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海外での初めての熱と持っていくべき薬

モントリオール・ケベックシティでの3泊4日一人旅を終えてトロントに戻ってきた2日後のこと。朝起きると喉の痛みと鼻水の症状がありました。喉の痛みは水を飲んで和らぎましたが、鼻水が収まらず、嫌な予感がしました。

その日は1週間の休み明け最初の授業があったので、なんとか気合いで乗り切りましたが、夜になるにつれて体がしんどくなっていきました。トロントにきて半年ちょっと、風邪は引いてきませんでしたが、寝る頃には熱が上がり完全な病人になってしまいました。

幸い、日本から持っていった薬を飲んでずっと寝ていたらだんだんと調子が良くなってきました。発熱した翌日である昨日は一日中文字通り寝たきりでしたが、今日は洗濯したり昼ごはんを食べたりと割とまともな活動ができています。

海外では日本のように病院にかかることが難しいケースがほとんどです。かかりつけ医などいないし、病院まで距離もあります。私は日本の大学の規定で保険に入っているため治療費はカバーされますが、それでも治療費は高額なのと、まともな治療がすぐに受けられる保証が無いため、こちらでは健康保険に加入している現地の人ですら滅多に病院に行こうとはしない印象です。私のカナダ人のルームメイトも「病院にいってもすごく待たされるから行かない」と言っていました。

出国前、旅行医学(海外渡航者を対象にした医学)の専門家の医師が長期留学に向けて持っていくべき薬として3つを紹介してくれました。
「総合感冒薬(かぜ薬)・解熱鎮痛剤・整腸剤」です。特にブランドの指定などはなかったので、海外に長期でいく方は手に入りやすいものを買うといいと思います。私は近所のドラッグストアに行って総合感冒薬としてパブロンSゴールドW、解熱鎮痛剤としてアルテスミンファーストDX、整腸剤として正露丸を買って持っていきました。

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どれも小さくて荷物にはならないと思います。

特に解熱鎮痛剤には助けられました。夜、発熱で眠れなかったり、関節痛の症状があったりしたため、本当に持っていって良かったと感じます。総合感冒薬についてはいまいち効果が実感しにくいですが、1日寝込んだだけで快方に向かったのはもしかしたらこの薬のおかげかもしれないです。何より薬があると安心感があるんですよね笑

というわけで、まだ完全に病気が治ったわけではありませんが、長期留学に持っていって良かった薬でした。留学に向けて常備薬を持っていこうと考えているけど、何を持っていくべきかわからないという人の参考になれば幸いです。もちろん、症状が重篤な場合は海外でも病院に行ってきちんとした治療を受けてくださいね。


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