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わたしたちが“本音で話せない”理由ーその1

こんばんは、高井咲友莉です。

パートナーシップにおいて、
「本音で話す」って
とっっっっっっても、大切です。

本音で話すためには、

1.自分の本音を知る
2.相手に本音を伝える

この二つに手順が分かれると思います。

●“自分の本音”って、掴みづらいもの?

今日も個人セッションを
させていただいてきたのですが、

本当にわたしたちって、
自分の本音をうまく隠しているし、

なんなら、
それは割と確信犯的に
“分かっていてやっている”
場合もありますよね。

一方で、
本当に自分の本音を掴めない、
なんてお話を伺うこともあります。

この2つの共通点は・・

「本音を言って
 良いことがなかった」

これに尽きます。

本音を言ったら、怒られた。
本音を言ったら、ドン引かれた。
本音を言ったら、いじめられた。
本音を言ったら、嫉妬や攻撃を受けた。
本音を言ったら、親を困らせた。
本音を言ったら、迷惑をかけた。
本音を言ったら・・etc

とかく、
本音を言うことにまつわる
“良い思い出がない”ばかりか、

上記のような、
良くない思い出に溢れていたりします。


●本音は、見ようとしなければ、ドンドン見えなくなる

そうなんです。

傷ついた経験や怖かった経験があると、
“自分の本音なんて、ろくなもんじゃない”
と「学習」しますから、

そんな本音になんて、
氣づかない方がいい、となります。

だって、本音って
氣づいてしまったら
黙っていることが負荷になりますよね。

氣づいたなら、本来は
言ってしまいたいのが“本音”です。

言うを我慢するくらいなら、
言っても良くないことが起こるなら、

「本音そのものに氣づかない方がマシ」

となるのが
わたしたち人間の性(さが)です。

でも、そうすることによって、
自分の本当の本音というのは、
ドンドン見えなくなり、
より一層、自分では
掴めなくなってしまうのです。


●“本音を話しているつもりで、ぜんぜん相手に伝わっていない”ときに起こっていること

そう感じることが、
あなたの日常の中にあるとしたら、

あなたは、あなたの本音を
日常的に“掴めていない”可能性が高い
です。

あなたが“本音”だと思っているソレが
実は、まったく本音ではなかったー

そういうことは、実は
カウンセリングやセッションの現場では
決してめずらしいことではありません。

ご本人は、
“とっても本音を言っている”、
そう思っていることは
重々伝わってきますし、
それに嘘がないことは
お聴きしていてわかるのですが、

ところがですね、
「それ、ぜんぜん本音じゃないよね」
ってツッコみたくなることは
結構、多々、あります。笑

でも、それくらい、
本音を掴めなくなるような事情があったし
掴んだところでいいことがなければ
本音を掴むことは止めてしまう。

そうした“事情”を感じながら
お聴きしています。


セッションの現場では、

「実際にどういうふうに、
 どんなことばで伝えているのですか?」

とお聴きします。

その時、わたしは
相手になったつもりでお聴きします。

すると、すぐ分かるんですね。

“こりゃ、言いたいことは言えてないな”

“この言い回しでは、
伝えたいことが伝わってないだろうな”

そして、
どこが、どういうふうに
相手には伝わっていない可能性が高いのか、

その場で
レクチャーさせていただいています。

皆さん、途中でだんだん氣づかれます。

「こりゃ、本当に
 これまでは伝えられてなかったな」と。

過去の、
“うまくいかなかった/嫌だった”経験が、
物事をストレートに表現することに対して
無意識的に大きなブレーキをかけます。

それによって、
本音は必要以上にオブラートに
包まれたかのようになってしまい、

見事に本音は、相手に伝わらないのです。

そして、ご自身でも
本当の本音を捕まえられてないことが
ほとんどなので、

まずは「本音を知る」ところから
セッションは続いていくことになります。


次回は、

では、具体的に
どうやったら自分の本音を
あらためて知っていけるのか?

自分の本音に
今から、氣づいていけるのか?

「自分の本音を知る」には?

ワークなどご紹介しつつ、
その先の2.相手に本音を伝えるへと

入っていきたいと思っています。

お楽しみに♡

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