→アクティブファンドという投資家がリサーチして銘柄を選ぶ方法より機械に任せた方が勝率が高い。
・分散投資ができる
→一社集中で大損する可能性を少しでも減らせる。

選ぶべき銘柄や投資の始め方については実際に本を手に取るか色々調べてみてください。


②トクする制度の活用

「NISA」や「確定拠出年金(iDeCo)」といった節税効果のある制度を最大限に利用する。

まずは【NISA】について
普通は投資で運用すると利益の約20%を税金として持っていかれる。
20%!!?100万の利益が出たら20万円も
税金持っていかれるの!!?いやだ!!!
って事でNISA枠内で購入した株に関しては
期限内であればいくら利益が出ても税金取りませんよというもの。
更にいつでも引き出せるという優れモノ。
これは必ず活用しよう!!絶対だ!!!

次に【確定拠出年金(iDeCo)】
これは個人でやる年金。
毎月いくらずつ積み立てていってそれで運用してもいいし元本保証型もあるよ。
運用してもそこで出た利益には税金取りませんよと言うもの。
更にはこの積立した金額分、所得税引いてあげる(稼いでないことにしてあげる)よという。
なので節税になる。
だがiDeCoには注意点もあって、年金というくらいなので60歳までは引き出せない。
60歳まで生きるか不安だなという人はやらなくても良いだろう。
因みに僕はiDeCoはやっていない。


③保険

民間の保険には入らず、保険料の分を運用に回して、
病気や怪我など、何かあったときはそこから使う。

保険に入らなくてもいいの??
病気や怪我をした時に心配じゃないの??
って僕も思いました。

ですが山崎さんが言うには
月に5,000〜20,000円ほどの保険料、
40年払い続ければ
250万〜1000万円ほど必要になる。

保険とは「損な賭け」だと。
病気になったら得をして、ならなかったら損をする。平均的には損をするように出来ている。

保険料には実際には
・人件費
・保険会社の必要経費
・CM費用
・詐欺のコスト
なども含まれていると。

詐欺のコストというと保険金詐欺のこと。
何か無くしたと嘘を言って保険金を貰うとか不正受給とかそんなもの。
そんな物にも支払った保険金が使われているのは確かに勿体無い。
『民間生保の医療保険では、掛金の半分近くが自分の保証以外に使われている』のだと。

それでも、もし病気になった時にはどうするんですか?
そんな時には『高額療養費制度』というものがあると。
もし月に数万円以上(年収400万程度で約8万円)の
医療費がかかった際には、それ以上は国が負担してくれる制度。
保険適用の治療であればつかえる。

でも二人に一人は癌になると言うし癌になった時には健康保険対象外の先進医療を受けたいじゃないですか?
半分の確率で癌になるからこそ、貯金をしなさい。そもそも癌治療の大半は保険医療で済むから、高額療養費制度を使えば良いと。

なるほどなぁ、と思って友人にその話をすると
その彼も高額療養費制度を使った事があると。
更に年に4回以上高額療養費制度を使うと4回目以降は基準(先程の約8万と言ったやつ)が半額になるそう。
この辺りは自分の年収で月に幾らまで支払えば良いのかチェックして必要な時には申請してください。

あとは
「結婚は得か」
「家は買った方がいいの?」
なども書いてあるので是非読んでみて欲しい。

とても面白くスラスラ読む事が出来たので
オススメの一冊です。

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