初めてのロジカルシンキング:「空・雨・傘」で簡単に始める
「ロジカルシンキングを身につけたい。」と思っている人はいませんか?
仕事を行う上でロジカルに物事を考えるのはとても必要なチカラです。
例えば、顧客にサービスを提案するにしても、
「我が社のサービス人気なので買った方がいいですよ。」という人と、
「お客様のこのような課題を解決できるので、我が社のサービスがおすすめです。」
という人では圧倒的に後者の方が信頼されるはず。
ロジカルシンキングは、経験していない問題を解決する思考法であり、相手を納得させる話し方なのです。
でも、いざロジカルシンキングといってもなにを学んだらいいのか難しいですよね。
僕も今なおロジカルシンキングを学び続けていますが、ビジネスパーソンが最初に取り掛かるのにおすすめなロジカルシンキングが「空・雨・傘」です。
空・雨・傘とは
”空・雨・傘”とは、物事を論理的に考える際のロジカルシンキングの一種です。
空(事実)をみて、雨が降りそうだと感じたら(解釈)、傘を持って行こうと思う(対策を講じる)という一連の流れを表しています。
これって、私たちが普段何気なく行っていることですよね。
このように、事実をみて、自分の頭で考えて、対策を講じる。ということができればロジカルシンキングができているということになります。
「そんなこと当たり前にやっているよ」と思うかもしれませんが、果たして本当にそうでしょうか?
事実がよくわからない状態で対策をうとうとしていることってありませんか?
自分の頭で考えず他人から聞いた内容で打ち手を打っていませんか?
まったくできていないとは言いません。
ですが、ビジネスシーンになると空・雨・傘のフレームワークに基づいて考えられている時と考えられていない時があるのではないでしょうか?
いつでも空・雨・傘
ロジカルシンキングを身につけるなら、まずはいかなるときも空・雨・傘のフレームワークに則って考えるような癖をつけましょう。
僕がやっている思考のトレーニングとして、ニュースや気になる情報を見たら”事実”として書き留める。(空)
自分なりの解釈を仮説立てて書いてみる。(雨)
対策や打ち手を考えてみる。(傘)
ということを行なっています。
これをするだけで、何気なく見ているニュースや本の読み方が変わってきます。
ぜひ思考のトレーニングとして取り入れてみてください。
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