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ガレット・デ・ロワとブリオッシュ・デ・ロワ

年明け早々、知り合いのおばさまから、”Tirer les rois”やるからってメールが来た。
どうやら、陶器で作った人形(fêve)をガレットに入れ焼いたものだとか。一般的にはGallete des roiと呼ぶことが多いらしい。
イエス・キリストが神の子として見い出されたエピファニー(公現祭)の日、1月6日に食べるというのが風習だそうです。
NHKラジオのまいにちフランス語講座でも取り上げられていたので、会社で話を聞いてみたら、南仏ではBriocheに入れるのが伝統的らしい。しかも、毎日のように会社のカフェスペースに置かれてたようだ。(確かにあったけど、それとも知らず無視してた。。。)
そんな中、街を歩いていると普通に売られているのを発見!

右がガレット、左がブリオッシュ。

ルール説明

fêveの個数は決まっていませんが、1個か2個。適当に切り分け、fêveを引き当てた人が王様(Roi)になります。(どうやら、空豆のようなfêveを引き当てた人は女王様になるとNHKでは言ってましたが、会社で聞く限りはそうではなかったので、地域によっても変わるのかな?)
王様になったら何ができるのだろうか?そこまではまだ調査不足ですが、日本のように命令できるのかな?
あとは、王様は、次回の王様ゲームの主催となり、ガレット・デ・ロワを手配しないといけないようです。

ひとり王様ゲームにチャレンジ

記念にブリオッシュ・デ・ロワを買ってました。その店は、fêve1つだと9,90€(1200円程度)、2つだと10,90€。2つもいらないので、9,90€の方にしました。

帰り道に摘み食い。味は日本で食べるよくあるパンの味。砂糖が塗されてますが、甘過ぎず、ばくばくいけそうです。

出てきたfêveはこんね感じです。まだ、パン生地が付いてますが、後で洗ってあげます。

fêveはいろんなものがあるようで、fêveコレクターもいるそうだとか。
日本でいうとお雑煮みたいなものなのかな?

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