マガジンのカバー画像

からっぽけっと「雑記」

37
ポケットの中は空っぽ。 読み飛ばして頂くための雑記。
運営しているクリエイター

2020年10月の記事一覧

Day28,「Floated through」Inktober2020

 自分で言うのはなんだかなぁ、と思うし、かっこつける気もなく、むしろ自虐に近いが、僕は随…

sig.miyauchi
3年前
4

Day26,「Hideout」Inktober2020

 昔から、屋根裏小屋、秘密基地、隠れ家、みたいなものが好きだった。多分男の子はみんな好き…

sig.miyauchi
3年前

Day25,「Buddy」Inktober2020

 金曜日、前々から進めていた転職活動の最終面接が終わった。面接は呆気なく、10分程の社長面…

sig.miyauchi
3年前

Day24,「Dig up」Inktober2020

 古本が好きだ。 角の擦れた手触りが好きだ。新本より安く買えるから好きだ。ぱらぱら捲ると…

sig.miyauchi
3年前
2

Day23,「Ripped jeans」Inktober2020

 高校生の頃流行っていたのは、ELOやTokyo graffityなどの雑誌だった。今から思うと割とどう…

sig.miyauchi
3年前
1

Day22,「Chef de cuisine」Inktober2020

 大学時代、選択講義で仏語か中国語を取る必要があった。中国語はなんとなく分かる気でいたし…

sig.miyauchi
3年前
3

Day21,「Sleep well」Inktober2020

 アマゾンプライムデーでベッドを買った。ダブルベッドだ。ついでにダブルのコイルマットレスも買った。流石に掛け布団は新調はしなかったが、布団カバーは新しくすることにした。 まず届いたのはマットレスで、圧縮されているのにその時点で、想像していた倍大きかった。ダブルなのだから当たり前である。当たり前であるけれども、古い家の異常に急な階段を持ち上げねばならないのだから、ふっと気が遠くなった。必死で持ち上げると、今度は開けて、出してみたくなった。 ギチギチに圧縮されたビニール袋に鋏を入

Day20,「Coral sea」Inktober2020

 怖かったことを思い出そうとすると、意外にも旅先の出来事ではなく、幼少期の事に集中する。…

sig.miyauchi
3年前

Day19,「Dizziness」Inktober2020

 19日目にして、書き溜めが尽きた。去年も中盤から書き溜めが無くなり、毎日いつやめるかのチ…

sig.miyauchi
3年前
2

Day18,「Trap in moment」Inktober2020

 雨が降り、寒くなった。我が家の中もしんしんと冷え付き、朝方など布団を抜け出し下ろした足…

sig.miyauchi
3年前

Day17,「Stormy love affair」Inktober2020

 ぶーん、と音がして、会場は暗くなる。緑のライトだけが点いている、ぼんやり照らす。そのう…

sig.miyauchi
3年前
2

Day16,「Rocket out」Inktober2020

さあママ 街を出ようよ激しい雨の夜だけど 支度はなんにもないから 裸足でドアを開けるだけ 形…

sig.miyauchi
3年前

Day15,「View from outpost」Inktober2020

 学生時代、学校行事で毎年登山をしていた。側から聞けばハイキング程度のものかと思うが、2…

sig.miyauchi
3年前
3

Day14,「Armored spilits」Inktober2020

 父は、弓を引く。 言葉通りの意味だ。革命家でも、音楽家でもなく、ただ本当に、弓を引く。昔から弓道場に連れて行かれては、弾かれる弦や的に矢が当たる時の、びぃん、ばすっ、というような音を聞いていたから、当たり前のことだと思っていた。世間一般では、弓を引く機会なんてそうそうない、と知った時は、びっくりしたものだ。 いつだったか、夏の道場で暇を持て余した私を、高校生か大学生か定かではないお姉さんが、見兼ねて構ってくれた。オロナミンCを買ってくれたのを覚えている。違うけれどなんだか、