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週末はSIGMAオリジナル映像で過ごそう!

こんにちは、マーケティングを担当しているMです。

今回から新しい企画「SIGMAの知ってほしいところ」をスタートしました。このコーナーでは、知られているようで知られていない、SIGMAが皆さんに知ってほしいところを紹介していきます。

一回目の今回は、SIGMAの新しい短編映画「しんしん」の公開を機に、SIGMAのオリジナル映像作品についてご紹介したいと思います。
手前味噌で恐縮ですが、SIGMAは本当に映像クリエイターとの出会いに恵まれていて、どの作品も製品や企業を抜きにして純粋に楽しめる内容になっています。

長雨の折、気になる作品があれば是非ご自宅でゆっくり楽しんでくださいね。
まずは最新作からのご紹介です。

【最新作】短編映画「しんしん」

山中有監督×SIGMAによる短編映画第二弾。
全編がSIGMA fpとSIGMA製レンズで撮影されています。
当初国際映画祭へのエントリーも予定しておりましたが、コロナ禍の影響なども鑑みた結果、2020年6月25日一般公開に踏み切りました。

しんしん_ポスター

公開:2020
監督:山中 有(BLUE DOCUMENTARY)
映像長さ:約36分

後ほどご紹介する一作目の短編映画「blur」に続き、SIGMAの事業の原点である"写真を撮ること"の意味やそこに存在する気持ちにフォーカスすることは変わらず、今回はさらに物語として深く本質に切り込む内容になっています。
実際の事件をベースとし、社会問題を取り入れた重めの設定ながら、沢山の魅力的なキャラクターがまさに笑いあり涙ありで物語を展開し、作品に惹き込んでくれます。

キャプチャ

また、本作ではDP2 Merrillが重要な役割として登場しています。先行上映を行った"fpフェス"では代表の山木から「そんなに電池もたないだろ!という声も聞こえそうですが…」と自主つっこみも。同時代のSIGMAカメラ製品をお持ちのユーザーは懐かしい気持で楽しめるかもしれません。

実は私も本作を初めて見たのはfpフェスの会場でしたが、社員であることも、更に仕事中であることも忘れて夢中になって見入ってしまいました。それくらい本当に没入して楽しめる作品だと思います。
もはやSIGMAの事は忘れて1本の映画として楽しんで頂きたいです。

こちらの作品は是非、以下リンク先のスペシャルサイトからご覧ください。山中さんの制作にかけた想いをはじめ、撮影監督の上原 宏光さん、演出・スチル撮影を担当した澁谷 征司さん、そして本作の音楽を担当した中島 ノブユキさんという豪華制作メンバーのインタビューや、制作陣の詳細なクレジットがご覧いただけます。



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ここからは過去の映像作品から、特に見て頂きたいお勧めタイトルをご紹介していきます。

SIGMA Aizu, Japan|Chapter.1,2,3

SIGMA唯一の生産拠点、会津工場を紹介する映像作品です。
2012年のSIGMA GLOBAL VISION発表と共に公開された本作は、大きな反響を呼び、SIGMAのものづくりへの姿勢を体現する作品になりました。
2014年からは続編を公開、Chapter3ではドキュメンタリー形式となり、工場カスタマーサービス部門で働く社員の生の声を届けています。

公開:2012年(Chap.1)、2014年(Chap.2)、2015年(Chap.3)
監督:山中 有(BLUE DOCUMENTARY)
映像長さ:約5分(Chap.1,2)、約7分半(Chap.3)

山中有さんがSIGMAの映像制作を初めて手掛けた作品です。SIGMAのものづくりへの実直さをそのままかつ美しく伝える本作はSIGMAを代表する映像作品となり、その後の山中さんとのプロジェクトへ繋がっていきました。

山中さんのインタビューはこちら▼

ちなみに、映像などから雪深いイメージの強い磐梯町・会津工場ですが、夏が涼しいかといえば全くそんなことはなく、会津盆地の影響で東京以上の猛暑になることも少なくありません。冬も夏も非常にストイックな環境です。


A movie filmed with SIGMA 24-35mm F2 DG HSM | Art

後にシネレンズ化もされた、24-35mm F2 DG HSM | Artのプロモーション映像です。フルサイズ対応かつ高解像であり、当時広角ズームでは初のF2通しという明るさからムービー撮影にも最適であることを紹介する目的だったのですが、コマーシャルの域を超えたとても上質なドキュメンタリー作品に仕上がっています。

公開:2015年
監督:山中 有(BLUE DOCUMENTARY)
映像長さ:約6分

SIGMA映像シリーズの隠れた名作。この際レンズはさておき、味わい深いおじいさんの語りと美しいギリシャ・サントリーニ島の風景をお楽しみください。


Made in Aizu

作り手と使い手、そして彼らを取り巻く環境にフォーカスした「Made in Aizu」。Lマウントアライアンスの発表を行った、2018年のドイツ・Photokinaに合わせて制作されました。
出演している工場社員とその家族、そして写真家も、実際に工場で働く従業員や各国でSIGMA製品を使いフォトグラファーとして活躍している方々です。

公開:2018年
監督:藤代 雄一朗(DRAWING AND MANUAL)
映像長さ:約5分

監督を務めたのはDRAWING AND MANUALの藤代 雄一朗さん。こちらのインタビューでも触れられていますが、映像の世界に入るきっかけになったのが前出の山中監督による「SIGMA Aizu, Japan」であるというのですからすごい巡り合わせです。

1:57の転換には本物の水槽を持ち込んで撮影したり、会津工場上空にドローンを飛ばしたり、一週間でパリ、ロンドン、香港の3か所の海外ロケを行ったりと、ハードな撮影だったようです。その甲斐もあり「SIGMA Aizu, Japan」とはまた違った角度からSIGMAの想いを表現する重要な作品となりました。

本作に使用されている、音楽家haruka nakamuraさんによる書き下ろし楽曲も必聴です。

Made in Aizuのスペシャルサイトはこちら▼

山中有さん、藤代雄一朗さん、SIGMA代表山木による鼎談映像はこちら

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SIGMA fp Concept Movie

2019年に発表されたSIGMA fpのコンセプトムービーです。世界最小・最軽量、そしてシームレスでスケーラブルという全く新しいミラーレスカメラを直感的に伝える内容になっています。

公開:2019年
監督:辻川 幸一郎(GLASSLOFT)
映像長さ:約2分

監督に辻川幸一郎さん、撮影に蓮井幹生さんというこれだけでも豪華なメンバーに、なんと音楽はCorneliusによるオリジナル楽曲。自社の企画ながらこの座組に決まった時には思わず立ち上がりそうになりました。

制作には照明、美術、特殊機材など大勢のプロフェッショナルの皆さん、そして魅力的な出演者の皆さんが参加してくださり創り上げられた本作。
もしカメラ自体には興味がなくても、純粋な映像作品として間違いなく楽しめる映像作品だと思います。

辻川さんへのインタビューと、蓮井さん、Corneliusの小山田さんからのメッセージ、制作陣・出演者のクレジットはこちらから▼


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短編映画「blur」

SIGMAの普遍的なメッセージである「写真の素晴らしさ」を題材にした、山中有監督×SIGMAによる初の短編映画です。
丁度本作と同じ2016年に新規事業としてスタートしたSIGMA CINE LENSのHigh Speed Zoom Lineで初めて撮影された映画作品にもなりました。

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公開:2016年
監督:山中 有(BLUE DOCUMENTARY)
映像長さ:約15分

アメリカで撮影された本作はハリウッドのプロダクションとの制作になったそうです。登場するトレーラーハウスも実際に人が住んでいるものを借りてきたものだとか。
一見SIGMA製品が一度も登場しない本作ですが、ワンシーンだけdp Quattroが登場しています。ぜひ探してみてください。

本編は是非、あらすじやメイキング映像、制作クレジットなども掲載された以下のスペシャルサイトでご覧ください。より深く「blur」の世界をお楽しみいただけると思います。


最後に

今回はSIGMAの主だった映像作品を紹介させていただきました。
他にも様々なプロモーション映像や製品のプレゼンテーション映像などを制作しているので、SIGMAの公式Youtubeチャンネルもぜひチェックしてみてください。



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