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わたしの心理機能

MBTIの心理機能について、ネット、MBTI書籍、人とワークをするなどで結構調べて、わかったこと、疑問に思うことが結構出てきました。

私のタイプ・INFJの心理機能が私の中でどのように機能しているか、個人的な解釈を含めて書こうと思います。

※MBTI公式の情報(ユングの理論、マイヤーズの理論含む)、ネットの情報を織り交ぜながら個人の見解を書いています。正しいとは思わず、参考程度にとどめておいてください。

第1機能:内向直観(Ni)

頭や心で物事を見る認知パターンで、モノごとをパターン化したり、関係性を見出したりする機能です。
自分の根幹をなす心理機能で、ほとんどの考え事でリーダーとなる社長的ポジション。「考えること」の中身は思考機能ではなく実は直観がメインじゃないかと思います。
内向直観は常に動き回り、暴走しているようにも見えますが、それ自体が苦になることはほとんどないですが、周りの機能とのバランスで苦しさを生むことがあります。

第2機能:外向感情(Fe)

Niは私の心のリーダーだけではなく、内界のリーダーも兼任してます。そして、外界のリーダーを務めるのが外向感情です。Niと腕を組む取締役的ポジションです。おうちから出て人に合うとき、内的世界にいた私がFeを目覚めさせることで外界にログインして、社会で認められた人間になることが出来ます。私が人間性をもつのはコイツのお陰、なければただの狂人です。NiとFeがお互いに働くことで、引きこもりすぎない、IとEのバランスの取れた人間になっています。
ところでこのFeは波が激しく、暴走することも多いししぼむことも多いです。暴走すると、自己犠牲的な精神を持ち始めたり、人に八つ当たりしそう(これはFi説もある)になります。逆にしぼむと、引きこもりがちになったりします。Feは後述のTe、Ti、Fiらにコントロールを受けることがあり、バランスを保ったり、逆に乱されたりします。

第3機能(+第7機能): 内向思考(Ti)、外向思考(Te)

さて、第3機能ですが書き方が文献によってまちまちです。日本MBTI公式は第3機能は内外両方の心的態度があるとし、TiとTeが働くとしています。一方ネットに多いのは「第3機能はTi、TeはTiの対となる第7機能」という見解が多いです。日本MBTIには第1機能~第4機能以外の3つの心理機能については理論的に言及していません。一方ネットでは残り3つ(4つ)の心理機能を「影の機能」などまちまちな呼び方をし、Tiを第7機能とする記事でも役割の解釈がバラバラだったりします。

私は(現段階では)TiもTeも第3の役割として、重要なポジションにいると感じます。思考機能は客観性があり、人類の英知である科学を使いこなせます。そして合理性も強いため、資本主義経済をたくましく生き延びるためのキーマンとなります。私はF型ながら、環境的に(理系大学など)思考機能をみっちり鍛えあげられたので、なおさら優秀な技術者であるわけです。さらに、Fe(とFi)とは違い、安定して能力を発揮し、制御もしやすい。重宝しない選択肢はないのです。

しかし、悲しいことに、私の心の根幹はNiとFeで、経営者ポジションなので、TiとTeはしょせんプレーヤー。よくて中間管理職。武器として使われるだけで心のメインに鎮座することはできないのです・・・

第4機能:外向感覚(Se)

第4機能は劣等機能と呼ばれ、「内なる教師」として、特徴的な使い方をされます。詳しい説明はほかの本や記事に譲ります。

五感を通じて外界の情報をつかむことは生きる上で重要な機能で、これが無いとテストで問題文を誤解するなど、致命的な能力の欠陥になるわけです。
なので、使うのは苦手だけどいなきゃ困る機能といえます。
会社でたとえるといわゆる裏方のスタッフでしょうか。たとえ方が正しいかわかりませんが、Ni、Feの経営者、Tのプレーヤーがいる中で、書類作成やお茶くみといった単純作業をする役割がSeさんです。べつにこの会社が特別書類作成のプロというわけではなく、Seさんも人並みにしか仕事ができないけど、Ni、Fe、Tは単純作業が絶望的にできないため、会社を回すうえで必要な存在になっている、という感じでしょうか。。。

(第5機能: )外向直観

さて、Niと対を成すNeですが、あまり意識的に使われている感もなければ、生活で重要と思ったこともありません。直観を外で出しても、周りが驚くだけだけと思っているからでしょうか。どちらにせよNiが強すぎるのでNeの存在はよく忘れます。

(第6機能:)内向感情

MBTI公式には言及がないですが、個人的にはとても重要なポジションです。
内向感情を機能させるという事は、自分の気持ちを大事にすること。これによってストレスを大幅に緩和させることが出来、Feの暴走も抑えることが出来ます。
一方でFiが暴走すると大きな問題になります。対のFeが縮こまり、Ni、Fi、Tiしかいなくなる。内界に強く引きこもり、3つの心理機能がタッグを組み、反芻思考のループが始まります。INFJが病む大きな要因に似た状況になるわけです。

(第8機能:)内向感覚

一番理論とは遠い機能なので知識も少ないですが、主に過去の経験を引っ張り出す機能らしいです。
第8機能は悪魔の機能と呼ばれるらしいです。Siが悪い意味で使われる場面とすれば、忘れたい過去の苦い思い出がフラッシュバックし、苦しめられるというところでしょうか。それに着目すると、確かに悪魔といえそうです。が、別に思い出は悪いものばかりじゃないしなぁ……と思ったりもします。

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