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💿ザ・ディランⅡ - アルバムは「ラスト・コンサート」がベスト -

何十年とジャズ中心ですが、結構な頻度で昔のアルバムを聴きたくなります。

数日前もザ・ディランⅡ を聴きたいと、持っているレコードを出してみました。下画像左端の「悲しみの街」のオリジナル・ザ・ディランはザ・ディランⅡ と似ているようで違うようで・・・、その辺りは書き出すと長くなるので割愛します。

レコード3枚

ザ・ディランII(ザ・ディラン・セカンド 1971年 - 1974年)は、大塚まさじ(メインヴォーカル・ギター)と永井洋(リードギター・サイドヴォーカル)のフォークデュオ。あるいはバンド。

最初期は1960年代末の大阪のフォーク喫茶「ディラン」に集まった西岡恭蔵、大塚まさじ、永井洋の3人を中心としたフォークソング集団だったのだが、3人編成のグループ「ザ・ディラン」としての活動が、中心となってゆく。

出典:Wikipedia

見出し画像は、ライブ「時は過ぎて」のジャケット表面で、下の画像が裏面です。

裏面のスナップ写真左が大塚まさじさんで、右が永井ようさんです。写真にはそれぞれ右下に日付が入っており、左が75.4.1で、右が75.2.2となっています。1974年11月27日、池袋にあるシアター・グリーンでのライブが終わって数ヶ月後の撮影ですね。

今でもこの写真を見ると、「もう終わったよ、やりきったよ」そう本人達が語りかけているように感じます。

レコード裏シャケット

iTunes の環境(余談)

今までの音楽記事も含めてレコード中心の生活をしている風ですが、事務作業中はレコードをひっくり返すのを忘れるので、普段は「 iMac の音声出力→アンプ→スピーカー」の流れで聴いています。ちなみに、下記画像は iTunes 内ディランⅡ のライブラリです。

ちなみに、iMac の iTunes には 12,803項目 / 38日 / 271.95GB と表示されますので、12,803曲入っていて聴くのに38日かかるってことなのでしょうね。

ディランⅡCD

今は iTunes もどうなっているのでしょうか。 Adobe シリーズの CS6 を使っているために、いまだ iMac の OS を最新に出来ない環境です。

意味不明の余談はここまでで、お気に入りの曲をレコードの中から紹介します。

ラスト・コンサート(1975.5.10発売)

ライブ「時は過ぎて」

通常とは逆ですか、最後に販売されたアルバムから紹介します。理由は、このアルバムがあまりにも良くて、他を聴く前に是非なのです。二人のアコギにボーカル、そして小さな会場ゆえの少ない拍手と、余計な音は一切入っていません(と言い切りましたが、ハーモニカがたまに入っています)。そのアルバムの1曲目「ガムをかんで」です。

ファースト・アルバム(1972.4.10発売)

きのうの思い出に別れをつげるんだもの

このアルバムから選ぶのであればヒット曲「プカプカ」がベストでしょうが、私的には、Bob Dylan の I Shall Be Released のカヴァー曲「男らしいってわかるかい」ですね、やっぱり。

ラスト・アルバム(1974.9.25発売)

この世を悲しむ風来坊に捧ぐ

サードアルバムでありながらラストアルバム。このアルバムからは、「風景」が最高です。中塚正人さんのカヴァーですが、詩も良いうえにヴォーカルの大塚まさじさんがいい味だしています。

僕がよぼよぼのじいさんになったならば
僕は君を連れ この街を出るんだ

きっと待ってるさ 故郷の山や河が
生まれ育ったあの土のにおい

僕たちの行くところ 僕たちの住むところ
故郷のあの丘さ あの雲の下さ

僕がよぼよぼのじいさんになったならば
僕は君を連れ この街を出るんだ

あれから35年

解散ライブから35年、2009年の1月30日に入ったことのない寝屋川市内の小さなバーへ行きました。カウンターとテーブル1つか2つの小さな店に、永井ようさんがライブをするとの事で。下の画像はその時のものです。

note へ書くのに永井ようさんのホームページがあったので当時の記事を読むと、次の日は還暦ライブと書かれていました。今の私と同じ歳、となると現在72歳かな。
まだまだ歌い続けて欲しいものです。

永井よう


ザ・ディランⅡ は西岡恭蔵さんと大塚まさじさんのオリジナル曲中心ですが、何故か3曲中2曲も数少ないカヴァーからの紹介となってしまいました。

追記

追加して頂きました。

<了>

※ レコードジャケットの著作権を考慮し、以前の記事における画像サイズを小さくしています。そのため画質が荒くなり、文章内容が理解しにくい場合があるかも知れませんがご理解下さい。他の投稿も、順にやり直しています。

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