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新規事業責任者が選ぶ、新社会人が読むべき本5選

こんにちは、DOMOTOです。

Web3の流行、AIの隆盛など、VUCAな世の中で
社会人になることに不安な方も多いと思います。

一方で、多くの社会人の方はAIやWeb3とは無縁の
職種につき、まずは配属された環境で成果を出すことが求められます。

特に社会人1年目~2年目で成果を出せる人と、
そうでない人とでは、20代・30代前半に向けたキャリアパスが
大きく変わります。

そこで、現在新規事業の責任者をしている私より
4月から社会人になる皆さまへ、オススメの本5選を紹介します。

1.『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著)

本書では、個人や組織の成功のために重要な7つの習慣を紹介しています。効果的なリーダーシップ、自己管理、対人関係スキルの向上に役立つため、新社会人には特におすすめです。

▼概要
『7つの習慣』は、スティーブン・R・コヴィーが提唱する個人と組織の成功に不可欠な習慣を紹介する自己啓発書です。コヴィーは、成功する人々の共通点を分析し、その基本原則を7つの習慣にまとめました。これらの習慣は、個人の自己管理、対人関係スキル、リーダーシップ能力の向上に役立ちます。

  1. 積極的に行動する

  2. 目標を明確にする

  3. 最優先事項を優先する

  4. ウィン・ウィンを目指す

  5. 相手を理解し、理解される

  6. シナジーを創造する

  7. 継続的に自己研鑽する

この7つの習慣を身につけることで、自分の人生に主導権を持ち、より効果的な人間関係を築くことができるようになります。新社会人にとって、この本は自己成長のためのバイブルとなり、仕事や人間関係での成功につながります。

2.『マインドセット』(キャロル・S・ドゥエック著)

成長マインドセットと固定マインドセットの概念を提唱する本です。自己改善や人間関係の向上に役立ち、新たな環境での適応力を高めるためにおすすめです。

▼概要
『マインドセット』は、心理学者キャロル・S・ドゥエックが提唱する「成長マインドセット」と「固定マインドセット」という2つの思考パターンについて解説する本です。この概念は、個人の達成や自己成長に大きな影響を与えるとされています。

固定マインドセットは、自分の能力や才能が変わらないものと信じる思考パターンです。この考え方を持つ人は、自分の能力を評価されることを避け、失敗を恐れる傾向があります。これに対して、成長マインドセットは、努力や経験を通じて自分の能力や才能が伸びると信じる思考パターンです。この考え方を持つ人は、困難に立ち向かい、失敗から学ぶことができます。

本書では、成長マインドセットを養う方法やその効果について、実例を交えて詳しく説明されています。学業、スポーツ、ビジネス、人間関係など、さまざまな分野で成果を上げるためには、成長マインドセットを持つことが重要です。

新社会人にとって、成長マインドセットは自己改善や新たな環境への適応力を高めるために役立ちます。また、人間関係の向上やチームでの協力も円滑になるでしょう。『マインドセット』は、自分の考え方や態度を見直すきっかけとなり、人生において成功への道を開く一冊です。

3.『ゼロ・トゥ・ワン』(ピーター・ティール著)

この本では、起業家精神とイノベーションを重視し、競争を避けて独自の価値を創造する方法を解説しています。新社会人がビジネスの世界で成功するための考え方を学ぶことができます。

▼概要
『ゼロ・トゥ・ワン』は、シリコンバレーの起業家で投資家のピーター・ティールが書いたイノベーションと起業に関する本です。本書では、競争を避け、独自の価値を創造する方法を提案し、将来の成功に繋がる考え方や戦略を紹介しています。

ティールは、ゼロからワン(独創的なイノベーション)を生み出すことが、経済発展や個人の成功に不可欠だと主張します。一方で、既存のものを模倣し、競争に参加することは、インパクトが低く限界があると指摘しています。

本書のポイントは以下の通りです。

  1. 独自のビジョンを持つ

  2. 競争から離れ、独占的な市場を目指す

  3. 長期的な計画を立てる

  4. 時代のトレンドを超越し、未来を予測する

  5. 強力なチームを構築する

  6. セールスとマーケティングを重視する

  7. イノベーションのためのリスクを取る

新社会人にとって、『ゼロ・トゥ・ワン』は、ビジネスの世界で成功するための独自の考え方やイノベーションを追求する姿勢を学ぶことができる一冊です。将来、起業を目指す人だけでなく、企業で働く人にもインスピレーションを与え、新たな価値創造に繋がる考え方を提供しています。

4.『ハウ・トゥ・ウィン・フレンズ・アンド・インフルエンス・ピープル/日本語訳:人を動かす』(デール・カーネギー著)

この古典的な名著は、人間関係の構築やコミュニケーションスキルの向上に焦点を当てています。新社会人にとって、効果的な人間関係の築き方を学ぶのに最適です。

▼概要
や人間関係の構築に関する名著です。本書では、他人との関係を築き、人々に影響を与える方法を紹介しており、ビジネスやプライベートなど、あらゆるシーンで役立つスキルを学ぶことができます。

主なポイントは以下の通りです。

  1. 他人に興味を持つ: 真摯に相手に興味を持ち、リスペクトを示すことで、相手からの信頼を得る。

  2. 笑顔を絶やさない: 笑顔は、親しみやすさや好感度を高める効果があります。

  3. 相手の名前を覚えて使う: 名前を使うことで、相手に親近感を感じさせ、関係を深めることができます。

  4. 相手の意見を尊重し、批判しない: 他人の意見や感情を尊重し、批判や否定を避けることで、円滑なコミュニケーションが可能になります。

  5. 自分の意見を柔軟に持ち、説得力を持つ: 自分の意見を他人に押し付けず、相手の立場に立って説明することで、相手に納得してもらいやすくなります。

  6. 相手に良い印象を与える: 他人の成功や努力を認め、褒めることで、良好な関係を築くことができます。

新社会人にとって、この本はコミュニケーションスキルを向上させ、人間関係を構築するための基本的なテクニックを学ぶことができる貴重な一冊です。これらのポイントを実践することで、仕事や人間関係での成功につながります。

5.『ゲット・シングス・ダン』(デビッド・アレン著)

この本は、タスク管理や時間管理の方法を紹介しており、効率的に仕事をこなすための「GTD(Getting Things Done)」というシステムを提案しています。新社会人が仕事の生産性を上げるために役立ちます。

▼概要
『ゲット・シングス・ダン』は、デビッド・アレンが提案するタスク管理や時間管理の方法を紹介する本です。本書では、効率的に仕事をこなすための「GTD(Getting Things Done)」というシステムが提案されており、そのプロセスによって、ストレスを軽減し、生産性を向上させることができます。

GTDの主なポイントは以下の通りです。

  1. キャプチャ: 頭の中のタスクやアイデアをすべて書き出し、情報を整理します。

  2. クラリファイ: 書き出したタスクやアイデアを明確にし、実行可能なアクションに変換します。

  3. オーガナイズ: アクションをカテゴリー別に分類し、優先順位を決めます。

  4. リフレクト: 定期的にタスクリストを見直し、状況に応じて調整します。

  5. エンゲージ: 決められたタスクに取り組み、実行します。

新社会人にとって、『ゲット・シングス・ダン』は仕事の生産性を上げるために役立ちます。GTDシステムを実践することで、タスクの優先順位が明確になり、効率的に仕事を進めることができるようになります。また、タスクの整理や管理を行うことで、ストレスを軽減し、仕事やプライベートのバランスを保つことができるでしょう。本書は、仕事のスキル向上だけでなく、人生全般の質を向上させるための一冊です。

新社会人になって、一番大事なことは自分の信念は持ちつつも、
まずは、何よりも結果を出すことです。

周りの方が何と言おうと、まずは成果を出しましょう。
※法律を守らないとか、そういった論外な職場の場合は除きます。

成果を出すことは、周りからの信頼を獲得すること、
お客様の事業成長に貢献すること、経営者からの信頼を得ることなど、
全ての面において、あなたを救ってくれます。

成果も出さず、仕事の悪口を言っている無意味な同期や先輩は
頑張っているあなたを、「まじめだね」と批判するかもしれません。

短期的には辛いかもしれませんが、その人たちは30代になっても
同じことを続けています。

なぜか?
自分よりも若く、成果を出している人が上司になり、
自分よりも若く、成果を出している人に指示をされ、
今更、頑張ってももう無駄である。

むしろ、頑張らずに批判をしているほうが、
自分のプライドを守れると勘違いをしているからです。

スタートアップでは「grow or die」といわれますが、
正にその通りです。

失敗は全く「die」ではなく、むしろ成長の糧です。

何もしないこと、進歩していない事に怯えられるように、
日々、努力をしていきましょう。

ビジネスはとても楽しく、とても刺激的です。
皆さまの活躍をお祈りしてます!


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