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fpシリーズのカラーモード|パウダーブルー編

SIGMA社員が独断と偏見でSIGMA製品への思いを語るコーナーです。

今日の当番|M

こんにちは、SIGMA広報部です。

本日ついにSIGMA fpの最新ファームウェア「Ver.3.00」が公開されました。
新しいカラーモードや電子ビューファインダーへの対応など、fpユーザー待望の機能追加だけでなく他にも色々と機能の追加や改善が図られています。

SIGMA fp FW Ver.3.00アップデート内容
●新しいカラーモード「パウダーブルー」「デュオトーン」追加
●カメラの設定をQRコード画像として保存したり、読み込める「設定の保存/読込」機能搭載
●電子ビューファインダーELECTRONIC VIEWFINDER EVF-11に対応
●ELECTRONIC VIEWFINDER EVF-11使用時にモニター切替レバーが「EVF」のままでも、再生ボタン、MENUボタン、QSボタン等の操作時は、カメラの液晶モニターで画像の再生やメニューの操作が行える「LCDへの自動切替」機能を搭載
●後ダイヤルの方向ボタンで直接フォーカスフレームを移動できる「ダイレクトフォーカスフレーム移動」機能を搭載
●AELボタン、方向ボタン、トーンコントロールボタン、カラーモードボタン、撮影モードボタンに、露出補正や絞りプレビューなどの任意の機能を割り当てることができる、「カスタムボタン」機能を搭載
●ディスプレイモード設定に、撮影中やカメラを操作していない時に液晶モニターを消灯する「LCDオフモード」を追加
●液晶モニターの画面を静止画ファイルとして保存できる「スクリーンショット」機能を搭載
●AF撮影やMF撮影時の拡大表示中でもフォーカスフレームの移動が可能に
●映像記録のフレームレートに、「24fps」、「48fps」(解像度FHDのみ選択可)を追加
●ディレクターズビューファインダー機能で選択できるモデルにRED社の「KOMODO6K」を追加
●任意のアスペクト比、もしくは撮像素子上の絶対寸法を入力できる「カスタムフレーム」をフレームガイド機能に追加
●「ホワイトバランス」の「色温度設定」の設定値による調整を50Kステップで行えるように仕様変更
●AFの精度、動作安定性、追従性の向上
●フリッカー抑制機能の強化
●JPEG画像の画質の向上
●その他、各種改善

ずらずらっと大ボリューム!
Ver.2.00でもかなりの機能追加がありましたが、今回も大変に盛りだくさんです。

「AFの精度、動作安定性、追従性の向上」「フリッカー抑制機能の強化」はfpユーザーにとって嬉しい機能改善ですね。
「フレームレートに24,48fps追加」「フレームガイド機能にカスタムフレーム追加」といった機能追加は動画撮影の用途を大きく広げそうです。

●ELECTRONIC VIEWFINDER EVF-11使用時にモニター切替レバーが「EVF」のままでも、再生ボタン、MENUボタン、QSボタン等の操作時は、カメラの液晶モニターで画像の再生やメニューの操作が行える「LCDへの自動切替」機能を搭載

こちらは事前予約制で行ったfp Lの体験会でお客様から頂いた意見も元に開発、追加された機能だそうです。

発売後もより良く、より使いやすく、大きな機能追加から小さな改善まで、どんどんアップデートされていくのはユーザーとしてもとても嬉しいですね。
是非fpをお持ちの皆様はアップデートして頂き、その成長具合をお楽しみいただければと思います。
外付け電子ビューファインダーEVF-11ユーザーの方はこちらのアップデートもお忘れなく。


新カラーモード|パウダーブルー

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今回はfpでも使えるようになった、fpシリーズの新カラーモード「パウダーブルー」をご紹介します。
今回は静止画でのご紹介ですが、もちろんfpシリーズの15種類のカラーモードは動画モードでも使うことができます。動画撮影にもパウダーブルー含め豊富なカラーモードを是非お役立てください。


今回も多摩川での撮影。カメラはfp L、レンズはIシリーズから65mm F2 DG DN | Contemporary35mm F2 DG DN | Contemporaryの2本を使用しました。

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前回のデュオトーン編では堰堤や石など直線的でゴツゴツした被写体を中心に撮影してみましたが、パウダーブルーは川や植物など自然のものにとてもよく合います。

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露出を調整することでまったく違った雰囲気になるので、ライブビューを見ながらいろいろと試してみると楽しいです。

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思っていた5倍は便利なクロップズームは今回も大活躍です。

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少し移動して二ヶ領用水へ。
用水路沿いの桜並木はお花見の時期とても綺麗ですが、今の新緑の季節も静かで良い雰囲気です。すでに蚊がたくさんいたのでお出かけの際にはご注意を。

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清々しい空気とパウダーブルーの透明感がぴったりでした。

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カラーモードがカメラにプリセットされていて良いことは、やはり撮影している瞬間の気持ちに合わせて切り替えられることだなと改めて感じました。初夏の爽やかな空気の印象とパウダーブルーがぴったり合う、そんな身体的にとても心地よい撮影ができました。


fpシリーズのコンセプトムービーを手掛けた辻川幸一郎さんがスタートした、アーティストGutevolkとのコラボレーション企画 ”めざめる惑星”ではfp Lとパウダーブルーを使ったコマ撮り映像が公開されています。
朝の散歩の気持ちよさが映像と音楽から伝わってくるようです。SNS上で毎朝更新されていくようなので、この交換日記がどのように続いていくのかとても楽しみですね。


思い立ったその日がパウダーブルー日和。ぜひfp Lでもfpでもお楽しみいただけたらと思います。


今回使用した機材