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カメラ・写真撮影を楽しみながら上手くなるための心構え

今回は趣味の話をしようと思います。

一応、一眼レフカメラを趣味にしてから7年経つのですが、あまり上手くなるための活動というのをしたことがありません。
楽しく気の向くがままに撮ってると楽しいのですが、なかなか上達しない。かといって上手くなろうと模索しても、どうしていいかわからない。

多分、「写真がうまくなるには?」というテーマは多くのカメラを趣味にする人がとても悩むところだと思います。

そんな中、最近写真が上手くなるための方法の一つが分かってきたので、自分用のメモも兼ねてまとめようと思います。

自分の感性を大事にしよう!

どうしても上手い写真を撮ろうとすると、お手本と呼ばれる写真を一生懸命参考にしたり、構図の勉強、色の勉強を頑張ったりしようと思います。
それはとても大事なことなのですが、構図の型をたくさん覚えたり、いいねがつきそうな色のレタッチをしたりすることに集中して、自分の感性を置き去りにしてしまっていた時期がありました。
純粋に「自分の写真はきれいか」「きれいな写真とは何か」と思う心ですね。

写真家の西田航さん(キヤノンユーザーなのでよくYoutube見てます)は写真が上手くなるために「自分の欲望を表現せよ」と言ってました。
自分の感性を大事にすることが最初に、前提としてこなきゃいけないのです。
「楽しいから撮る」「撮りたいから撮る」「自分が良いと思った写真を投稿する」でいい、むしろそれが大事なんですよね。

写真や撮影技術を勉強する意味とは?

その上で、写真やカメラの知識を勉強すると、自分の撮りたい写真の幅が広がるのです。
たとえ他人に評価される写真を撮りたいと思っても、大事にすべきなのは自分がどう思うか、感じるか、なのです。

「構図」を例に話をします。
おそらく、写真をいっぱい撮っていて、写真が上手な人の中にも、構図の型をあまり知らない人はいると思います。彼らは、自分が良いと思ってる写真を撮ってるだけで良い写真が撮れるので、構図の勉強が必要ないのです。

とはいえ、構図の知識を学ぶことで、

  • 自分が良いと思う構図のパターンを知ることが出来る

  • 撮影現場であれこれ「良い写真ってなんだろう」と考えなくて良い

  • 自分にとって良い写真」の言語化ができる

ので、初心者でも短期間で良い写真とは何かを理解でき、実践できるようになります。
一方、
「とりあえずよくわかんないけど基本構図通りに撮ったら(誰視点かはわからないけど)良い写真がとれた!」
というスタンスも、きっかけとしてはいいと思います。が、後々自分の撮りたいものがわからなくなって、意欲が減っていくんじゃないかと思います。そして、ただでさえ重いカメラを持ち歩くのがおっくうになる。
(個人的には、「他人や万人が良いとする写真」という観点はあまり考えなくていいと思います。
写真活動って、自分が良いと思う写真をとり、それを他人に共有する活動ですから。
もちろん多くの人に共感されれば嬉しいですが、それはあくまでも自分の感性から出発したときの話です)

勉強するときの心構え

最近私は、写真の技術、例えば構図の勉強をする際には、実例を見て、自分が良いと思えるかを考えています。なるべく失敗例も見て、成功例のほうが良い写真と言えるか、と。これでもし良いと思えないなら、その構図を積極的に取り入れる必要はない。大事なのは、「自分にとって良い写真が撮れるための構図」を知ることですから。
写真を勉強する際にいろんな人の写真を鑑賞・観察するのは有効だと思いますが、「正解」を求めることよりも自分の感性と対話することに重きを置くのが良いと思います。

おわりに

今回は心構え(なんて書くと偉そうですが)の中でも、勉強をする際にどうするか、という事を書いてみました。
以前構図の勉強をかなりしたことがありましたが、自分の写真に活かせずむしろ血迷ったことがありましたので、今回整理できてよかったです。
もちろん、理屈抜きにいっぱい撮ることも大事です。しかしその際にも自分の感性に耳を傾けるのことは大事なテーマだと思います。

今後もカメラ趣味での気づきを書いていこうと思います。
お読みいただきありがとうございました。

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