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経営者セミナーに行った話・前篇(U1000)

(970文字)

※面白半分でセミナーに行った話です!当方不真面目な人間なので、有益な情報を求めている人はUターンすることをおすすめします※

思い出話をする。
だいぶ前の話になるので名称や細かな部分の記憶が欠落しているのはご容赦願いたい。 


「朝の会にいくと、本当にいいことがある」

大学生の頃、同じサークルの人物から“尊敬する先輩”という人を紹介され、その先輩に朝の会なるものに誘われた。(早速だけれど、名称が朝の会だったのかは定かではない)

なんでもその朝の会では、起業家や経営者が登壇しありがたいお話をしてくれるそうだ。

私は根っからの夜型人間で、学校や会社がなければ延々夜ふかしし続ける。徹夜明けの朝5時半きっかりに朝マックを食べに行くという一周回って早起きみたいな生活になったりもする。
そんな感じなのであまり乗り気ではなかった。

最初は断ろうかとなんとなく考えていたが、朝の会の参加者はホテルの朝食ビュッフェがワンコインで食べられるらしい。二つ返事で参加を決めた。

朝の会の開始時間は6時だったか6時半だったか。遅刻厳禁と言われた。
しかし当日、その朝の会なるものの開催場所が自宅から1時間半以上もかかる場所だった。 
若干の後悔をしながら目覚ましのアラームを5分おきにセットしてなんとか起床し、会場へ車を走らせた。

ホテルに到着し、“先輩”と合流し会場へ向かう。
「そんなに気を張らなくてもいいからね」
あぁ、感情が顔に出ていたか。

会場はホテルの一室を借りているようだ。
講堂へ入る直前、入り口付近で冊子を取るよう指示された。冊子は文庫本サイズかA5サイズほど。そこまで大きくはない。

講堂の中には会議用の長テーブル1つに対し2つのパイプ椅子がワンセットでずらりと並べられ、講演者が立つ場所と思われる講堂の一番奥にはホワイトボードが配置されている。

会場にはもう殆どの参加者が到着しているようだ。30人ほどが中にいただろうか。

テーブルはまばらに埋まっており、“先輩”に「前の方に座りなよ!」と促されたので前から3列目の席に座った。
横には50代くらいの白髪交じりのメガネを掛けた男性。隣、失礼しますと会釈をして腰掛けた。 

ジリリリリリリリリッ!!
ベルが鳴り、しん……と静まり返る会場。

おぉ〜(心の声)

ここらへんの記憶が曖昧だが、なんか歌を歌った。初めて聴く歌だった。


ーつづくー

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